コラム

新しい学習画面で、学びをより身近に

QuizGeneratorの学習画面がリニューアル learningBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。この度、2023年12月に予定しているVer2.24へのメジャーバージョンアップより、QuizGenerator(クイズ作成ツール)の学習画面のデザインが刷新されます。新しい学習画面はスマートフォンでの利用を考慮し、レイアウトの変更や全画面表示が可能です。 ▼デザイン変更イメージ 下記リンクより、新しい学習画面のクイズをご確認いただけます。 > サンプルクイズ【マスターモード】> サンプルクイズ【ノーマルモード】> サンプルクイズ【試験レイアウト(横書き)】> サンプルクイズ【試験レイアウト(縦書き)】 ベータ版を先行リリース! 先週リリースされたVer2.23で、一足早くベータ版をお試しいただけます。ぜひベータ版をお試しいただき、Ver2.24の安定版リリースをお楽しみにお待ちください!詳しい操作手順については、下記をご参照ください。 learningBOXのアカウントをお持ちの方 操作手順①learningBOXにログインします。②コンテンツ管理画面の左上にある、「+」アイコンをクリックします。③「教材」>「クイズ・テスト」>「クイズ(ベータ版)を作成」を選択します。 learningBOXのアカウントをお持ちでない方 learningBOXのアカウントをお持ちでない方、QuizGeneratorのみご利用の方は、下記リンクからお試しください。 >お試しはこちら

learningBOXがVer2.23へバージョンアップ

learningBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。さて、本日learningBOXがVer2.22から2.23へバージョンアップしました。それでは、各種新機能についてご紹介いたします。 おすすめ新機能 AIアシスト AIを活用して、クイズ・テストや暗記カードの作成、レポートの分析を自動で行うことができます。機能ごとに、それぞれご説明します。 1.クイズ・テストの自動生成 AIを活用し、クイズ・テストを自動で生成できます。これにより、クイズを簡単に追加でき、クイズの原稿を考える工数や時間を大幅に短縮できます。 ➡詳しくは、「AIアシスト-クイズ・テスト」をご参照ください。 2.暗記カードの自動生成 AIを活用し、暗記カードを自動で生成できます。これにより、暗記カードで覚えたいキーワードや内容を作成者の時間や工数を掛けずに作成できます。 ➡詳しくは、「AIアシスト-暗記カード」をご参照ください。 3.レポートの自動分析 AIによるレポートの分析機能を利用できます。これにより、管理者側の採点に掛かる工数を削減できます。 ➡詳しくは、「AIレポート分析」をご参照ください。 今回追加された新機能の一覧は、下記よりダウンロードの上ご確認ください。 その他 詳しい操作方法やご不明な点については、下記までお問い合わせください。 ●お問い合わせフォーム 今後もさらにお客様のお声に耳を傾け、より快適にご利用いただけるよう機能改善に取り組みます。ぜひとも、learningBOX/QuizGeneratorをよろしくお願いいたします。

失敗しない!ナレッジマネジメントツールの選び方と活用ポイント

ナレッジマネジメントツールとは、組織や個人が持つ知識や技術・経験といった情報を効果的に収集・共有・活用する目的で導入されます。ナレッジマネジメントに適したツールがさまざまな企業からリリースされているため、どのような基準で選定するか迷われる方が多いのではないでしょうか。 この記事では、ナレッジマネジメントツールの選び方と、導入後の活用ポイントについて解説していきます。ナレッジマネジメントツール導入をご検討の際はぜひ参考にしてみてください。 ナレッジマネジメントとは ナレッジマネジメント(KM:Knowledge Management)とは、企業や組織において個人が持っている知識や経験、ノウハウを集約・共有し、組織力の向上に生かす一連のプロセスのことです。 企業・組織が保有しているナレッジには、個人が仕事を通して感覚的に得たもの(暗黙知)と、社内の誰が見ても理解できるよう言語化・文書化され、組織に共有されるようになった客観的な知識(形式知)の2つがあります。 ナレッジマネジメントにおいては暗黙知を形式知に変換し、共有・活用することが重要です。 ナレッジマネジメントの手法「SECIモデル」 SECI(セキ)モデルは、ナレッジマネジメントを実現するための代表的なフレームワークです。大きく分けて4つのステップに分けられます。 共同化(Socialization):共通体験を通して暗黙知を伝達させるプロセス 表出化(Externalization):個人の暗黙知を言語化し、メンバー間で共有するプロセス 連結化(Combination):表出された形式知を組み合わせて新たな知を創造するプロセス 内面化(Internalization):新たに得た形式知を暗黙知として体得するプロセス SECIモデルに取り組む際は、4つのステップを循環させるのが成果をあげるポイントです。 