暗記学習に最適!穴埋め問題の簡単な作り方とコツを教えます
暗記のコツは「繰り返すこと」、つまり反復学習にあります。資格試験や定期テスト対策などでよく活用される穴埋め問題(虫食い問題)は、解答の前後関係も含めて問題全体を理解することができ、記憶をより定着させやすくなるのがメリットです。
この記事では、学習管理システム(LMS)を使った穴埋め問題の簡単な作り方と効果的な活用方法を詳しくご紹介します。資格試験対策やWebテストなどで穴埋め問題を取り入れたいと考えている方は、ぜひご一読ください。
ツールの活用で簡単に作れる穴埋め問題
穴埋め問題(虫食い問題)とは、設問の一部が空白になっており、正しい内容を解答させる方式で、記述式と選択式があります。問題作成者の設定した正解とユーザーの解答を一致させる必要があるため、正解は端的で短い内容にするのが基本です。
文章作成ソフト・表計算ソフトなどでも作成できますが、より効率的に問題を作成したい、作成した問題を配布したり成績を管理したい場合は学習管理システム(LMS)を利活用するのがおすすめです。
目次に戻るlearningBOXのご紹介
learningBOXは教材作成、問題・テスト作成、配布、採点、ユーザーの管理など、研修や教育に必要な機能がそろう学習管理システムで、さまざまな形式の問題を効率的に作成できます。learningBOXを使った穴埋め問題(選択式)の作成方法を見ていきましょう。
クイズ・テスト作成フォームから穴埋め問題を作成する
learningBOXでは、以下5つのステップで穴埋め問題が簡単に作成できます。
- learningBOXにログイン
- 画面左のメニューにあるコンテンツ管理にアクセス
※問題を作成するためにはコースの作成が必要です - 作成したコースをクリックして、コースの中の階層画面を開きます
画面左上にある「+」アイコン>「教材」>「クイズ・テスト」>「クイズを作成」の順に選択して、クイズ・テスト作成フォームを開きます - クイズのタイトルを入力し、必要に応じてオプションを設定してください
- 画面下部にある「問題編集へ」ボタンをクリックし、出題形式から「穴埋め問題」を選択して作成していきましょう
クイズ・テスト作成フォームについて
「クイズ・テスト作成フォーム」は、大きく分けて下記2つの項目から構成されています。
- オプション:出題数や出題順、合格点、設問ごとの正誤表示など詳細設定ができます。
- 設問:クイズ・問題を作成します。2問以上を作成したい場合は、設問の直下にある「+」アイコンをクリックして設問を増やしてください。
クイズ・テスト作成フォームの詳しい使い方についてはこちらをご確認ください。
虫食いノートを活用する
虫食いノートはlearningBOXの教材形式の一つで、暗記学習に特化したツールです。文章作成ソフトのような手軽さで、覚えたい内容に虫食い囲み線を加えてオリジナルの虫食い教材を作成・編集できます。
虫食いノートは、以下4つのステップで簡単に作成できます。今回は例題として、日本史に関する虫食いノートを作成していきます。
- learningBOXにログイン
- コンテンツ管理にアクセス
- 作成したコースをクリックして、コースの中の階層画面を開きます
- 画面左上にある「+」アイコン>「教材」>「虫食いノート」>「虫食いノートを作成」の順に選択して、作成フォームを開きます
日本史に関する穴埋め問題
- 794年、平安京へ都を移す
- 1185年、鎌倉幕府の成立
- 1336年、室町幕府の成立
- 1467年、応仁の乱
- 1600年、関ヶ原の戦い
- 室町幕府は、征夷大将軍となる足利尊氏が京都で創始した。
- 銀閣寺は室町幕府8代将軍の足利義政が京都に建てた。
- 本能寺の変とは織田信長の家臣・明智光秀が謀反を起こして襲撃した事件である。
- 安土桃山時代は、織田信長と豊臣秀吉が中央政権を握っていた時代である。
- 第一次世界大戦とは、1914年~1918年に勃発した人類史上初の世界戦争である。
※下線を引いた箇所を穴埋めにしてみましょう。
虫食いノート作成フォームに上記のテキストをコピーして貼り付けてください。
虫食いノートのメリット
- 穴埋め問題がサクサク作れる
- テキストの色や大きさの変更、画像の挿入が可能
- パソコン・スマートフォン・タブレット端末などマルチデバイスに対応
- 作成した問題は、learningBOXのユーザー管理機能を活用して登録ユーザーとシェアできる
虫食いノートの機能を上手く活用することで、業務に必要な知識やスキル、定期テスト・資格試験によく出る範囲など、反復学習によって習得させたい内容の「インプット・アウトプット」を簡単にWeb上で行えます。ぜひ、記憶の定着に虫食いノート機能をお役立てください。
目次に戻るまとめ
今回はlearningBOXを活用した穴埋め問題の作成方法や虫食いノート機能についてご紹介しました。文章作成ソフトや表計算ソフトでも穴埋め問題は作成可能ですが、公開・配布には印刷が必要だったり、別のシステムが必要になるなど時間とコストがかかります。learningBOXなら、問題作成から公開・配布・テスト後の成績管理までワンストップで対応でき、作業工数を減らしながら一元管理できるのが大きな強みです。
learningBOXのフリープランなら10アカウントまで無料でご利用いただけます。まずはお気軽にお試しいただける無料プランをお試しください。
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