eラーニングの基礎や仕組み・使い方を徹底解説!【2020年】

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eラーニングの基礎や仕組み・使い方を徹底解説!【2020年】

マーケティング担当の貴田岡です。今回の記事では、eラーニングの基礎や仕組みを分かり易く解説した記事になってます。
eラーニングとは一体何か?という基礎の話から、eラーニングの歴史や発展に関連が深い内容も詳しくご紹介してます!

「これからeラーニングを「学びたい・使ってみたい!」とお考えの方に向けた記事になっております。

eラーニングと聞くと……
「なんだか難しそう、設定が複雑そう、自分でもできるのかな?」と不安に思うかもしれません。

今回の記事を参考にeラーニングの基礎や仕組みを、一緒に学んでいきましょう!

 

目次はこちら

  • 1.eラーニングとは
  • 2.eラーニングの歩みについて
  • 3.eラーニングを支える学習管理システム(LMS)
  • 4.まとめ

 

eラーニングとは

eラーニングとは

eラーニングとはパソコンやスマートフォンなどの電子機器とインターネットを利用することによって、「時間や場所に縛られず、自分のペースでスキルアップ」を行うことができる学習システムです。

eラーニングとは ⇒ electronic learningの略称であり、「パソコン・スマホ・タブレットなど、様々なデバイスを利用して行う学習形態」を指し、学びを電子化にした教育手法のことをいいます。

※現在では、オンライン学習のイメージが強いeラーニングですが、もともとはCD-ROMやDVD-ROMなどの記録メディアに保存されたコンテンツを組み合わせて行う「オフライン学習」が一般的でした。
 

eラーニングの歴史の始まり

eラーニングとは

eラーニングの起源は、1950年代にCAIと呼ばれる、「コンピュータで教育を支援できないか」という考えから、アメリカを中心に開発がスタートしました。

コンピュータを使った学習システムの開発は1950年代から行われてきたのですが、当時はまだまだ認知度も低く、世間一般的にも知られていませんでした。

今では当たり前のように使われているeラーニングも当時は、コンピュータ支援教育(CAIまたはWBT )などと呼ばれていました。

CAI(computer-assisted instruction または computer-aided instruction)

CAIは、教育学(教育工学)と学習理論(学習心理学)をベースに情報科学(情報理論)の三者から構成されています。
現在のeラーニングの元になっている考え方で、コンピュータを利用して、「学校教育や研修に、コンピュータを利用する」ことを目的として活用されました。
(後にWBTへ)

※日本でのCAIの研究は1960年代から始まり、1970年代に入って先駆的なシステムが実用化されました。しかし、顧客仕様に合わせた個別システムの機能が強く、またシステムとしての柔軟性に乏しかったため一般教育機関への普及には至りませんでした。

WBT(Web Based Training)

WBTは、インターネットに接続されたコンピュータなどを通じ、教材を配信し学習を行うことができるシステムのことをいいます。
WBTでは学習履歴はもちろん、教材やプログラムまでもサーバ上で一括管理できるように発展しました。

▼WBTの特徴

インターネットを介し、個々の学習者が教材閲覧・試験などを行うことができる
地理的・時間的制約にとらわれない
教材と学習者履歴を管理するLMS(Learning Management System)を組み合わせて構成される

WBTなどの発展とともに、1990年代にeラーニングという表現が現れます。eラーニングは当初、企業や学校、自宅にあるパソコンでの学習に限られていました。しかし、ITのインフラが進み、スマートフォンやタブレット機器が急速に普及するのに応じて、学習場所や時間を選ばないモバイルでの学習が可能になりました。

 

eラーニングの歩みについて

eラーニングという言葉が初めて使われたのは、1999年11月にアメリカのフロリダ州にて開催された「TechLearn 1999」です。それまで CAI、WBT、オンラインラーニング、遠隔教育などさまざまな名称で呼ばれていたものが、初めてeラーニングという言葉に統合されて示されました。

 

eラーニングの歴史 世の中の動き
①1950年代 ~ アメリカでスタート 「コンピュータで教育を支援できないか」という考えから、アメリカを中心に開発が始まりました
②1950年代 ~ Windows95の登場・発売

「パソコンの発達・普及」に従って、主にCD-ROMを教材とした学習方法が進む
1995年、爆発的人気となったWindows95が発売され、一般家庭にもパソコンが普及

③2000年代 ~ 日本でも本格的に
2000年、当時の森内閣が日本型IT社会の現実を目指す「e-Japan構想」が打ち出される
④2000年代 ~ スマホ・タブレットの普及
2000年代後半からiPhone・Androidに代表されるスマートフォンや、さらに大型なタブレット端末が登場し、eラーニングはさらに大きく変化する
⑤2020年代 ~ コロナ禍により市場が急成長 新型コロナウィルス感染拡大により、学校では在宅学習・企業では、在宅勤務が一気に進む。


日本において大きな変化があったのは2000年です。当時の森内閣が日本型IT社会の現実を目指す「e-Japan構想」が打ち出され、2001年には特定非営利活動法人「日本イーラーニングコンソーシアム」が発足しeラーニングの普及促進事業が本格的にはじまりました。
eラーニングを普及させるきっかけになったのは、1995年のWindows95の発売です。
Windows95の登場がeラーニングの歴史を変え、コンピュータを使った学習、研修を世の中に普及させる起爆剤となりました。

 

eラーニングの登場によって、私たちの学習はアナログ~デジタルへ

eラーニングの歴史

eラーニングの登場・進化によって、学習者は誰の目も気にせず、24時間好きなタイミングでスキルアップを行えるようになりました。
デジタルデバイスが世間一般的に広がるまでは、私たちの学習や研修は、いわゆる集団授業・集団研修の形式で行うことが当たり前の時代でした。

