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eラーニング学習をお試しで体験してもらう方法

eラーニング学習をお試しで体験してもらう方法 はじめましてこんにちは!品質管理部の篠倉⛄です。ブログ記事を書くのは初めてでキンチョーしています!今回ブログを書くにあたって、優柔不断な私は題材に悩みに悩んでしまいました。あれもこれもオススメしたい機能だらけだったので、、、。 悩みに悩んで今回選ばれたのはlearningBOXのメンバー管理で活用されている「アカウント有効期限機能」です!皆様はこちらの機能、ご存じでしょうか?2019年6月12日のアップデートにより、ひっそりと追加されています!!本稿では『アカウント有効期限機能』について詳しくご紹介いたします。拙い文章ではありますが何卒よろしくお願いいたします。(*- -)(*_ _) 目次はこちら 1 . アカウント有効期限機能とは 2 . アカウント有効期限機能の活用方法 3 . 活用時の注意点 4 . まとめ アカウント有効期限機能とは メンバー編集画面にてユーザーの有効期限を設定することができます。メンバーのアカウントに任意の有効期限を設けて期限が過ぎると自動で無効になる機能です。アカウント情報は自動的に「無効」になり、成績も削除されます。通常の作成方法で、アカウントを登録すると、期限のない有効メンバーが作成されます。 ※有効期限を設定する場合は、通常の作成時の設定を2箇所、変更するだけで、簡単に設定することが可能です! アカウント有効期限機能の活用方法 「期間限定でユーザー(学習者)に貴社が作った学習コンテンツをお試し体験してもらう」ことが可能です! 例えば、塾や専門学校において、体験入学コンテンツの一つにeラーニング学習をお試しで体験してもらう、貴社のサービスや学習コンテンツに興味・関心を持っているお客様に、サービス内容の紹介動画や学習コンテンツを一定期間だけ体験・閲覧してもらいたい、など、"貴社のサービスをお試しで体験してもらいたい!"というケースに最適です。 まずはこちらから管理者登録をお願いします。 learningBOX公式ホームページ→無料利用を始めるをクリックし、learningBOXでアカウントを作成して、ログインしましょう。>>アカウント作成画面はこちら
ブレンディッド・ラーニング

ブレンディッドラーニングで学習効果を上げる方法

ブレンディッドラーニングで学習効果を上げる方法 もう今月は令和元年最後の月となってしまいましたね!開発の小橋🐧です。皆様は、「ブレンディッドラーニング」という言葉をご存知でしょうか?近年、eラーニングと集合研修を掛け合わせた新たな学習(研修)スタイルとして、注目されています。今回はそんな、「ブレンディッドラーニング(ブレンド型学習)」について簡単にご紹介します。 目次はこちら 1. 『 ブレンディッドラーニング 』とは? 2. ブレンディッドラーニングを導入するメリット 3. learningBOXがブレンディッドラーニングにおススメなわけ 4. まとめ 『 ブレンディッドラーニング 』とは? ブレンディッドラーニング(Blended Learnig) 知識習得やテストなどを「eラーニング」で行い、ディスカッションや実地訓練などは「集合研修」で行うという、2種類の学習方法を併用する研修スタイルのことです。 学習形態の1つとしてeラーニングが当たり前の時代になりましたが、実技トレーニングなしには習得できないものなど、学習内容によっては直接集まって集合研修/学習を行った方がよいものもありますよね。ではそのような場合、集合研修だけで本当に充分なのでしょうか? 基礎知識や用語の説明に研修時間の大半を費やしてしまって実技トレーニングは駆け足で行ったなど、学習効果や成果がイマイチだったということも多々ありますよね?そういう場合は研修内容を仕分けしてみましょう。 「集合研修とeラーニングを組み合わせて実施する」を例にとると、 1. 参加者は事前にeラーニングで基礎知識を習得。講師は学習状況についてのデータ収集やアンケートの実施による生徒の状況把握。 2. 皆で集まって行う研修では実技トレーニングなどリアルな集合研修でしかできないことを重点的に行う。 3. 参加者は集合研修後もeラーニングでアフターフォローや復習テストでの記憶定着で継続性を図る。 ​とすることで学習効果は格段に上がります。つまり、「複数の学習形態のいいところを混ぜ合わせて最大の学習効果を引き出す」。 これが『 ブレンディッドラーニング 』です。 ブレンド型学習(英語: blended learning) 正規の教育プログラムの中で、少なくとも部分的にはオンライン配信によって提供された教材や指示を用いて、いつ、どこで、どのような順序やペースで学ぶかなどをある程度まで生徒自身が決められる状況で、生徒が学んでいく学習形態である。 学校の校舎への通学は維持されるが、対面式の教室での学習に加え、コンピュータをメディアとする活動(eラーニング)が組み合わされることになる。ブレンド型学習の支持者たちは、生徒の学習状況についてのデータ収集が可能である点と、指導や評価の過程をカスタム化できる点を、この手法の大きな利点であるとしている。 (ウィキペディアより) ブレンディッドラーニング参考文献: Blended Learning - 文部科学省 ブレンディッド・ラーニング - 日本イーラーニングコンソシアム ​ ブレンディッドラーニングを導入するメリット ​研修プログラムにブレンディッドラーニングを取り入れるメリットとして一部をご紹介します。 ① 研修実施前にアンケートを実施することで、講師が研修当日に、学習者の習得状況に適合した研修を提供できる ② 参加者の研修参加目的や意識を高めることができる ③ 研修が一方的なものではなく、双方向で有意義なものとなる ④ 研修後にクイズ形式の教材やスライドダイジェスト等で復習することで、記憶の定着化が進む。 ⑤ 研修参加者のスケジューリング負担と交通費も削減 事前にeラーニングで基礎知識を習得 + 集合研修や授業 + 事後のeラーニングで記憶が定着 ​ 授業をインプット型からアウトプット型に転換させる反転授業もブレンディッドラーニングの一種です。 反転授業に加えて、授業後に復習をeラーニングで行うと、最強のブレンディッドラーニングのできあがりです。 先生の授業をひたすら聞くだけの受け身一辺倒の授業ではなく、双方向授業が可能となります。生徒からの発信も多くなるため、必然的に生徒の脳も活性化しそうですよね? 反転授業 ブレンド型学習の形態のひとつで、生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業である。 ブレンディッドラーニング参考文献: 反転学習-ウィキペディア(Wikipedia) learningBOXがブレンディッドラーニングにおススメなわけ ​研修日数を減らしてeラーニングをブレンドすれば主催者側のコストは抑えられるだろうと思われるかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?実際にはeラーニングをブレンドすることで逆にコストがかかる場合もあります。一般のeラーニングには、次のような問題が挙げられます。 「学習管理システム(LMS)導入にコストがかかるので、コスト削減にはならない」 「SCORM教材の作り方が難しい」 「教材内容を修正したい時に自分で簡単に修正できない」 でも、learningBOXなら上記のような心配はありません。難しい知識などなくても教材を簡単に作成・修正することが可能です。しかも、大幅なコストダウンが期待できます。わからないところは手厚いサポート体制も整っていますのでご安心ください。 個人でも会社でも手軽に始めることができるeラーニング ※learningBOXの機能についてはlearningBOXの使い方ページに詳しく掲載されています。 まとめ 今回はブレンディッドラーニングについてご紹介しました。eラーニング向きではないというような内容の研修でも個人単位でできる部分と集合研修にしかできない部分を切り分けることで学習効果が大幅に上がりそうですね。あらゆる学習シーンに、まずは10アカウント無料から手軽に始められるlearningBOXをブレンドしてみてはいかがでしょうか?
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海外の方でも安心して使えるeラーニングシステム

