learningBOXは医療現場の課題解決に最適なツール

公開日:

  • 人材教育

公開日:

森 泰宏 様

課題・導入理由
  • 勤務形態の異なる全職員が集合研修に参加するのは難しい
  • 研修DVDの貸し出しだけでは各々の理解度を把握できない
  • オンライン研修でどのような教材を用意すれば良いか分からない
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解決策・効果
  • 時間や場所を選ばずフレキシブルな学習環境が構築できた
  • 成績や理解度を一目で把握でき、細かなサポートも可能に
  • 講義の録画をアップし、動画教材として研修に活用している

「愛・信頼・安全」を法人理念に、どこよりも生き生き健康でいられる地域づくりを目指している「佐用共立病院」。1968年の設立から、兵庫県佐用町で手術や入院のできる数少ない急性期総合病院として地域に寄り添う愛のある医療・介護を提供してきました。地域の医療を支え、充実したサービスを提供するため、多種多様な研修を実施する手段としてlearningBOXを導入し活用しています。実際の活用方法や使い勝手などについて伺いました。

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勤務形態の異なる職員の集合研修が課題となっていた

佐用共立病院について教えてください。また先生のご担当についてもお聞かせいただけますでしょうか。

佐用共立病院は、地域の皆さまのインフラとして活躍する急性期総合病院です。現在は地域の機関病院として健康診断や人間ドック、在宅訪問医療、看護や介護施設事業まで幅広く地域住民の健康管理に関わらせていただいています。

私は管理業務なども行っていますが、病棟業務と、総合診療科・泌尿器科の担当医師として外来診療も行っています。

learningBOX導入前にはどのような課題をお持ちでしたか?

研修の数も多く、勤務形態の異なる職員の集合研修が課題でした。地域の医療を支え、充実したサービスを提供するため、職員はさまざまな研修を受講します。医療安全研修、感染症対策研修、NST研修など専門的な研修のほか、病院の運営や管理、将来の計画を共有するための研修、社会人として身に付けるべき一般教養研修など、多種多様な研修を実施しています。

職員の数も多く勤務形態も複雑であることから、全職員が集合研修に参加するのは現実的に難しい状況でした。講義を録画したDVDを貸し出すなどのフォローを行ってきましたが、研修の理解度を正確に把握できないなどの問題点もありました。そこで、職員が時間や場所を選ばず、自らフレキシブルに学べる環境を実現したいと考えていました。

learningBOX導入に至った背景を教えてください。

動画をアップできる点や、学習履歴や成績管理も可能な点が決め手でした。知人からの紹介でlearningBOXを知って使い始めました。講義の録画を研修資料としてWeb上で配布できることや、学習履歴の保存、成績管理も可能であることから、learningBOXを使ったオンライン研修へと移行することにしました。

紙ベースの資料もPDF化することで活用できるように

learningBOX導入後、どのような変化がありましたか?

オンライン研修では、職員自身がスケジュールを調整して適宜学習を進めることができるので、業務と学習のバランスを主体性をもってコントロールしています。

また、管理者側は受講履歴はもちろん、テストやレポート提出の機能を使って、研修の理解度を確認しながら細かなサポートも可能になり、充実した研修成果とスマートな情報の一元管理ができるようになりました。さらに既存の資料も電子化を進め、将来的には独自のカリキュラムを作成していきたいと考えています。

実際にlearningBOXを導入してから運用するまでにどのような苦労がありましたか?

実際に研修をオンライン化するとなったときに、まず迷ったのが教材の準備です。これまでの研修資料は紙ベースのものも多く、それをどう活用していけば良いのか最初は分かりませんでした。

learningBOXは動画やPDFを掲載できますので、これまで行っていた研修の録画が活用できますし、紙ベースの資料もPDF化することで活用が可能になります。

また、研修後の確認テストもどのように実施するのか悩みましたが、learningBOXは10種類以上のクイズ・テスト形式が揃っており、作成も容易でしたのですぐに展開できるようになりました。レポート形式での課題提出が可能な点も、とても良いと思います。

ITの力で、多様な勤務体制の職員をワンチームに

learningBOXを使用してみて、使いやすい点はどんなところでしょうか?

learningBOXはITリテラシーの高くない人でも使いやすいところが魅力ですね。直感的に操作できるUIが非常に使いやすく気に入っています。
誰もが使いやすいシステムなので、新型コロナウイルスの対応でlearningBOXを使ってリアルタイムに情報を共有するなど、活用の幅も広がっています。

今後の活用方法や展望についてお伺いできますか?

今後はlearningBOXに関するアンケートをツール内で実施して、職員からのフィードバックを元に、さらに充実した内容へと院内でバージョンアップさせる予定です。カスタマイズが容易なのも大きな魅力ですね。

learningBOXの活用により職員は効率的で上質な学習機会を得ています。そこで得た学びを、地域の皆さまに良質な医療サービスという形で還元することが私たちの目標です。

これからlearningBOXの導入を検討している方にアドバイスをいただけますか?

learningBOXは、ITの力で当院をワンチームにしてくれる、ベストなツールであると感じています。医療現場ではさまざまな課題を抱えつつも、なかなか向き合う時間もないというケースも多いと思います。learningBOXを活用することでさらなる業務の効率化にもつながりますし、learningBOXは医療現場にこそ必要なシステムではないでしょうか。

インタビューにお応えいただき、
ありがとうございました!

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