新人研修におけるカリキュラム内容とは?作成時の注意点等も解説
新人研修におけるカリキュラム内容とは?作成時の注意点等も解説
社内の人材を育てる場合、新人研修におけるカリキュラム作成は、今後の働き方のモチベーションを左右するほど重要な要素です。
しかし、具体的にどのようにカリキュラムを作成したら良いかわからない人もいるでしょう。
そこで本記事では、新人研修におけるカリキュラムの作成方法や注意点について解説していきます。
目次はこちら
- 1.新人研修のカリキュラムの内容
- 2.新人研修カリキュラムの作成方法
- 3. 作成時の注意点
- 4. まとめ
新人研修のカリキュラムの内容
新人研修のカリキュラムには、大きく分けて導入研修と職種別研修があります。
それぞれ何を学ぶか把握しておきましょう。
導入研修
新人研修は、導入研修と呼ばれるカリキュラムからスタートします。
導入研修の内容は、ビジネスマナー・社会人としての心得・自社の理念を知る・コミュニケーションをはかるなどの基本的な内容です。
社会人としての自覚を促したうえで、どのような職種でも該当・対応できる内容のものが多いといえます。
職種別研修
新人が配属される職種の内容を学ぶ研修です。
実務に近いことに加え、具体的な仕事に活かせる内容を学ぶことが目的となります。
新人研修カリキュラムの作成方法
新人研修のカリキュラムを作成するための詳しい方法をみていきましょう。
事前準備や目的・期間の設定などの細かい要素を決めることで、スムーズな学習が可能となります。
受講者のレベル確認
カリキュラムを作る前提として、受講者のレベルを知っておく必要があります。
例えば、新卒・中途の違い、中途でも未経験者かどうかなどで、受講者のレベルが変化するためです。
受講者に合わせたカリキュラムを作成することで、それぞれのレベルに合った研修が可能となります。
研修の目的や期間の設定
研修の目的および期間もスタートする前に決めておきましょう。
それぞれの設定が曖昧だと、カリキュラムの工程を終えられず、学んで欲しい内容にも触れられないといった問題が発生する可能性があります。
そのため、目的に合わせて期間を設定しましょう。
手法やカリキュラムの設定
新人研修で受講者が学ぶ手法を以下の内容から決めておきましょう。
OJT……実務をこなしながら学ぶ
Off-JT……実務以外に勉強の場を設ける
グループワーク……グループでコミュニケーションをとりながら学ぶ
ロールプレイング……顧客対応など疑似体験しながら学ぶ
eラーニング……インターネットを活用し自主的に学ぶ
実務であればOJT、知識ならeラーニングなど、学んで欲しい内容や業務などによって適している手法は異なります。
カリキュラムを作成する前に、どの手法が向いているか検討しましょう。
作成時の注意点
カリキュラムを作成する際の注意点をみていきます。
準備は入念に行う
カリキュラム作成前に、多角的な視点を持って準備しましょう。
例えば、前年度のカリキュラムの良い点や反省点などから改善を行っていく必要もあります。
講座を開く場合は講師や会場のスケジュールを押さえ、eラーニングを活用する場合は教材の内容から配信する方法を検討しなければなりません。
どのような手法かによって、対応しなければならない準備は異なる点に注意が必要です。
理解しやすい構成にする
カリキュラムは、新人が理解・把握しやすい構成にする必要があります。
例えば、最初に難しい課題を与えても頭に入りにくいため、難易度が低い企業理念や事業に対する相互理解からスタートした方が理解されやすいといえます。
その後、徐々に詳しい業務内容について学ぶ流れにすることで、知識の定着が進みやすくなるでしょう。
まとめ
新人研修におけるカリキュラムは、大きく分けて導入研修と職種別研修があります。
学ぶ手法にもOJT・Off-JT・eラーニングなどの違いがあるため、学んで欲しい内容や会社の状況によって選択しましょう。
また、カリキュラムを作成・提供・実施する際は、シンプルで新人に理解されやすい内容にするなど、効率的に学んでもらえるように努める意識を持つことが大切だといえます。
learning BOXでは、用途や目的に合わせたコンテンツを多数揃えており、学んだことをクイズ形式で復習することも可能です。
中長期的なカリキュラム作成にも長けているため、たくさんの企業で導入頂いています。まずは、無料登録で体験してみてください。
▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「eラーニングを使った新人社内研修をご紹介します」
コメント ( 0 )
トラックバックは閉鎖されています。
まだコメントはありません。