目次に戻る ナレッジマネジメントツール導入のメリット ナレッジマネジメントツールの導入で得られる主なメリットは、「運用の効率化」「属人化の防止」の2つです。組織内のコミュニケーションや知識共有が促進され、生産性の向上や持続的な成長の実現が期待できます。以下で2つのメリットについて確認していきましょう。 運用の効率化 ナレッジマネジメント運用の効率化という面では、以下のメリットを得ることができます。 検索性の向上:データベースにアクセスすることで必要な情報が取り出しやすくなり、作業時間の短縮につながります。 重複作業の回避:情報がすでに存在しているかどうかを確認することができるため、情報の登録や更新作業の重複を防止します。 チームワークの強化:情報の共有や協業が簡単に行えるようになります。複数のメンバーが同じプロジェクトに関わる場合、即時に情報を共有して意見やアイデアを交換することでチームワークが向上し、効率的な業務遂行が可能となります。 属人化の防止 ナレッジマネジメントツールの導入により、個人が保有する豊富な経験やスキルといった高度な情報を共有できるようになるため、属人化の防止という点でも以下のメリットを得ることができます。 ナレッジの消失防止:社員の異動や退職があってもノウハウが失われることなく、業務を遂行できるようになります。 業務の見える化:個人が感覚的に獲得した暗黙知が言語化され業務フローが明確になるため、ナレッジの共有が進みマネジメント体制の整備にもつながります。 組織全体のレベル底上げ:ベテラン社員や優秀な社員の働き方を他の社員が習得することにより、組織全体の知識やスキルを底上げすることも可能です。 属人化が排され業務の見える化が実現できれば、業務上のミスやトラブル防止にもつながるでしょう。 目次に戻る ナレッジマネジメントツールの種類 ナレッジマネジメントツールは組織・個人内の知識や技術・経験などの情報を集約し、体系化してデータベースを構築します。その機能や用途によって、主に以下の4種類に分類できます。 ヘルプデスク(FAQ)型 よくある質問と回答(FAQ)を体系的に分かりやすくまとめ、社内外からの問い合わせを自己解決するタイプのツールです。カスタマーサポートやヘルプデスクチームのユーザー対応など、組織における業務の作業手順や関連知識に素早くアクセスする目的で導入されます。 ドキュメント管理(ファイル共有)型 組織内で文書やファイルを共有、整理、検索するために使用されます。ドキュメントをアップロードし共有できるだけでなく、アクセス制限や更新情報などの管理機能も備えたツールを導入することで組織内の情報共有がより効率化されるでしょう。 マイニング・検索特化型 大量のデータやドキュメントから価値ある情報を抽出し、素早く検索できるタイプのツールです。テキスト管理や機械学習の技術を活用して、文書内のパターンを識別し、関連情報を見つけるのに役立ちます。社内向けの検索エンジンとして、情報収集などに利用されます。 知識共有(グループウェア)型 個人が持っている知識や情報を組織内で効果的に共有し、協業を促進するために使用するツールです。グループウェア機能(グループチャットや掲示板などのメッセージング、ファイル共有、タスク管理など)を組み合わせていることが一般的であり、チームの生産性を向上させるのに役立ちます。 目次に戻る ナレッジマネジメントツールを選ぶ際の基準 ナレッジマネジメントツールの種類について確認してきましたが、導入を検討する際はどのような点を重視すると良いのでしょうか。価格や機能面だけで選ぶのではなく、以下に挙げた7つのポイントも重要となります。 1.目的と要件の明確化 ツールを選ぶ前に、まずは利用目的と必要条件を明確化することが重要です。組織として解決したい課題は何か、どのような目的でツールを導入するのか、目的にかなった必要条件は何かを明確にすることで、最適なツールを選ぶ基準を確立させましょう。 2.ユーザーにとって使いやすいツールか ユーザーが使いやすいツールを選ぶことで、個人や組織の持つ知識や情報はより共有しやすくなります。直感的なインターフェースか、専門的な知識がなくても簡単に登録・更新・閲覧できるか、検索機能が使いやすいかどうかなどを確認しましょう。無料試用期間やデモンストレーションの活用、既存ユーザーのレビューを参考にすることも有効です。 3.カスタマイズと拡張性 中長期的な運用を考慮して、組織のニーズに合わせたカスタマイズが可能か、機能を付加できる拡張性があるかも大事な要素です。ツールが柔軟性を持ち、組織独自のプロセスやワークフローに適応できるかどうかを確認しましょう。 4.モバイル対応とオフライン環境でのアクセス 現代のビジネス環境では、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末などモバイルデバイスが重要な役割を果たしています。