海外の方でも安心して使えるeラーニングシステム はじめまして!営業の向井です。入社してもう少しで9ヶ月になりますが日々勉強の毎日です。早速ですが、今回のブログ記事は、お客様とのお打合せでよく出るお話をしたいと思います。最近よく出るお話の一つに、日本で働く外国人の研修に活用したいという声を多く聞きます。 グローバル化の一環として外国人の社員を雇用するケースが増えているようです。社員教育にeラーニングは適していますのでご利用いただく方は多いかと存じます。しかし言語切替に対応しているものでないと、外国人の方が研修を受ける前に操作がわからず戸惑う場合がございます。 学習管理システム(LMS)であるlearningBOXでは言語を英語に切替えることができますので、外国人の方にも気軽に学んでいただくことができます。本稿では英語切替の操作方法と近年益々、増える外国人労働者のコミュニケーション問題をご紹介いたします。 目次はこちら 1. 言語設定を英語に切り替える方法 2. 増える外国人労働者とコミュニケーション問題 3. eラーニングを使って外国人が働きやすい職場をつくる 4. まとめ 言語設定を英語に切り替える方法 今回は日本国内でのwebブラウザでシェアランキングが高い「Google Chrome」を例にして、言語設定を変更してみましょう。 STEP1 まず初めに、Google Chromeを開きます 「︙(縦に点3つ)」を選択して、Chromeメニューを開きます。 設定をクリックします STEP2 設定画面から言語設定を変更します 設定をクリックしスクールして下まで行くと【詳細設定】があります。こちらの詳細設定をクリックしてください。またそのまま下に進んでいただき言語の横にある【 V 】をクリックします。 STEP3 日本語から英語に言語設定を変更します 「言語を希望の順序に並べ替えます」の下に言語の一覧が表示されますので、「英語  ︙」をクリックします。「トップに移動」をクリックすると英語が先頭に移動されます。 STEP4 英語設定完了 先程と同様に「英語 ︙」をクリックし、「Google Chrome」をこの言語で表示をクリックするとお進みください。言語が「英語」に変更されます。 learningBOXの言語が英語設定になりました learningBOXをログインしていただくとシステム内の言語が英語表記に変更されていることが確認できます。現状、一部のメニューが日本語のままですが、こちらにつきましては随時修正をさせていただいております。 増える外国人労働者とコミュニケーション問題 国内で働く外国人労働者の数は、ここ数年で倍増しています。国内の労働力人口に占める割合も増えており、2018年には2%を超えました。日本総研の推計では、現状のペースで外国人労働者を受け入れれば、2030年には労働人口に占める割合も5〜6%になる見通しです。 外国人労働者の多い自治体 ダントツの1位は東京 外国人人口が多い地域ランキングの1位は、ダントツで東京都です。東京に住んでいる在留外国人の数は52万1,502人で、在住外国人全体の20%を占めています。そのうち労働に従事している人は約22万9,000人で、この数も全国トップです。 ダントツ1位の理由は、多くの企業の本社、教育機関があるため、技術・人文知識・国際業務などの高度人材と留学生が多く集まるからです。 意外に多い愛知県 2位は、23万5,320人の愛知県です。在住外国人の比率は全体の約9.2%で、愛知県に特に多い外国人はブラジル人です。 ブラジル人が多い理由は、愛知県にトヨタ自動車などの日本を代表する企業の工場が集まっていて、そこで働く人が多いからです。 また、外国人留学生も多く在住しています。理由としては時給の高さが挙げられます。愛知県の最低賃金は全国第4位で、他に留学生の多い福岡や沖縄に比べると100円以上高くなっています。 3位は観光客に人気の大阪府 3位は大阪府です。大阪府に在留している外国人の数は22万5,269人で、全体の8.8%となっています。大阪で特に多い外国人は、朝鮮・韓国人とされています。 大阪は、近年観光客に人気の場所となっています。平成29年には約1,111万人の外国人観光客が大阪を訪れていて、これは日本全体で2位の数字です。大阪を訪れる観光客の数は平成23年時点では約158万人で、6年間で7倍も増えています。 外国人労働者とのコミュニケーション問題 外国人労働者は育成が難しいと言われていますが、その原因は、コミュニケーションの問題が大きいと言われています。それでは詳しくみてみましょう。 ▼言葉の壁がありスムーズなコミュニケーションが取れないケース ・注意したくても言葉や意味を伝えるのが難しかった。 ・日本独特の繊細な表現(色やニュアンス)が全く理解されず、伝えるのに苦労した。 ▼価値観や文化の違いから起こるトラブル ・日本人特有の建前が通じず、気持ちを伝えるのに苦労した。 ・時間のルールもあまり守られなかった。改めて、「始業時刻が決まっているので間に合うように来て下さい」などの説明をした。 ・五分の遅刻でも大したことではないと周囲を困らせたことがあった。 eラーニングを使って外国人が働きやすい職場をつくる 外国人労働者の育成に日本人が苦労を感じるのはなぜでしょうか。「言語の壁」だけでなく「生活習慣や文化の違いに対する戸惑い」を感じる人も多いです。これは外国人労働者が同僚となることで、仕事に対する考え方や宗教面でのこだわりなど、日本人同士では馴染みがない出来事に触れる機会が増えるためと考えられます。 eラーニングを使うとスマートフォンやパソコンを使って、日本の文化や一般常識、マナーを教えることができます。学習者のレベルに合わせて日本語の勉強や仕事に必要なスキルを身につけることができます。 弊社のeラーニングシステムの特徴は『コース学習として学習や研修を進める』ことができます。 learningBOXの特徴! ・パソコン操作が苦手な方でも登録したその日からeラーニングを始めることができる ・マニュアルを読まなくても触りながら操作が身につくデザイン設計 ・研修や教育をサポートする暗記コンテンツや試験問題が簡単に作れる ・学習者の学習進捗度も成績管理画面からグラフで一目で確認できます ※詳しい使い方はlearningBOXの使い方ページに記載されています。 まとめ 今回の記事では、『learningBOXの言語設定』と『外国人労働者の増加とコミュニケーション問題』について紹介しました。learningBOXでは言語を英語に切替えることができますので、外国人の方にも気軽に学んでいただくことができます。learningBOXをご登録して頂くと、初期教材が準備されています。初めてのかたでもマネしながらコンテンツを作ってみたり、コースを作ることができる内容になっています。どなたでも手軽にeラーニング学習が始めることができますので、この機会に是非、弊社のlearningBOXをお試しください。本稿もご覧いただきありがとうございました。