多くの学習者が1つの場所に集まり、テストの配布から採点、学習状況の確認も行い、全てにおいてコストが掛かっていました。
現在ではスマートフォンのようなモバイル端末を用いた「手軽に・どこでも・勉強できる」eラーニングが主流になってきてます。

eラーニングの現状とこれからの課題

インターネットやパソコン、スマートフォンの普及により、講師と学習者の双方向性は実現しました。
しかし、いま注目されているのは、学習者同士が円滑に、コミュニケーションを取り、学びの質を高める学習形態です。

学習者同士がコミュニケーションを取ることで、学習意欲の向上や維持に高い効果が期待されています。
 

eラーニングの未来

今後はAIの活用が期待されています。
大量の学習データをAIが分析することによって、一人一人に沿った学習内容や教材の選定を自動で行い、学習効率をさらに高めることができると期待されています。また、VRの活用も進んでおり、従来のeラーニングでは不可能だった実技を伴う学習もeラーニングで解決できる時代が近づいています。

英国のテクノロジー調査企業「Technav」によると、VR教育の分野は2021年までに現在の9倍の17億ドル規模の市場にまで成長すると予想されており、VR×教育はビジネスとしても大きな可能性を秘めた分野です。

 

eラーニングを支える学習管理システム(LMS)

eラーニングとは

学習管理システム(LMS:learning management system)

LMSとはLearning Management Systemの略で、学習管理システムともいわれます。LMSは、eラーニングの実施に必要な学習教材の作成や配信・成績データなどを統合して一元管理することが出来るシステムです。
LMSの構成は大きく分けると「eラーニング機能と管理機能」に分けられます。

LMSを導入することで、管理者は学習者の、「学習状況の進捗度」や「学習成果」などを一元管理することができます。

LMS開発の背景

通信環境や社内ネットワークが整備される前は、インターネットも普及しておらず、CD-ROM、DVD-ROMなどの記録メディアををつかって教材が配布されていました。

2000年代になると、ADSLや光回線が一般家庭にまで普及し、企業内でも全てのパソコンがネットワークに接続されるようになりました。

パソコンがインターネットに接続され、インターネット上で、eラーニングを提供することに特化したソフトウェアとして、LMS(Learning Management System)が登場しました。インターネットの普及などに伴いオンラインでのeラーニングの学習環境が生まれたことにより、企業がeラーニングを採用する機会が拡大しました。

LMSが登場した時代、LMSは主に大企業によって利用されていました。大企業が資本力と技術力を使い、自社専用のLMSとそのLMSで教材の開発を進めており、一部の企業や組織でしか使うことができない代物でした。

※ADSL:アナログ電話回線を利用し、ADSLモデムを通してデータ通信を行うインターネットサービスです。
 

LMSの主な機能

eラーニングの普及促進・標準化を進める特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソーシアムでは、LMSの主な機能を以下のように紹介しています。

学習者の登録、変更、削除
教材の登録、学習者への教材の割り当て
学習者個人の学習履歴、学習進捗状況、成績の管理
成績集計、統計分析機能
情報共有用の掲示板の設置や、学習者に対するメール送信
参照元日本イーラーニングコンソーシアム

 

LMSの4大機能

LMSには、「教材を管理する」、「教材を配信する」、「アカウントを管理する」、「成績を管理する」の4大機能があります。
 

LMSの機能その1:教材を管理する

LMSの機能によっては、運営者が予め登録している教材しか使えないようなシステムもあります。自身で作成したコンテンツを登録できたり、システム内でコンテンツを作成できるシステムをLMSの中でも特に「LCMS」と呼ぶ場合があります。

LMSの機能その2:教材を配信する

eラーニングの学習教材はLMSの中に全て保存されLMSの中に格納されている教材を、インターネットを通じて受講者の端末に配信されます。
動画を再生する、コンテンツを学習する、試験を実施するなどの「~する機能」のことです。どんなLMSにも必ず存在する機能ですが、LMSによって扱える教材の種別は異なります。

LMSの機能その3:アカウントを管理する

・ユーザ自身に登録させる
・管理者が1人ずつ登録する
・管理者がCSVで登録する
・外部システムと連携して登録する

LMSの機能その4:成績を管理する

学習者の学習状況も全てLMSに記録されます。そのため、大企業で多くの受講者がいた場合でも学習状況を一元管理することができ、様々なセグメントで学習者の管理・分析が可能です。
 

SCORMによる規格統一

SCORM

LMSが様々な企業から提供され、バラバラの規格になると利用者の利便性や使い勝手が損なわれてしまいます。そこで、LMSの業界ではSCORM(スコーム)という標準規格を設けましょうと提唱されました。

SCORMは、eラーニングのプラットフォームとコンテンツの標準規格です。こちらは、アメリカの国防省系の標準化団体ADL (Advanced Distributed Learning Initiative) が制定しています。

現在はSCORM規格が標準になっており、提供会社の違うLMSを利用していたとしても、教材の互換性を保つことができるようになっています。

 

▼SCORMに関する記事はこちらにて詳しく解説されています。



 

まとめ

今回の記事では、「eラーニングの歴史から・eラーニングの歩み・eラーニングを支える学習管理システム」について、ご紹介いたしました。

次回は、今回紹介した記事を基にeラーニングの使い方や導入のメリットなど、お客様の活用シーンにあわせたeラーニングの活用方法について、ご紹介します。
本稿もお付き合いいただきありがとうございました。

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