移動先やリモートワーク中の自宅など、社外で情報確認や登録作業ができるよう、モバイルデバイス対応かどうかを確認しましょう。 モバイルアプリやレスポンシブデザインを備えたツールであれば、ユーザーはいつでもどこでもアクセスできます。また、オフライン環境でのアクセスも重要です。ネットワークに接続されていない状況でも情報にアクセスできるかどうかも併せて確認しましょう。 5.強固なセキュリティ ナレッジマネジメントツールで集約・共有される情報は機密情報などを含むこともあり、自社にとって重要な情報資産です。不正アクセスによる情報漏えいなど、脅威に対しては必ずリスクヘッジをとる必要があります。導入を検討しているツールのセキュリティについても必ず確認しましょう。 6.導入後の定着支援(カスタマーサクセス) ナレッジマネジメントツールを導入した後も、効果的に活用するための継続的な支援が重要です。ツールの提供元がカスタマーサクセス(CS)プログラムを提供しているかどうかは選定時の重要なポイントの一つです。CS担当者による導入支援や操作トレーニング、定期的なアップデートや技術サポートなど、導入企業がツールを最大限に活用できるようなサポートが提供されているか確認しましょう。これにより、組織内でのナレッジ共有と効果的なコミュニケーション・協業が促進されます。 7.利用コストと費用対効果の評価 ナレッジマネジメントツールを選ぶ際には、利用コストと費用対効果の測定も重要です。導入時の初期費用と利用料、カスタマイズやカスタマーサポートにかかる追加費用、メンテナンス費用など、導入・運用にかかるコストを把握すると良いでしょう。費用対効果の評価については以下のような指標を用い、導入前後の数値変化を測定・比較することをおすすめします。 情報共有や問題解決にかかる時間やリソースの変化 特定のタスクやプロセスの実行にかかる時間の変化 目次に戻る ナレッジマネジメントツール活用の際の注意点 次は、ナレッジマネジメントツール利用の際に注意しておきたいポイントについて詳しく見ていきます。以下の4つのポイントを参考に、ツールを有効に活用していきましょう。 1.ナレッジマネジメントツール活用の目的を設定する 4章の「ナレッジマネジメントツールを選ぶ際の基準」でも触れましたが、まずは活用目的の設定が必要です。社員間でどのような情報を共有し、どのようにツールを利用するのかを明確にするための重要なステップです。 ポイントはユーザーの目線で設定すること。「業務効率を向上させる」「新規プロジェクトの進行をスムーズにする」「新入社員の教育を効率化する」など、具体的な目的を設定することで、ツールの利用方法や必要な情報共有の内容が明確になります。 2.共有するナレッジを明確にする ツール活用の目的が設定できれば、共有すべきナレッジも明確になってくるでしょう。例えば技術的な知識、業務マニュアル、社内研修資料、市場動向など、共有したいナレッジを確定させます。共有すべきナレッジが決まったら、「どのような方法で共有するか」も活用のポイントです。具体的には以下の3つが挙げられます。 FAQ形式でまとめる 検索性を上げて、ナレッジを探しやすくする ツール内のチャットや掲示板を活用する 共有方法については、ナレッジの用途や利用する社員のレベルなどによって最適な方法は異なります。ユーザーの意見をくみ取りながら、ベストの共有方法を選択しましょう。 3.ナレッジマネジメントツールを業務に取り入れる仕組みをつくる ツールの有効活用には、日々の業務に組み込むための明確な仕組みが求められます。定期的な情報更新や修正のスケジュール設定、ツール利用のスキルアップを目的とした社内研修の実施、実際の業務に応じて段階的にツールを取り入れるなど、ナレッジ共有・活用のための仕組みづくりが必要です。 4.業務フローの改善と効率化 ツールを活用した業務フローの文書化やプロセスの見える化などにより、ボトルネックを特定し効率的な改善方法を見つけることが可能となります。ワークフロー管理やタスク管理機能を活用すれば、作業の進行状況を把握しながら必要な調整や優先順位付けを行うこともできるようになり、組織全体の生産性向上と競争力の強化につながるでしょう。 また、ツールの運用によってデータが蓄積されていきます。データを基に構築した仮説から改善案を作成し、実行後に改善できたこと・できなかったことを振り返りながら次の改善案を考える「PDCAサイクル」を実践しましょう。 目次に戻る ナレッジマネジメントツールを有効に活用しよう 本記事では、ナレッジマネジメントツールの選び方と活用方法について解説しました。組織の導入目的を明確にして、利用したい人が誰でも簡単に使えるか、導入後に定着するよう適切なサポートがあるかなど、ポイントを押さえてツールを選ぶのが理想的です。 ナレッジマネジメントに適したツールの一つとして、「learningBOX」をおすすめします。eラーニングシステムのlearningBOXは、教材の作成配布・成績管理・受講者管理の機能がひと通り揃っています。誰でも簡単にWeb学習環境を構築できるのがおすすめのポイントです。 さらに、多彩な研修コンテンツを追加できる「learningBOX ON」と組み合わせれば、オリジナル教材を設計し、ナレッジ共有の幅がより広がるでしょう。ナレッジマネジメントの施策では、ぜひ研修コンテンツ作成の内製化に便利なサービスをご利用ください。 learningBOXのフリープランなら10アカウントまで無料でご利用いただけます。まずはお気軽にお試しください。 ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る