情報漏えいを防ぐ‼eラーニングを使ったセキュリティ研修

情報漏えいを防ぐ‼ "eラーニングを使ったセキュリティ研修" CS導入サポート担当の木下👓です。久々のブログ記事投稿になります。2019年も残すところ後わずかになりました。今年は元号も変わり大変、慌ただしい一年になったんではないでしょうか? 令和元年は弊社にとって『新事務所移転、東京・大阪の展示会出展』など大きなイベントもたくさんあり、その節は大変お世話になりました。改めてこの場をお借りして、お礼申し上げます。それでは、早速ですが今回の記事に参りましょう! 「皆様の会社ではセキュリティに関する知識や対策、研修は万全でしょうか??」今回の記事では、「eラーニング学習を使った、顧客情報の取り扱いの注意点や情報漏えいから会社の顧客情報を守るセキュリティ研修をご紹介します!!」本稿もどうぞよろしくお願いいたします。 目次はこちら 1. 個人情報漏えいによる損害賠償金 2. セキュリティ研修の重要性 3. eラーニング学習の需要と期待 4. learningBOXを使ってセキュリティ研修を作る 5. まとめ   個人情報漏えいによる損害賠償金 こちらは、2018年の1年間に発生した個人情報漏えいインシデントによる想定損害賠償額です。情報漏洩インシデント1件あたりの漏洩人数では、情報通信業が上位(1位 171万2,580人)を占めています。(資料元:特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会)   セキュリティ研修の重要性 原因別1位➡ 紛失・置き忘れ 26.2%2位➡ 誤操作 24.6%3位➡ 不正アクセス 20.3%と続いており、「紛失・置き忘れ」「誤操作」「不正アクセス」が3大原因として全体の約70%をしめています。原因別からみてわかるように、確認漏れやセキュリティ意識の低さ等によるヒューマンエラーが原因に関係しており、会社役員も含め、全社員を含めてセキュリティ意識の向上が必須となっています。(資料元:特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会) 情報漏えいによる影響はお客様や取引先企業にも計り知れない損害が発生します。経済的損失、会社の信用失墜、罰則・ペナルティーなど・・・考えただけでも恐ろしい。   eラーニング学習の需要と期待 eラーニングを使った研修や学習は『教育ビッグデータ・EdTech・働き方改革・次世代集合研修・先進的教育事』など、ますます活躍の場が広がり注目されています。学習形態の一つとして期待され、導入する企業が年々増えています。その中でも、コンプライアンス、情報セキュリティ、企業研修、など社内向けの研修や教育に力を入れる企業が増えています。   eラーニング学習のメリット eラーニングは個人が必要に応じて学習し、わからないところは繰り返し学習できるので大変便利です。自分の学習したいタイミングで予習・復習・再学習を容易に行うことができるのも最大の利点ではないでしょうか。一人一人のビジネススキルが上がることで、社員、会社、全体の成長や底上げに役立ち、業務効率の向上に直結します。   learningBOXを使ってセキュリティ研修を実施する 龍野情報システムではこのように『セキュリティ研修』を社員に実施しています。弊社のlearningBOXは手軽にセキュリティ研修を作成・実施することができます。今回は「IPA(情報処理推進機構)」が無料で提供しているコンテンツを使った、セキュリティ研修をご紹介します。 IPA(情報処理推進機構) 複雑・膨大化する情報社会システムの安全性・信頼性の確保による“頼れるIT社会”の実現に向け、IT施策の一端を担う政策実施機関として、情報セキュリティ、ソフトウェア高信頼化、IT人材育成等の施策を展開します。(引用:IPA(情報処理推進機構))   セキュリティ研修の流れ learningBOXを使ったセキュリティ研修はこちらです。動画をご確認ください learningBOXを使うとセキュリティ研修をコース学習として受講することができます。コース学習にすることで一定の学習手順や合格点に達したものだけに認定証を発行することができます。 こちらの機能や設定もオススメです ・グループ毎、部署ごとに研修を受けさせる。 ・CSVで学習者の成績を一括でとりこめる。 ・受講回数を制限することも可能です。 ・学習者の成績データは自動で採点されます。 ※learningBOXの設定、使い方はlearningBOXの使い方ページに詳しく記載されたいます。   まとめ セキュリティ教育では全社員の意識向上が重要となっていきます。分厚い資料を渡したり、形だけの方針を伝えるだけでは、社員の意識が向上しません。 セキュリティを遵守する仕組みが大切であり、その1つにeラーニングがあります。eラーニングを使うことで、学習者の理解度をより細かく分析、数値化し評価することができます。弊社のeラーニングシステム(learningBOX)が皆様の企業におけるセキュリティ対策にお役に立てれば幸いです。本稿もお付き合いいただきありがとうございました。

