5Gで教育はどう変わる?

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5Gで教育はどう変わる?

本格的に寒くなり、お鍋が美味しい季節になりましたね。開発部の門田です。
寒さに負けず、張り切っていきましょう!
今回のブログのテーマは「5Gで教育はどう変わる?」です。
大きなテーマですができるだけ簡単にお話したいと思います。

目次はこちら

  • 1. 5Gってなに?
  • 2. いつ導入されるの?
  • 3. 「教育」はどう変わる?
  • 4. 弊社の取り組み
  • 5. まとめ

5Gってなに?

5Gとeラーニング教育

最近ニュースでよく耳にする「5G」ですが、皆様はどういったものかご存じでしょうか?
まずは5Gとはなにか?ということを簡単に説明したいと思います。

「5G」とは「5th Generation」の略で、「第5世代移動通信システム」と呼ばれるスマートフォンなどの通信に使われる次世代通信規格です。
特徴は次の3つがあります。

5Gの特徴

まず「高速・大容量」。4Gと比較して通信速度は20倍になります。4K、8Kなどの超高画質な動画が快適に利用できるようになります。
次に「低遅延」。遅延は4Gの10分の1になります。リアルタイムに近い通信が可能になり、例えばインターネットでのビデオ通話で、言葉と映像がずれることがなくなります。
そして「多接続」。同時接続数は10倍になります。アクセス集中でつながらないといったことがなくなります。何百人、何千人規模で参加できるオンラインゲームもできるかもしれません。

これら3つの特徴により、「IoT」「VR」「AR」の活用があらゆる分野で広がると考えられます。

「IoT」「VR」「AR」の活用

「IoT」
・・・Internet of Thingsの略。身の回りのあらゆるものがインターネットに繋がる仕組みのこと。
「VR」
・・・Virtual Realityの略。仮想現実。仮想世界に自分が実際にいるような体験ができる。
「AR」
・・・Augmented Realityの略。拡張現実。現実世界にCGなどのデジタル情報を加える。現実世界に仮想現実を反映(拡張)させる技術。

▼なお、VRについてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

 

いつ導入されるの?

そんな5Gですが実は、アメリカや韓国、中国ではすでにサービスが始まっています。
では、日本はいつから始まるのでしょうか?
各携帯キャリアの計画では、2020年頃の3月頃から順次スタートとのことです。
まずは大都市からのスタートのようなので、日本全国で使えるようになるのは少し先だと思われます。
また利用するにはスマートフォンなどの機器も5G対応の物を用意する必要があります
*追記 NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクは2020年3月に5Gサービスを開始しました。しかし予想通り、かなり限定的なエリアでしか使えません。今後に期待ですね。

 

「教育」はどう変わる?

5Gで我々の生活はどう変わるのでしょうか?
「IoT」「VR」「AR」により「車の完全自動運転の実現」「遠隔医療」「農作業の最適化」などが実現されそうです。教育に関してはどうでしょうか?
まずは、タブレットや各種端末、デジタル教材が発展し、スマートグラスやVRゴーグルを使った授業が考えられます。
それにより「VR」や「AR」による五感を使った体験型授業が可能になると思われます。
例えば社会科の授業で、海外の世界遺産や自然風景を、実際に現場にいるかのような臨場感で味わうことが当たり前になるかもしれません
いま学校にコンピュータールームは、VRルームになるかもしれません。
そして遠隔授業は今まで以上にスムーズに行え、地方と中央の格差がなくなるでしょう。
遠隔授業システムを使って、1人の英語教師が複数の学校で一斉に授業を展開するというようなこともあるかもしれません。
またAI技術との融合で、バーチャル教師も誕生しそうですね。

5Gで教育が変わる

さあどうでしょうか。教育という1分野でも大きな変化が生まれそうでワクワクしませんか?
こうやって見ると、教育、そして、EdTechやeラーニングの分野では、目覚ましい技術革新が期待できそうです。
ただし、5Gを生かせるサービスやコンテンツの充実、設備の普及などを考えると我々が日常で便利さを実感できるようになるには、まだ数年はかかりそうです。国や自治体が教育の分野でITを積極的に活用する動きに期待したいですね。

 

弊社の取り組み

弊社eラーニングシステム「learningBOX」が5G時代にどのように進化しているかはまだわかりません。
ただ今後の開発項目として、5G時代を見据えた新機能の開発を計画しています。今後の弊社の開発にご期待ください。

現在、learningBOXがご用意している機能の中で学習のアダプティブ化を支援する機能をご紹介させてください!ずばり、「カルテ機能」「タグ付け機能」は非常にお勧めの機能です。
学習塾を運営している運営者様、社員研修に力を入れている企業様、進学や資格試験に力を入れている学校担当者様!弊社の「カルテ機能」「タグ付け機能」は個人の学習状況や進捗状況が把握できる画期的な機能なので、個人毎との学習の成果を確認するにはおススメの機能です。ぜひこの機会に、ご確認ください。

学習のアダプティブ化を支援するタグ付け機能
タグ付け機能について

学習のアダプティブ化を支援するカルテ成績分析機能
カルテ機能について

 

まとめ

ここまで「5G」と教育、そして、Edtechやeラーニングのこれからのさらなる技術革新について書いてきました。こうやって見ると、本当にこれからの「学び」のスタイルはものすごい拡がりがありそうですね。弊社も5G時代に乗り遅れることなく、eラーニングシステムlearningBOXを充実させてまいります。

今後ともどうぞ、よろしくお願い致します!

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