【業種別】社員研修に関する実態調査レポート~製造・小売・金融・医療介護・自治体の5業種~

社員をスキルアップさせることで生産性を高め、企業の利益につなげることが主な目的の一つである「社員研修」。少子高齢化などの社会的要因により、今後は労働力の確保が難しくなると予想され、近年では組織の限られた人材を戦略的に育成する社員研修のニーズが高まっているといわれています。 そこでlearningBOXでは今回、社員研修を受講したことのある製造・小売・金融・医療介護・自治体に勤務する20代〜60代の男女を対象に調査を実施いたしました。 ※本記事では調査結果の一部を公開しています。研修を通じて受講者が感じた課題や研修で重要視しているポイントなど、より良い研修実施のヒントとなる調査結果レポートの完全版は、下記よりダウンロードいただけます。 調査概要 調査方法:ゼネラルリサーチ株式会社のモニターを利用したWebアンケート方式で実施 調査の対象:ゼネラルリサーチ社登録モニターのうち、全国の製造・小売・金融・医療介護・自治体に勤務する20代~60代の男女 有効回答数:1,086人(製造264人、小売191人、金融199人、医療介護218人、自治体214人)※設問ごとの有効回答数は「n=」で表記 調査実施日:2023年3月2日(木)~ 2023年3月6日(月) 社員研修の実施方法 Q.社員研修はどのような形式で実施していますか?(単一回答) 業種全体で見ると対面単独の研修は4割を超える一方、オンライン単独の研修は1割強と少なく、対面研修を中心に実施されています。 金融業はオンライン+対面も含めると7割以上の人がオンライン研修を経験しており、他業種に比べて研修のオンライン化が進んでいることを示唆しています。一方、医療介護業は他業種と比較すると、対面研修をメインに実施していることが分かります。 目次に戻る 受講経験のある研修の種類 Q.ご自身が受けている社員研修の種類はどのようなものがありますか?(複数回答) 金融業は他業種と比較してコンプライアンス研修の受講経験が6割を超える結果となり最も多く、医療介護業・自治体は職種別研修の割合が高いことが分かります。 目次に戻る 研修内容の業務への活用度 Q.社員研修の内容は業務に生かせていると思いますか?(単一回答) 各業種で7割前後の人が「社員研修の内容を業務に生かせている・少しは生かせている」と回答しており、社員研修は業務に一定の効果が出ていることが分かります。 一方、各業種で3割の人が研修の効果を感じていないという結果となり、どのような知識やスキルを身につけたいのかヒアリングし、研修内容の見直しや改善をしていく必要があります。 目次に戻る まとめ ①研修形式の割合は業種によっては異なる 研修方法はまだ対面が多いものの、オンラインを取り入れた研修方法は過半数を占める結果になりました。業種別に見ると金融業に研修のオンライン化の傾向が強く見て取れます。その一方で医療介護業は対面研修が半数以上とまだまだ多く、今回の調査結果からは研修のオンライン化が進んでいない業種の存在がうかがえます。 ②業種によって研修の種類に特徴がある どの業種においても、新入社員・中堅社員・管理職といった階層別の研修とコンプライアンス研修を中心に実施している結果となりました。金融業はコンプライアンス研修が突出しており、融資や資産運用、金融商品の販売といった「お金」を取り扱う業種ならではの研修実態が垣間見えます。 研修を通じて受講者が感じた課題や研修で重要視しているポイントなど、本記事で公開していない調査結果を掲載した完全版のレポートを下記よりダウンロードいただけます。より良い社員研修を実施する際のアイデアやヒントとしてご活用いただければ幸いです。 目次に戻る

AIで本当に業務効率化はできる?社内で使ってみた[AIアシスト<教材の自動生成>]