アメリカの反転学習の始まりの一つ、カーンアカデミー(Khan Academy)について【世界のeラーニング】

アメリカの反転学習の始まりの一つ、カーンアカデミー(Khan Academy)について【世界のeラーニング】 こんにちわ。マーケティング担当の本木です。 入社してまだ浅い新米、しかも、おじさんですが、どうぞよろしくお願いします。 早速ですが、eラーニング業界の知識も非常に浅い自分のための勉強も兼ねて、【世界のeラーニング】シリーズということで連載記事を書いていきたいと思います。今回は、アメリカの反転学習の始まりの一つと言われている「カーンアカデミー(Khan Academy)」についてご紹介します。 目次はこちら 1、カーンアカデミー(Khan Academy)とは? 2、カーンアカデミーの特徴 3、与えた影響 4、まとめ カーンアカデミー(Khan Academy)とは? カーンアカデミーは2006年にアメリカのサルマル・カーンによって設立されたオンライン学習サイトです。もともと、遠方に住む、いとこの子供の家庭教師をするためにウェブソフトで学習してもらうために作ったとのことです。 最初は設問を出す仕組みで、設問が解けない時にそれに合わせた学習内容を表示する仕組みだったとのこと。その後、友人の勧めで解説動画を作り、それをユーチューブに上げていったところ、”動画で分かりやすい”、”何度も見直して自分のペースで学べる”などで評判となり、利用者が爆発的に増え始めて、本格的なオンライン学習サイトに発展していったとのことです。(なお、現在の利用者数は全世界で毎月数百万~数千万人と言われています。) カーンアカデミーの特徴 カーンアカデミーのスタンスは、「設問を出しながら学習を進めていき、設問が解けないと、それに合った学習内容を表示する」とのことで、ビデオ自体は補助教材として位置づけであるところが大きな特徴かと思います。 カーン氏自身が「学習するのに最も役立つのは、設問を解くことなんです」「我々の本当のパワーの源泉は設問のソフトウェア(レベルチェックのテスト)にある」と言うほど、レベルチェックする機能に重きを置いています。 起きた影響 カーンアカデミーの登場によって起きた影響として、よく言われているのが「反転学習(Flipped Learning)」と呼ばれる授業・学習スタイルの普及です。 カーンアカデミーの動画を学校の教師達が生徒のための予習動画として使い始めたのです。 ●「反転学習(Flipped Learning)」とは? 従来は教室で行っていた講義をビデオ学習によって自宅で行い、問題演習やレポート作成を授業時間内で行う授業形態のことです。 反転授業とは | eラーニングについて | クイズ作成・問題作成ツール - クイズから始まるeラーニング 当時から反転授業自体は実施する試みがあったようですが、ビデオ教材を教師が作成する負担が大きく、反転授業を実施したくてもできない教師達が多くいたこともあり、そのような経緯から授業の予習としてカーンアカデミーの動画を利用する教師が増え、反転授業のスタイルが広まったとのことです。 まとめ 調べる前は、「反転学習の普及のきっかけ」のイメージが強かったので、「ビデオ教材のルーツ」的なイメージでしたが、カーンアカデミー自体が重きを置いているポイントが「理解度をチェックする問題・テストで学習を進めていき、わからないところをビデオ教材で学習する」という点は印象的でした。 今回は、アメリカのEdtechの始まりの一つと言われている「カーンアカデミー(Khan Academy)」についてご紹介しました。また次回もぜひご覧下さい。 あっ、そういえば、我が社eラーニング作成システム「learningBOX」もクイズ問題作成ツールの「QuizGenerator」から始まったサービスです! 「本当のパワーの源泉は設問のソフトウェアにある!」 まだの方はどうぞご利用下さい! ▼誰でも無料で簡単にクイズが作れるWEBで作れるクイズ問題作成ツール「QuizGenerator」 詳しくはこちら ▼使いやすい・値段が安い”をコンセプトにしたeラーニング作成システム「learningBOX」 詳しくはこちら

