learningBOXを世界中に!AWS Global Acceleratorの導入
こんにちは!マーケティング担当の本木です🍠。そろそろ少し蒸し暑さを感じる今日この頃ですね。
今回は、learningBOX バージョン2.11にてご紹介できていないリリースがありましたので、この記事にてご紹介させて頂きます。
目次はこちら
- 1.learningBOXがより速く
- 2.実際にどのくらい速くなるのか?
- 3.まとめ
learningBOXがより速く
この度のlearningBOX バージョン2.11より、システムのパフォーマンスが改善され、より高速化されました。(ひらたくいいますと、サイトがより速くなりました。)
といいますのが、今回のバージョンアップより、「AWS Global Accelerator」を導入しました。この「AWS Global Accelerator」とは、アプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させるAWSのサービスの一つです。
皆様は普段何気なく、使っているサービスやネットを閲覧している際にレスポンスが遅く、不快な思いをされたことはないでしょうか。私もネットを使ったり見たりしている時にレスポンスが遅いサイトより早いサイトを使っていた方が気持ちがいいです。
また、今回のVer2.11よりlearningBOXの英語対応もリリースされ、今後、海外のお客様にもご利用頂く機会も増えていくことが予想されます。海外からのアクセスにもレスポンス良く対応できるシステムとして、「AWS Global Accelerator」を利用して、世界の皆様がより快適にご利用頂けるようにしました。
LMS(Learning Management System)であるlearningBOXを運営している私達もシステムのパフォーマンスを向上して、世界中のお客様により快適にシステムを使って頂けることは、サービスを展開していく上で非常に重要であると考えています。
そこで今回導入しました、AWS Global Acceleratorとは、ALBやNLB、EC2などアプリケーションを提供するコンポーネントの前段に配置することで、可用性とパフォーマンスを改善してくれるネットワークサービスです。
実際にどのくらい速くなるのか?
では、AWS Global Acceleratorを導入すると、実際にどのくらい速くなるのでしょうか?
AWSのサイトにて公開されている「AWS Global Accelerator Speed Comparison(速度比較ツール)」で確認してみます。
※出典:AWS Global Accelerator Speed Comparison より
こちらのページにて、ファイルサイズを選んで、「Start」ボタンを押すと、リージョンごとに順次計測が行われ、その結果がそれぞれ表示されていきます。
各リージョンに存在するALBからファイルをダウンロードし、その所要時間を「インターネットから直接」の場合と「AWS Global Accelerator を用いた場合」で比較したデータとなっています。
このようにAWS Global Acceleratorを利用したほうが所要時間が短くなっていることがわかります。
まとめ
AWS Global Acceleratorを導入するメリットは他にもありますが、システムの使いやすさの要素の一つである、レスポンスの速さを改善することによって、世界中の皆さまにlearningBOXをより快適に使って頂ければ幸いでございます。
※サイトのレスポンスに関してはクライアント側のネットワーク品質によっても左右されますので、ご留意くださいませ。
なお、今回の2.11バージョンアップでは「認定証」「英語ローカライズ対応」「EC機能のBtoB販売について」「注文画面のリニューアル」など、既存機能の改善なども含め、多くの機能が追加されました。ぜひ、リリース内容をご確認ください。
今後、さらにお客様の声に耳を傾け、お客様へのお役立ちを先廻りし機能改良に取り組んで参りますのでご期待いただければ幸いです。今後ともlearningBOXをよろしくお願い致します。
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