eラーニングシステム「learningBOX」に、ChatGPT連携の「AIアシスト」機能が登場します(2023年9月20日リリース予定)。手軽で安全にAIを活用できるため、この機会にぜひお試しいただきたい機能です。 今回は、learningBOXメンバーに協力を仰ぎ、「AIアシスト」を実際に体験してもらいました。この記事では「教材の自動生成(クイズ・テスト生成)」についてのインタビューをご紹介します。 「レポート分析」についてのインタビュー記事はこちら learningBOXの「AIアシスト」とは? AIアシスト機能について、改めてご紹介させていただきます。 レポート分析…提出されたレポートを模範解答に基づいてAIが分析。フィードバックコメントを自動生成し、レポート採点作業をアシストします。 教材の自動生成(クイズ・テスト生成、暗記カード生成)…learningBOXにアップした動画やPDF教材、WebサイトのURL等からワンクリックでクイズや暗記カードを自動生成できるようになります。 これにより、時間がかかりがちな問題作成やレポート採点の時間短縮が可能になり、オンライン社内研修や学校教育のスムーズな運営をアシストすることができます。 目次に戻る 教材の自動生成(クイズ・テスト生成)を使ってみた!インタビュー 今回インタビューしたのは、情報セキュリティチームのメンバーです。 製品企画部 仕様設計課 プロジェクトマネージャー 兼 管理部 情報セキュリティチーム 鳥居 インタビューの前に、learningBOXの情報セキュリティ体制について少し紹介させていただきます。 learningBOXのセキュリティ体制について「情報セキュリティ委員会」を設置し、安心してお客さまにサービスをお使いいただくために、さまざまなセキュリティ強化に継続的に取り組んでいます。 詳しいセキュリティ対策についてはこちら 今回は、全社員を対象とした情報セキュリティ研修で、セキュリティハンドブックの理解度テストを作成するシチュエーションを想定し、教材の自動生成(クイズ・テスト生成)を使ってもらいました。 情報セキュリティ研修とは…learningBOXの新入社員研修・定期研修の一つで、文書や規定、手順書など約50点のコンテンツが盛り込まれている研修です。今回使用したセキュリティハンドブックは毎年1回更新されます。更新に合わせて定期研修も毎年実施しています。 社内研修担当者が、教材作成でこれまで抱えていた課題とは? 情報セキュリティの研修を運営していくにあたって、これまで抱えていた課題について教えてください。 鳥居:情報セキュリティ委員会では、年1回セキュリティハンドブックの更新のタイミングで研修とそれに対する理解度テストを実施していますが、社内から「情報セキュリティ研修の頻度をもう少し増やした方が良いのでは?」という意見が挙がっていました。 しかしながら、現状私は通常業務と兼務でセキュリティ関連の仕事をしていることもあり、研修の回数を増やそうにも、そのための時間を捻出できないという状態が続いていました。教材やテストの作成にはとても時間がかかるので、その時間を短縮できれば課題が解決できるのにと思っていました。 AIがベースを作ってくれるのでテスト問題作成の心理的負担が軽減! 実際に教材の自動生成(クイズ・テスト生成)を使ってみてどうでしたか?良かったところを教えてください。 鳥居:一から自分でテスト内容を考えなくてよいので業務負担を減らせそうだと感じました。ただ、AIが作るテスト問題の精度にはまだ課題があるので、人の手で修正を加えていくことは必要になりそうです。 それでも研修頻度を増やすことを考えると、テストをいくつも自分で作成するのは大変なので、AIが最初のベースを作ってくれるのは心理的負担の軽減につながりますね。テスト問題だけでなく、正解と不正解の選択肢の内容を提示してくれるのもありがたいですね。 誤答を考えるのも意外と大変ですよね。 鳥居:そうですね。微妙に間違えるように工夫するなど、結構時間がかかるポイントになっていたので助かります! ▼クイズ・テスト生成もこんなにスピーディー! 他に、AIアシストを活用することで改善できそうなことはありますか? 鳥居:現状、セキュリティハンドブックに関する研修資料やテスト問題は外注で制作してもらっているのですが、最近メンバーが増えたこともあり、今回の教材の自動生成も使うことができれば、内製化も十分可能になるのではと考えています。内製化ができるようになれば、コストも削減できそうです。 社内ルール浸透にも教材の自動生成を活用できそう! 今回は情報セキュリティ研修のシーンで使ってみていただきましたが、他にどんなシーンで教材の自動生成を活用できそうでしょうか? 鳥居:情報セキュリティに関わらず、社内ルールを周知したいときにもテストを気軽に作成できそうだなと思いました。例えば、ネットワーク関係やコンプライアンスなどですね。私は立場上、社員から相談や質問を受けることが多いのですが、それぞれの社内ルールのテストを用意しておけば個人の理解度も深まり、問い合わせも減らせるのではと思いました。 気になった点や改善ポイントは? 実際に使ってみて気になった点や改善してほしいところはありましたか? 鳥居:現状は教材の自動生成では出題形式が択一問題しか選べないので、並べ替え問題や穴埋め問題など、もう少しバリエーションがあると使いやすいですね。 また、作成するクイズ・テストの難易度が選べるとさらにうれしいです。例えば、情報セキュリティ研修の頻度を上げようと思うと、最初は基礎的なテストを実施し、回数を重ねるごとに難易度を上げていければ身に付きやすいのかなと思いました。 