learningBOXの社内導入事例ページを初公開しました

learningBOXの社内導入事例ページを初公開しました! こんにちは!マーケティングの福本🍞です。 いつも弊社のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。 この度は先日初公開しました導入事例の最新記事である、learningBOXを開発している弊社、龍野情報システム自社内でのlearningBOXの使い方についての事例と、導入企業様の使い方事例をご紹介してまいります。弊社のeラーニングシステム learningBOXは機能が豊富な上、誰でも直感的に使えるように開発しています。ですので様々な業界・業種で導入されている実績があります! では、本稿もどうぞよろしくお願いいたします。   目次はこちら 1. 初!社内導入事例のご紹介 -CS導入サポート- 2. 導入企業様のご紹介 3. 導入事例インタビュー依頼のお知らせ 4. まとめ CS導入サポートとは CS導入サポートとは、本社のある兵庫県たつの市から、全国のlearningBOXをご使用いただいているお客様のアフターフォローをメインに行っています。 ▲ 画像左より、弊社CS導入サポートの木下さん、上田さん、坂本さん。 初!社内導入事例のご紹介 -CS導入サポート- この度、learningBOXを開発している弊社、龍野情報システム自社内でのlearningBOXの導入事例ページを作成いたしました。 「自分たちが使いこなせなければ、お客様に満足していただけるご提案ができない!」という想いから、learningBOXを使用した研修をスタートしました。最初のご挨拶でもお伝えしたとおり、お客様によって業種も違えば、業務内容も千差万別。それらに対してお客様を待たせる事なくスムーズに、問題解決まで時間をかけない為にはlearningBOX機能の完全把握は必須です!弊社のHPには各機能の説明や、料金プラン、機能別活用方法のブログ記事など、内容がとても充実しています。learningBOXは出来る事が多いので、覚える内容が多くなってしまいます。そこで、より素早い理解を目的とし、HPをマニュアルとしたレポート研修を行っています。   ▼learningBOX CS研修画面「お問い合わせメール対応」コンテンツ メール返信の基礎資料から、文章の書き方講座の動画、お問い合わせメール対応のレポート教材までが並びます。 続きはぜひ、導入事例ページでご確認下さい。 ➡learningBOXの導入事例一覧ページはこちらからご確認いただけます。   導入企業様のご紹介 learningBOXは、弊社だけでなく、導入企業様はどのような使い方をされているのでしょうか?? こちらのページでは実際にlearningBOXをご活用いただいている、企業・学校さまの導入事例をご紹介しています。learningBOX導入に至るまでの経緯や悩み、導入後の効果なども詳しく紹介されています。   株式会社物語コーポレーション様社内研修でlearningBOXをご利用 直営店の昇格試験にeラーニングを導入し、個々をさらに輝かせる人材育成を実現。やはり紙ベースの試験ですと、コストと時間がかかってしまう事が大きな課題でした。1時間~2時間の試験の為に、全国各地から東京・名古屋・大阪などの拠点まできてくださるわけですよ。このような交通費や移動にかかる時間を何とかしたいな、ということが大きな目的でした。………➡続きはこちらの導入事例をご確認ください 株式会社やる気スイッチグループ様研修試験でlearningBOXをご利用 learningBOXでは何度も試験を受講できる点が、受講者からはとても反響が良かったです。実施している研修試験は、落とすためのものではなくて、早く理解し、知識を定着させるための試験なので、learningBOXを使う事によって、自分で積み重ねて、理解までたどり着けるのがいいですよね。 あと、受講者が試験に受かるまでの期間がとても短くなりました。learningBOX導入前は8ヵ月程度がアベレージだったのですが、今はなんと、2.1ヵ月なんですよ。………➡続きはこちらの導入事例をご確認ください 日本交通株式会社様新人研修でlearningBOXをご利用 learningBOXを導入してからは全体に理解が深まっているのを内定者との会話の際に感じます。 それから、質問がある度に電話がかかってくると、私たちは細かく丁寧に確認・説明をしていきます。そうすると電話で軽く30分は使ってしまう。そういう流れであったものが、「Webを見た」「eラーニングを確認した」というところから会話が始まるようになったので、電話対応の時間もかなり短くなりました。メールでやり取りするにしても、ある程度予備知識がある中でやり取りできるので、お互いに時間の短縮にもなるし、労力の短縮にもなっていますね。………➡続きはこちらの導入事例をご確認ください   導入事例インタビュー依頼のお知らせ 株式会社龍野情報システムでは、皆様の活用・導入事例を募集しています。 ビジネスだけでなく、個々人様の学習環境やサークル仲間内での共有の学習術、などといったような事例も大歓迎です!皆様の活用事例がこれからの新しい教育の形となり、ヒントになればと思います。 現在企んでいますのは、弊社のシステムをこよなく愛する、スタッフの一人であるキタオカ🍎のlearningBOXの使い方をご紹介したいと考えています。彼はQuizGeneratorを使いこなす、QuizGenerator博士🍎でもあります。きっと皆さまの参考となる記事になるはずです! またお知らせいたしますので、こちらもお楽しみに!!   導入事例お申込みフォーム   まとめ いかがでしたでしょうか? この度はlearningBOXの導入事例についてのお知らせとなりました。 ありがたい事に、現在learningBOXは様々なお客様にご活用いただいております。皆様のご期待、ご要望に応えられるよう、日々精進してまいります! 引き続き、learningBOXをどうぞよろしくお願いいたします。
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オンライン学習最前線!eラーニングを支えるLMSとは【2021年】

