ブレンディッドラーニングで学習効果を上げる方法
ブレンディッドラーニングで学習効果を上げる方法
もう今月は令和元年最後の月となってしまいましたね!開発の小橋🐧です。皆様は、「ブレンディッドラーニング」という言葉をご存知でしょうか?近年、eラーニングと集合研修を掛け合わせた新たな学習(研修)スタイルとして、注目されています。今回はそんな、「ブレンディッドラーニング(ブレンド型学習)」について簡単にご紹介します。
目次はこちら
- 1. 『 ブレンディッドラーニング 』とは?
- 2. ブレンディッドラーニングを導入するメリット
- 3. learningBOXがブレンディッドラーニングにおススメなわけ
- 4. まとめ
『 ブレンディッドラーニング 』とは?
ブレンディッドラーニング(Blended Learnig)
知識習得やテストなどを「eラーニング」で行い、ディスカッションや実地訓練などは「集合研修」で行うという、2種類の学習方法を併用する研修スタイルのことです。
学習形態の1つとしてeラーニングが当たり前の時代になりましたが、実技トレーニングなしには習得できないものなど、学習内容によっては直接集まって集合研修/学習を行った方がよいものもありますよね。ではそのような場合、集合研修だけで本当に充分なのでしょうか?
基礎知識や用語の説明に研修時間の大半を費やしてしまって実技トレーニングは駆け足で行ったなど、学習効果や成果がイマイチだったということも多々ありますよね?そういう場合は研修内容を仕分けしてみましょう。
「集合研修とeラーニングを組み合わせて実施する」を例にとると、
1. 参加者は事前にeラーニングで基礎知識を習得。講師は学習状況についてのデータ収集やアンケートの実施による生徒の状況把握。
2. 皆で集まって行う研修では実技トレーニングなどリアルな集合研修でしかできないことを重点的に行う。
3. 参加者は集合研修後もeラーニングでアフターフォローや復習テストでの記憶定着で継続性を図る。
とすることで学習効果は格段に上がります。つまり、「複数の学習形態のいいところを混ぜ合わせて最大の学習効果を引き出す」。 これが『 ブレンディッドラーニング 』です。
正規の教育プログラムの中で、少なくとも部分的にはオンライン配信によって提供された教材や指示を用いて、いつ、どこで、どのような順序やペースで学ぶかなどをある程度まで生徒自身が決められる状況で、生徒が学んでいく学習形態である。
学校の校舎への通学は維持されるが、対面式の教室での学習に加え、コンピュータをメディアとする活動(eラーニング)が組み合わされることになる。ブレンド型学習の支持者たちは、生徒の学習状況についてのデータ収集が可能である点と、指導や評価の過程をカスタム化できる点を、この手法の大きな利点であるとしている。 (ウィキペディアより)
ブレンディッドラーニング参考文献:
Blended Learning – 文部科学省
ブレンディッド・ラーニング – 日本イーラーニングコンソシアム
ブレンディッドラーニングを導入するメリット
研修プログラムにブレンディッドラーニングを取り入れるメリットとして一部をご紹介します。
- ① 研修実施前にアンケートを実施することで、講師が研修当日に、学習者の習得状況に適合した研修を提供できる
- ② 参加者の研修参加目的や意識を高めることができる
- ③ 研修が一方的なものではなく、双方向で有意義なものとなる
- ④ 研修後にクイズ形式の教材やスライドダイジェスト等で復習することで、記憶の定着化が進む。
- ⑤ 研修参加者のスケジューリング負担と交通費も削減
事前にeラーニングで基礎知識を習得 + 集合研修や授業 + 事後のeラーニングで記憶が定着
授業をインプット型からアウトプット型に転換させる反転授業もブレンディッドラーニングの一種です。
反転授業に加えて、授業後に復習をeラーニングで行うと、最強のブレンディッドラーニングのできあがりです。
先生の授業をひたすら聞くだけの受け身一辺倒の授業ではなく、双方向授業が可能となります。生徒からの発信も多くなるため、必然的に生徒の脳も活性化しそうですよね?
反転授業
ブレンド型学習の形態のひとつで、生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業である。
ブレンディッドラーニング参考文献:
反転学習-ウィキペディア(Wikipedia)
learningBOXがブレンディッドラーニングにおススメなわけ
研修日数を減らしてeラーニングをブレンドすれば主催者側のコストは抑えられるだろうと思われるかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?実際にはeラーニングをブレンドすることで逆にコストがかかる場合もあります。一般のeラーニングには、次のような問題が挙げられます。
「学習管理システム(LMS)導入にコストがかかるので、コスト削減にはならない」
「SCORM教材の作り方が難しい」
「教材内容を修正したい時に自分で簡単に修正できない」
でも、learningBOXなら上記のような心配はありません。難しい知識などなくても教材を簡単に作成・修正することが可能です。しかも、大幅なコストダウンが期待できます。わからないところは手厚いサポート体制も整っていますのでご安心ください。
※learningBOXの機能についてはlearningBOXの使い方ページに詳しく掲載されています。
まとめ
今回はブレンディッドラーニングについてご紹介しました。eラーニング向きではないというような内容の研修でも個人単位でできる部分と集合研修にしかできない部分を切り分けることで学習効果が大幅に上がりそうですね。あらゆる学習シーンに、まずは10アカウント無料から手軽に始められるlearningBOXをブレンドしてみてはいかがでしょうか?
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