難易度をAIで観測するのは難しいとは思いますが、出題形式のバリエーションが増えれば難易度を調整することも可能かなと思います。もっと言えば、受講者の習熟度に合わせたクイズ・テストが作れるようになるのが理想ですね。さらに実用的な機能になると思います。 気になった点では、今回はPDF教材を使ってAIでテストを作成してみたのですが、PDFの元データがWordかPowerPointかによってテスト生成の精度に差が出ました。今回の場合は、Wordの方がAIとの相性が良いのかなと感じました。 具体的に、どういうことですか? 鳥居:セキュリティハンドブックは元データがPowerPointだったものをPDF化してAIでテストを作成しました。実は、別の情報セキュリティ手順書という資料でも試してみたんです。情報セキュリティ手順書は元データがWordで作られています。これをPDF化してからAIでテストを作成してみたところ、後者の情報セキュリティ手順書の方がテスト生成の精度が高かったんです。 恐らく、Wordの方が読み物としての情報量が多いのでAIが読み取りやすく、精度も上がったのではないかと感じました。一方で、PowerPointは特性上、見出しや図解が多くて文章も端的な表現のものが多いため、テスト生成の精度が落ちるのかもしれません。 なるほど。それは新しい見解かもしれませんね。では最後に、今後実際にこの機能を業務で使っていきたいと思いますか? 鳥居:そうですね。ぜひ使いたいです。テスト問題を一から自分で考えて作成するのは大変なので、賢くAIの力を借りていきたいですね。教材の自動生成のおかげで、研修の頻度を上げることを前向きに考えられるようになりました。 今までやりたかったけど、できなかったことが実現できるようになるのが良いですね。 目次に戻る まとめ 今回は、教材の自動生成(クイズ・テスト生成)について鳥居のインタビューをご覧いただきましたが、いかがでしたか? AIはアシストしてくれる役割であり、人がディレクションをし、修正をしていくことは必須とのこと。AIを上手に活用していくことで、マンパワーの問題で解決できていなかった課題を一つずつ解決していくことができれば素晴らしいですね。 まだまだAIの精度については課題はあるものの、今回の鳥居のように、オンライン社員研修や教育・人材育成の現場でのアシストとしてお役立ていただけるものと確信しています。 現在QuizGeneratorのページ上で、短いお題やクイズを作成したい内容が記載されたURL等を入力するだけで、AIがクイズを自動生成する「AIでかんたんクイズ生成」サービスも無料公開しています。9月のAIアシスト機能リリースまで、こちらでもぜひAI体験をお楽しみください。 ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る

AIで本当に業務効率化はできる?社内で使ってみた[AIアシスト<レポート分析>]

最近では、AIが急速に発展し生成AIツールが数多く誕生していますが、みなさんは業務の中でAIを活用していますか?情報漏えいなどのセキュリティの観点から、まだ業務で使うにはハードルがあり懸念している企業も多いのではないでしょうか。そんな中、learningBOX株式会社では、eラーニングシステム「learningBOX」でChatGPT連携の新機能「AIアシスト」をリリースします(2023年9月20日予定)。手軽で安全にAIを活用できるため、この機会にぜひお試しいただきたい機能です。 今回は、learningBOXメンバーに協力を仰ぎ、AIアシストを実際に体験してもらいました。この記事では、「レポート分析」についてのインタビューをご紹介します。 「教材の自動生成」についてのインタビュー記事はこちら learningBOXの「AIアシスト」とは? まず「AIアシスト」新機能について簡単にご紹介します。 レポート分析…提出されたレポートを模範解答に基づいてAIが分析。フィードバックコメントを自動生成し、レポート採点作業をアシストします。 教材の自動生成(クイズ・テスト生成、暗記カード生成)…learningBOXにアップした動画やPDF教材、WebサイトのURL等からワンクリックでクイズや暗記カードを自動生成できるようになります。 これにより、時間がかかりがちな問題作成やレポート採点の時間短縮が可能になり、オンライン社内研修や学校教育のスムーズな運営をアシストすることができます。 目次に戻る 「レポート分析」を使ってみた!インタビュー 今回インタビューしたのは、営業部サポート課の以下の2名です。 左から、営業部 サポート課 高島(東京支社所属) 柏原(本社所属) 東京⇔本社をオンラインで繋ぎインタビューを実施。新入社員研修のCS(カスタマーサポート)研修のシチュエーションを想定し、研修の問題作成~採点までの作業に「レポート分析」を使ってもらいました。 CS(カスタマーサポート)研修とは…learningBOXの新入社員研修の一つで、実際にあったお客様からのお問い合わせ内容を題材に、learningBOXのカスタマーサポートとしてどのように返答するのが望ましいのかを学ぶレポート課題です。