オンライン学習最前線!eラーニングを支えるLMSとは【2021年】 マーケティング担当の貴田岡です。 今回の記事では、eラーニングには欠かせない「LMSの機能や仕組み」について詳しくご紹介いたします。 最近では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、テレワークが推進され、LMSを導入する企業が年々増えています。   ▼今回の記事はこんなお悩みを持つお客様におすすめ! 1.人材教育を効果的に行いたい 2.社内の研修を一元管理したい 3.研修を行うための、社員の交通費・宿泊費を削減し、教育コストを抑えたい 4.社内のノウハウを可視化し、組織レベルで共有したい   目次はこちら 1.LMSとは 2.SCORMによるLMSの標準化 3.LMSを利用することで実現可能になったこと 4.コロナ時代の人材教育について 5.まとめ   LMSとは LMSは(Learning Management System)の略で、学習管理システムとも言われます。 LMSとは、eラーニングの教材・学習・成績管理だけではなく、研修やコースの申し込みや学習者の進捗度などの管理を統合して一元管理できるシステムです。 企業の人材育成に必要な機能を総合的に備えたプラットフォームとして開発が進んでいます。 インターネットを通じて、eラーニングを配信するシステムやサービスの土台や基盤となる環境のことを指し、IT技術を活用することで、学習者は遠隔地や自宅からでも研修を受けることができます。 LMSを活用することで、「組織全体の学習効果を高めつつ、業務効率化を実現することが可能です。」   LMSの目的 学習を管理するという名の通り、もともとeラーニングで作成した教材を学習者に配信したり、学習結果をデータとして管理することを目的として開発されました。 インターネットが普及する以前のeラーニングは、CDやDVDとパソコンを併用した教材が研修で使われていました。 管理者はCDやDVD等の教材を学習者に届けさえすれば、学習を開始できるという仕組みでした。 しかし、従来の方法では学習者のやる気やモチベーションの維持が難しく、管理者は学習者の進捗情報や成績を全く把握できないことが欠点でした。 1.学習者が受講を完了したのかどうか? 2.どれだけ学習を進めたのか? 3.どのコースが学習者にとって必要なのか? これらの情報を管理できないという状態で研修が進んでいました。それに加え、研修内容の改善も効果検証も行えませんでした。   そこで登場したのがLMSです! LMSというプラットフォームが登場して、eラーニングの運用に必要な情報を統合的に管理できるシステムが整いました。 管理者・教育担当者は学習者の学習データや成績データをリアルタイムで取得し、戦略的に人材教育を行うことが可能になりました。 LMSの登場により、「学習履歴やテスト結果を学習者自身で確認したり、最適なタイミングでサポートやフィードバック」を受けられるようになりました。 LMSの主な機能 LMSの機能は、学習者向けと管理者向けの2つに大別されます。 「どの学習者にどの教材やコースを割り当てるか?」、「学習者がどれくらい受講を進めているか」といった管理を行うことができます。 世の中には多種多様な機能を搭載したLMSが数多く出回っています。 eラーニングの普及促進・標準化を進める特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソーシアムでは、LMSの主な機能を以下のように紹介しています。 ◆LMSの主な機能 1.学習者の登録、変更、削除 2.教材の登録、学習者への教材の割り当て 3.学習者個人の学習履歴、学習進捗状況、成績の管理 4.成績集計、統計分析機能 5.情報共有用の掲示板の設置や、学習者に対するメール送信 参照元: 日本イーラーニングコンソーシアム LMSの特徴を簡単にまとめると LMSを使ったeラーニングは学習状況をサーバで管理しているので、学習状況をリアルタイムに確認できます。 学習情報を一元管理することで、学習が遅れている人に適切な対処を促したり、正誤情報の分析から学習教材の品質を継続的に向上させることが期待できます。   学習者のメリット ・学習の開始から終了までの流れが理解しやすい ・学習の進捗率やテスト結果がリアルタイムに表示され、モチベーションを維持しやすい ・学習履歴を閲覧できるため、得意分野や苦手分野を把握できる ・企業によっては時間と場所(IP制限など無い場合)を選ばず受講が出来る   管理者のメリット ・コストの抑制や迅速な導入が可能になる ・学習者ごとの進捗状況やテスト結果を閲覧、CSVで抽出できる ・学習者の学習時間の集計やテストの添削が自動化され、業務負荷が軽減される ・データをサーバ上で一元管理できるため、受講者や教材の管理が容易になる 学習者全体の進捗・成績管理ができるだけでなく、成績データの数値化やグラフ化によって学習者一人一人の得手・不得手を簡単に把握できるのもLMSの特徴です。   SCORMによるLMSの標準化 SCORM(Sharable Content Object Reference Model/スコーム)とは、アメリカの標準化団体であるADL(Advanced Distributed Learning Initiative)が策定したeラーニングに関する世界標準規格のことを指します。 eラーニングにおける標準規格で、LMS(学習管理システム)と教材を組み合わせるための仕様を定義しています。 SCORMに準拠した教材であれば異なる会社の教材を搭載することも出来ます。 日本国内においては、日本イーラーニングコンソシアムがLMSやコンテンツの認証および、SCORM関連資格の認定を行っています。 SCORMの2つの役割 SCORMには、大きく分けて2つの役割があります。 その1.教材をシステムに登録する その2.