アダプティブ・ラーニングが与えた新しい学び方【世界のeラーニング】

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アダプティブ・ラーニングが与えた新しい学び方

【世界のeラーニング】シリーズもおかげさまで今回で4回目です。

前回は、アダプティブラーニングのきっかけと普及について書かせて頂きました。
今回は、アダプティブ・ラーニングが与えた影響のひとつ、アメリカにおける学校のスタイルについて書きたいと思います。

目次はこちら

  • 1.チャータースクールでの活用
  • 2.グーグル元社員が作ったAltSchool
  • 3.まとめ

チャータースクールの普及

まずアメリカの学校のスタイルについてご紹介します。
アメリカでは元々、治安の問題や地域の教育水準の差などがあり、学校に行かずとも家で学習することができる「ホームスクール」というものがあります。そして、このホームスクールの進化系である「チャーター・スクール」というものが1990年代から普及し始めました。
例としてはテキサス州の「TEXAS VIRTUAL ACADEMY(テキサスバーチャルアカデミー)」です。

チャータースクールとは、民間が運営する公立学校のことです。TEXAS VIRTUAL ACADEMYでは、オンライン講義がメインとなり、週に一度だけ先生とミーティングしながら学習を進めていくスタイルです。テキサスに住む中学生・高校生を対象として、無料で、アダプティブ・ラーニングを取り入れた学習スタイルとなっているとのことです。

アメリカは日本と違い、教育の分権化が進んでいるため、チャータースクールをはじめ、Edtech・オンライン学習・eラーニングが広まりやすい土壌があるんですね。

一方、アダプティブ・ラーニングを実践している学校として注目されているのが、元Googleの社員が作った「Alt School(オルトスクール」です。

こちらはFacebook創始者のMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)や投資家なども多く出資しており、Edtechのテクノロジーをフルに活用してパーソナライズされた教育サービス(アダプティブ・ラーニング)を展開しています。

簡単には
・年齢に関係ないクラスの編成(多様性の教育)
・アプリなどのツールで先生・生徒・保護者に情報の見える化
・オフラインの授業を重視

まとめ

アダプティブ・ラーニングの進化に伴ってアメリカの学校現場では、チャータースクールのように、Edtechのテクノロジー活用が進みやすい環境があります。
また、先に書いたように、「Alt School(オルトスクール」のように最先端のITテクノロジーを教育現場に導入する試みがあり、そこで実践された手法がまた公立学校に適用されていく、という流れができているようです。

アダプティブ・ラーニングはこのように学校教育に影響を与えたように、企業の人材教育においても影響を与えました。
また次回以降、アメリカにおけるeラーニング・Edtechの進化・普及に伴う企業の人事育成に与えた影響についても鋭く切り込んで?いきたいと思います。

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※参考文献:Edtechが変える未来 著者:佐藤昌宏

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