learningBOXの学習管理システムを使ってレポートを提出し、先輩社員が一問一問採点してフィードバックをするというものです。learningBOXとQuizGeneratorそれぞれのサービスに関する問題数は50問以上に及び、苦戦する社員が続出している難関研修です。 レポート課題で採点者がこれまで抱えていた問題とは? お二人がレポートを採点するにあたって、これまで抱えていた問題について教えてください。 高島:レポート課題の採点をする際、合否の判断だけでなくフィードバックコメントも書くのですが、自身で答えを導き出せるようヒントを加えつつ、分かりやすい文章を0から作らなければなりませんでした。そこが毎回難しくて時間がかかってしまっていました。 また、一社員につき計50問以上の回答が届くのですが、業務の合間を縫ってその量の合否判断&フィードバックをしなければならないため、いつの間にか採点待ちのレポートが溜まってしまうこともありました。 柏原:レポートの回答は人によって言い回しが違うので、ポイントを正しく押さえているかを一つ一つ確認するのに時間がかかっていました。 1問の採点に5分かかっていたのが1分に短縮?! 実際にレポート分析を使ってみてどうでしたか?良かったところを教えてください。 柏原:まず「ついにAIの時代が来たか~!」と思いましたね(笑)。それはさておいて、AIが自動で模範解答との類似度を提示し、フィードバックコメントも作成してくれるので、正解のポイントを正しく記入しているかをすぐに判断できるようになったのが良かったですね。 そのおかげで1問採点するのに5分はかかっていたところを、感覚的には1分くらいに短縮することができたように思います。例えば問題数10問なら、50分かかっていたところを10分くらいに短縮できるかもしれないですよね。 AIが作成するフィードバックに関しても、ポイント毎に「この文言が欠けています」「ちゃんと書けています」など的確なので、判断材料としては問題なく活用できる印象です。 あと「レポート受付時に分析」という項目に予めチェックを入れておけば、採点画面を開いたときにはすでにAIが分析した回答が表示されているので、これも非常に便利だなと思いました。 「レポート受付時に分析」にチェックをしておくと、採点するときにはAI分析が完了している状態になるので時短になります 高島:操作が簡単で、レポート課題の作成を素早くできた点も良かったです。基本的に、通常の問題作成のフローに模範解答を追加するだけでした。分析もスピーディに示してくれるので全体的に時間短縮になると思いました。 柏原さんが言われるように、AIが提示してくれるフィードバックの文章も的確なものが多く助かりました。例えば、説明が不足している回答の場合でも具体的なアドバイスを入れて文章にしてくれるんです。その文章をコピーして編集すればよいので、とてもスムーズでしたね。 ▼レポート課題の作成もこんなにスピーディー! ▼レポート分析を使った成績画面 社内研修だけでなく、各種試験や試験対策にも活用できそう! 今回はCS研修のレポート採点シーンで使ってみていただきましたが、他にどんなシーンでレポート分析を活用できそうでしょうか? 高島:大学や資格取得のスクール、社内研修などに加えて、介護業界や建設業界などの正確性が求められる業界は研修を受けた後にレポート課題があるため、そのようなシーンでも活用できそうです。他にも、採用試験や昇進試験、また試験対策でも利用できるのではないかと思いました。 柏原:learningBOXには診断テストの機能もあるのですが、お客様からは「診断テストを作成するのが難しい」という声をいただくことがあります。確かに、診断テストは統計学などを学んでいないと一から作るのは大変です。AIアシストを使ってみて、やはり分析が長けていると感じるので、診断テストにもAIアシストが搭載されるとさらに便利になるのではと思いました。 気になった点や改善ポイントは? 実際に使ってみて気になった点や改善してほしいところはありましたか? 柏原:今後の改修で改善されるかもしれませんが、現状ではレポート課題の回答文字数が1,000文字までしか入力できないのがネックかもしれません。例えば、大学のレポート課題の場合を想定すると足りないかなと感じました。 あとは「模範解答との類似度」の数字の根拠も必要だと感じています。というのも、模範解答をそのまま回答すると当然100%と出ますが、その模範解答から文言の足りない回答をいくつか作成して試してみると、85%前後が多くなるという結果になりました。数字のバラツキもあり、何を根拠にその%になっているのかが客観的に分かると説得力が増すと思いました。 「模範解答との類似度」として正解率が表示されます さらに、模範解答以上の回答を出してみるとどうなるかについても試してみたところ、85%という正解率でした。これはAIが模範解答と比べてしまうので、それに対しての85%になってしまうのだと思いますが、人が採点していたら加点ポイントとなるところです。