教材とシステムの間で成績等をやり取りする ※これらが標準仕様として定められていることで、異なるベンダーの教材とLMS(学習管理システム)を組み合わせて利用できます。 SCORMのメリット SCORMが登場する以前は、A社の作った教材は、A社のLMSでしか利用できませんでした。 A社とB社が業務提携をして仕様を共通化していたりすれば別ですが、基本的にA社のコンテンツはA社のLMSでしか使えない、B社のコンテンツはB社のLMSでしか使えない。 しかし、SCORMが登場することで、LMS(学習管理システム)と教材(コンテンツ)相互運用を実現することができます。 ▼SCORMに関する記事はこちらに詳しく解説されています。   LMSを利用することで実現可能になったこと LMSの登場により、現場の担当者でも簡単にeラーニングを管理することができるようになりました。 学習者の成績データ、学習教材やプログラムまでもをWeb上で一括管理できるようになり、管理者側の負担も削減され、効果的で効率のよい運用が可能になりました。 履修者登録や受講者管理、教材の更新、プログラムのメンテナンスをコストを抑えながら素早く柔軟に対応できるようになり、学習者側はいつでもどこでも最新の環境・教材で学習ができるようになりました。 ログイン状況や受講頻度、テストの結果や規定のコースを完了したのかどうかなど、こうしたユーザー情報や学習データを取得することで、「社内や組織、一人一人に合った教材」を提供することが期待されます。   龍野情報システムのLMSは使いやすさと低価格にこだわったeラーニングシステムです 龍野情報システムのLMS(学習管理システム)である『 learningBOX 』は、開発者目線ではなく利用者目線に立ったデザイン設計になっております。 learningBOXは従来の学習環境をWEB上で構築・管理ができる、eラーニングの「箱」です。 この箱の中に動画やPDFなどの学習教材、問題・テスト、成績などを入れて、学習を管理していくシステムとなります。   ▼こんなお悩みをお持ちでしたらlearningBOXで解決できます! その1.すでにLMS(学習管理システム)を導入しているが、LMSの操作、設定、システムが分かりにくい。 その2.ITの知識をもった人間しか設定・管理ができないで困っている。  その3.LMSに掛かる費用を安く抑えたい。 eラーニングの導入でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。導入サポートオンラインミーティングも好評受付中です。 learningBOXの使い方に関してこちらのページにて詳しく解説されています。 STEP1.learningBOXの始め方 STEP2.learningBOXの設定方法 learningBOXの活用事例をまとめました learningBOXを利用してここが変わった!改善された!など、導入後の嬉しい声を集めました。 利用者が実際に感じた「learningBOXの導入効果」とは?   その1.ニューノーマルな社会に対応し、自宅でオンライン受験を可能に! その2.要望にすぐ応えてくれる柔軟さと、サポートの対応が良かった その3.何度も繰り返し学習できるので、とても喜ばれています。 ⇒learningBOXを活用した導入事例一覧はこちらから確認することができます。   ◆龍野情報システムでの活用事例はこちら   コロナ時代の人材教育について 新型コロナウイルスの影響により、業績・売上の低下や急なテレワーク導入など、組織活動の在り方や人々の働き方が変化しました。 第3波も到来し、未だその対応に苦慮されている企業も少なくありません。 日本全国で経済活動が停滞し、業績が大幅に低下し、赤字経営になった組織も数多くあります。 ▼新型コロナウイルス感染拡大による企業への影響について 東京商工リサーチは8月3日は17時までに、「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円以上)が11件(倒産11件)発生、2月からの累計は385件(倒産321件、弁護士一任・準備中64件)に達した。なお、集計対象外だが、負債1,000万円未満の小規模倒産が12件判明している。   出典:東京商工リサーチ|「新型コロナウイルス」関連破たん状況より   【IT業界、実は廃業も多かった】新型コロナウイルスで倒産・廃業している業界と、使われた補助金を徹底調査!プラスの影響を受けているIT業界は、実は廃業も多かった!?   出典:チャットプラス株式会社|新型コロナウイルスによる各業界への影響調査より     コロナ時代に求められるデジタルコミュニケーション いまだ収まらないコロナウイルス感染拡大により、現在多くの企業が事業継続のため、固定費・経費を把握して見直すことが急務の課題となっています。そして、人材の育成・教育・研修に関わる費用もコスト見直しの対象になる場合もあるかと思います。 ウィズコロナ時代に、組織としていかに業績を回復・拡大していくのか? コロナウイルスと共存する社会を、これから生き抜いていかなければならない中、自組織の業績をいかに回復、拡大していくかが、経営層や管理職にとっての最重要課題です。「コロナ禍による社会の変化は様々なことを変えるチャンス」でもあります。 悪化した業績を回復させ、赤字分の挽回を目指し、組織を持続的に成長させるためには、時代を読み解いたマーケティングや経営戦略、人材教育、それらを実行するマネジメント力が必要です。   まとめ 今回の記事では、eラーニングには欠かせない「LMSの機能や仕組み」について詳しくご紹介しました。 eラーニングやLMSが注目される反面、その高額なランニングコストに頭を悩まされる経営者も多いかと思われます。 しかし、企業の人材育成は、コストでなく、投資です。人材育成は企業経営の「会社力」に繋がります。 ぜひ社員教育を通して、不況という逆境を皆で乗り越えていきましょう!

