Fromメールが迷惑メールに分類されないように設定する方法

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Fromメールが迷惑メールに分類されないように設定する方法

はじめに、SPFとは「Sender Policy Framework」の略で、なりすましメールと誤判定されることを防ぐためのセキュリティ技術です。
SPF設定を行うことで、カスタマイズサイトカスタマイザーでご利用いただける「Fromメールのアドレス変更」によって、学習者にメールが届かないといった事態を防ぐことができます。
今回の記事では、Fromメールが迷惑メールとして振り分けられてしまう際の対処方法をご紹介します。
 

目次はこちら

  • 1.SPF設定とは?
  • 2.SPF設定の手順について
  • 3. まとめ

 

SPF設定とは?

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このメールアドレスは、このメールサーバからの配信を許可していると明示的にするための設定です。

SPFの設定をせずにメールの配信をすると、「ドメイン」の送信元であるメールサーバの「IPアドレス」が認証できないため、迷惑メールと判断される可能性が高くなってしまいます。
従って、SPFの設定を行うことで、Fromメールのメールアドレスが「第三者によって不正に利用されていない」という証明になり、迷惑メールに分類されにくくなります。
 

SPF設定の手順について

learningBOXの管理画面からではなく、各社のご契約いただいているドメイン管理会社の管理画面(DNSサーバ)から設定を行います。
ドメイン管理会社とは、ドメインを取得する際に利用した会社のことを指します。
メールアドレスのドメイン部を確認することで、ご契約いただいているドメイン管理会社が分かります。
 

1.ドメイン管理会社にDNS設定を申請します

利用しているドメイン管理会社にDNSの設定を申請する必要があります。
DNSとは、ドメイン名を管理・運用するためのシステムです。
申請手順は各ドメイン管理会社のページにてご確認ください。
 

2.DNS設定画面でSPFを設定します

弊社のlearningBOXは、「Amazon SES」のメールサーバを利用しています。
ドメイン管理会社の管理画面より下記を入力し、SPF設定を行います。

※ホスト部分に関しては、DNSサービスによって空白またはになります。
ドメインにすでに SPF レコードがある場合は、以下の形式を使用して、Amazon SES の include ステートメントを ~all の前に追加してください。
“v=spf1 既存設定 include:amazonses.com ~all”

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お名前ドットコムでSPF設定をする場合

お名前.comのコントロールパネルより設定します。
お名前.comの場合、ご利用のネームサーバによって設定方法が変わりますので、詳細につきましては、お名前.comのサポート情報をご参照ください。

XserverでSPF設定をする場合

まとめ

今回は、Fromメールが迷惑メールに分類されないためのSPF設定についてご紹介しました。
「SPF」や「DNS」などのIT用語を聞くと難しく感じてしまいますが、「Fromメールを送信したつもりが迷惑メールに分類されて学習者に届いていない」など、管理者と学習者との認識の相違を防ぐことができます。
また、学習者へのメールの到達率を高めるためにも「なりすましメール」への対策は必須です。
その中でも、SPF設定はメールアドレスの不正利用の疑いを晴らすための仕組みとして重要なので、ぜひ設定してみてください。

カスタマイズサイトカスタマイザー機能は、サブドメイン毎に送信元(From)を含めたメールアドレスを自由に変更することが可能な有料オプションです。
送信元が明確になることで、学習者が安心してメールを受け取ることができます。
ご興味のある方はお気兼ねなくご相談ください。

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