そう考えると「AIはあくまでアシスト」というスタンスが無難と感じました。 あと、最初は入力形式に迷うかもと思うところがありました。課題の提出方法の入力形式ですが、「テキスト入力」を選択しないとレポート分析が使えないので要注意です。 レポート分析を使用するには、「テキスト入力」を選択してから「AIレポート分析(ベータ版)を利用(テキスト入力のみ)」にチェックを入れましょう 高島:CS研修では回答のフィードバックにヒントとなるURLや画像(スクリーンショット)を貼ることが多いので、ぜひこれは挿入できるように進化してほしいと思っています! 今後、実際にこの機能を業務で使っていきたいと思いますか? 柏原:はい、ぜひ!learningBOXとQuizGeneratorのレポート課題を合わせると50問以上あるので、日々の業務をしながら採点するのは結構ハードですからね。 現段階では、AIにレポート採点を完全に頼り切ることは難しいレベルではあると感じています。ですが、それでもかなりの時間短縮にはつながるので、今後ぜひ使っていきたいです。夏入社以降のCS研修で本格的に使ってみようと思っています! 目次に戻る まとめ 今回は、レポート分析について高島と柏原のインタビューをご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか? 「AIはあくまでアシスト」その観点を持ちながらうまく有効活用していくことで、今まで時間がかかってしまっていた仕事を効率よく回せるようになるのは朗報ですよね! まだまだAIの精度については課題はあるものの、きっとレポート課題採点のアシストとしてお役立ていただけるものと確信しています。 現在QuizGeneratorのページ上で、短いお題やクイズを作成したい内容が記載されたURL等を入力するだけで、AIがクイズを自動生成する「AIでかんたんクイズ生成」サービスも無料公開しています。9月のAIアシスト機能リリースまで、こちらでもぜひAI体験をお楽しみください。 ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
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【無料セミナー】地方公務員向けセミナーアーカイブ配信のお知らせ

2023年6月15日(木)、learningBOX株式会社は他3社との共催で地方公務員向け無料セミナー「地方自治体職員の将来に向けた人財マネジメントの必要性について-職員数減少の課題に対する解決策を探る-」を開催いたしました。 人口減少社会における職員の負担増と人財(人材)マネジメントの重要性について、元総務省自治行政局公務員部長佐々木浩氏の講演とともに、わかりやすく学んでいただける内容となっております。 アーカイブ動画の視聴も受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひこの機会にご覧ください。 (アーカイブ動画は行政職員の方以外でもご視聴いただけます。) ※アーカイブ配信は予告なく終了する場合がございます。 アーカイブ配信のお申込みはこちらから アーカイブ動画をご希望の方は、以下のお申込みフォームよりお申し込みください。 お申込みフォーム(キャプラン株式会社のホームページに移動します) セミナー概要 1 開催日時令和5年6月15日(木) 13時30分~15時30分※本セミナーは終了いたしました。アーカイブ配信をご利用ください。 2 内容地方自治体職員の将来に向けた人財マネジメントの必要性について-職員数減少の課題に対する解決策を探る-   1.基調講演「2040年の将来の人口減少と地方公務員の将来像について」     元総務省 自治行政局 公務員部長 佐々木 浩 氏   2.セミナー「将来の職員担い手不足に対応する人財マネジメントソリューション」     キャプラン株式会社 執行役員 タレントマネジメント事業本部長 平間 芳和   3.セミナー「地方自治体における外部人財の活用トレンド」     株式会社パソナ パブリック本部 パブリックDotank事業部長 武本 雅史   4.質疑応答 3 参加費  無料 4 共催企業  本セミナーは以下の4社による共催セミナーです。  (順不同、敬称略)  ・株式会社パソナ  ・キャプラン株式会社  ・株式会社カオナビ  ・learningBOX株式会社 【登壇者紹介】佐々木 浩1961年広島県生まれ。広島大付属福山高、東大法学部卒。1985年旧自治省入省。福利課長、鹿児島県副知事、公務員部長、総務省大臣官房地域力創造審議官、総務省自治大学校長を歴任。地方自治法施行70周年記念自治論文集では「将来の地方公務員制度担当者へ」での寄稿を行うなど、地方公務員制度の課題や職員数減少の問題について幅広い知見を有している。
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