eラーニングを使った学習の活用方法とは?

eラーニングを使った学習の活用方法とは? こんにちわ。マーケティング担当の貴田岡です。 早速ですが、学校や企業におきまして『新人研修や社員の教育・指導方法、学力低下、勉強方法の問題』など、学生・若手社員の教育や指導、育成に悩みを抱える担当者は業界を問わず沢山いらっしゃるかと存じます。教育担当を任命され、何から取り掛かればいいか分からず悩んだり不安を感じている方も多いかと思います。教育に関するこの悩みは深く、業界を問わず共通ではないでしょうか。決められた時間や限られたコストの中でいかに学習効果を高め、再現性のある教育を行えるか?本稿では『eラーニングを使った学習の活用方法』について解説します。 目次はこちら 1.eラーニングを用いた学習方法 2.LMSとは(学習管理システム) 3.事例紹介 4.QuizGenerator(クイズジェネレーター) 5.learningBOX(ラーニングボックス) 6.まとめ eラーニングを用いた学習方法 まず初めに、eラーニングとはPCやモバイル端末を用い、インターネット上で学習・勉強を受けることのできるシステムです。eラーニングの活用によって会社内での研修を受ける際、研修施設を借りる、外部から講師を招くなどの調整や手間、コストを削減することが期待できます。そもそもeラーニングとは、『どのような目的で利用・導入されるものなのでしょうか。』 eラーニングを導入するメリット ・自分のペースで学習できる ・最新の教材を全学習者に一律に提供できる ・時間と場所の制約を受けない ・個人の理解度や能力、目標に合わせられる ・音声や動画により、学習理解度をさらに深められる 従来の学習方法では、特定の場所や時間に拘束され、講師が直接、講義をおこなう『ヒト対ヒトの教育』でした。それに対し、eラーニングはPCやタブレット、スマートフォン等の端末を活用しネットワークを介して学習します。『いつでもどこでも何度でも好きな時間に教育を受ける』ことを実現した学習スタイルです。IT情報技術を組み合わせた仕組みであり、ネットワークを介した学習のため「教育IT」「Webラーニング・オンライン学習」と同じ意味として使われがちです。インターネットの普及やIT技術の進歩によりますます注目が集まり、その使い勝手や学習効果に企業や学校、社会全体がその可能性に期待を向けています。 LMSとは(学習管理システム) eラーニングの実施に必要な、学習教材の配信・成績などを統合して管理するシステムのことです。LMSは、eラーニングでのOS(オペレーションシステム)とも言える重要な存在、eラーニングの運用に必要な機能を備えた管理システムです。一般的に下記のような機能を備えます。 ・学習者の登録、変更、削除 ・教材の登録、学習者への教材の割り当て ・学習者個人の学習履歴、学習進捗状況、成績の管理 ・成績集計、統計分析機能 ・情報共有者の掲示板の設置や、学習者に対するメール送信 事例紹介 今回、弊社の学習環境を利用し、eラーニング学習を作成・構築したある専門学校の教師の事例をご紹介いたします。 『言語聴覚士国家試験対策に活用した事例』 言語聴覚士とは、病気や生まれつきの障害などによって、「話す・聞く・食べる・飲み込む」ことに不自由がある人に対して、言語能力や聴覚能力などを回復させるリハビリを行う仕事です。多くは3年制の専門学校、4年制大学で、指定科目の既修得者は2年制の大学院・専攻科・専門学校があります。現在、日本では61校が文部科学大臣、厚生労働大臣の指定を受けて言語聴覚士の養成を行っています。 eラーニングとの出会い 私は専門学校の教師として2017年に言語聴覚士の国家試験対策を担当しました。医療系分野は難しい言葉や内容、覚えることも多岐に渡り科目数も非常に多いです。国試対策を行う際に、活用できる資料や参考書などもあまり世に出回っておらず国試対策に大変頭を抱えていました。どうしたら効果的に良い勉強や学習方法を進め、受験生達を国家試験合格に近づけることができるか?自問自答の日々を過ごしていました。そんな思いを抱えたまま、たまたまインターネットで見かけた『eラーニング学習』。読み込んで行くうちに、辿りついたのが「QuizGenerator」という無料でWEB教材を作れるサービスを提供している龍野情報システムとの出会いです。 導入前 eラーニング学習という凄そうな学習方法を見つけたものの、自分で上手く教材を作成・管理・更新することができるのか。パソコンの知識もなく、操作に苦手意識があり、ITという言葉だけでも身構えしてしまう私。新しい一歩が中々踏み出せない。失敗したらどうしよう。考えれば考えただけ不安ばかりが過る。しかし、今までの勉強方法や、やり方ではせっかくこれから目を出し社会に活躍していく子たちに申し訳ない。情報社会が進むにつれて私たち教員や学校も時代にあった勉強法を取り入れなければいけない。勇気を出すしかないと思い決断しました。 導入後 eラーニング学習を取り入れ、大きく変化した点は生徒の学習意欲が以前にも増し積極的に参加するようになりました。勉強に保守的だった子も自主的に問題に取り組み始め、目的やレベルに合わせ学習することで、自己分析力や勉強に対する苦手意識が薄れ、今では新しい問題や教材をやりたいというリクエストも増えました。 ※eラーニング学習は従来の勉強方法と違い、時間や場所に制約を受けず、自分の好きな時間で自分に合わせたレベルの問題が解ける。人の目を気にする必要もなく、自由に各々が勉強を進められる点が良かったからではないでしょうか。一人一人に割ける時間が限られる中、必要な人に必要な分だけの適切な指導が出来ないでいた勉強。今回活用した『eラーニング学習』は今まで受け身であった学習スタイルを覆し、受験生の自主性を作り出しました それでは、それら受験生達の自主性を生み出した弊社のeラーニングサービスを紹介させて頂きます。 QuizGenerator(クイズジェネレーター) QuizGeneratorでは誰でも無料で簡単にクイズが作れます。プログラミングがわからない人でも誰でも、多種多様な出題形式で作成できます。WEB上でかんたん作成・簡単公開!スマホ、タブレット、パソコンなどで利用可能です。商用利用無料でほぼ全部の機能がご利用頂けます。問題作成フォームを使えばword感覚でかんたんに作り上げることができます。上級者向け機能としてはエクセルでの問題一括登録も行えます。 ※ライセンスを購入した場合、デザインカスタマイズや音声の読み上げ機能等特別な機能が利用できるようになります! QuizGeneratorの詳しい使い方 learningBOX(ラーニングボックス) ラーニングBOXではQuizGeneratorで作成した教材をより効果的に活用・運用が可能です。ラーニングBOXを使うことで動画教材の配信やテストや演習問題の配布、学習順の制御ができ、各教材の演習問題をクリアし、合格者には認定証の発行が可能です。実際の紙で行われているテストをWEB上で再現することができます。ラーニングBOXでは問題演習以外にも、レポート課題(ファイル提出課題)やアンケートの集計管理も行えるなど便利な機能がたくさん盛り込まれています。無料で活用いただけますので是非お試しください。 ラーニングBOXの詳しい使い方 まとめ 今回、eラーニングを使った学習の活用方法をお話ししました。今まで当たり前のようにやってきた私たちの学習・教育方法は今、変革期を迎えています。教育や指導、学習方法に悩みを抱えている企業・学校・教育担当者の皆様。eラーニング学習の利便性や活躍の場はこれからますます広がり、私たちの社会に馴染み深いツールと変化していく思われます。QuizGeneratorやラーニングBOXは手軽に効率・効果的にeラーニング学習が行えます。どちらも無料でお使い頂けますので、この機会に是非eラーニング学習の使い勝手をお試し下さい。
eラーニング-無料

無料で始めることができるeラーニングシステム

2019年も残すところあと数日と、迫ってきました。令和元年は皆様にとってどんな一年でしたか?年賀状が全く書き進んでいない、マーケティング担当の貴田岡(キタオカ)🍎です。 今回の記事では、eラーニング学習に興味を持っている方!eラーニングを導入したいがどの会社のサービスを選べばいいか悩んでいる方にオススメの記事です!弊社のeラーニングシステム(learningBOX)は個人の方~企業様までどなたでも無料でeラーニングをご利用開始することができます。準備するものはパソコンとインターネット環境だけです。『登録したその日から、eラーニングを始めることができます。』今回の記事ではそんな、弊社のeラーニングシステムである、learningBOXの特徴や機能についてご紹介いたします。それでは、本稿もどうぞよろしくお願いいたします。 目次はこちら 1. こんな社員教育のお悩みありませんか 2. learningBOXは初めての方でも安心して使えるeラーニングシステムです 3. learningBOXを使った活用シーンはこちら 4. まとめ   こんな社員教育のお悩みありませんか もし、まだ集合研修しか実施していない研修ご担当者様! 社員教育を実施・運用していくにあたり、このようなお悩み・課題はありませんか? 担当者の悩み「受講者全員を集めての集合研修は時間がとれない」 「何度も毎回、研修を行う予算がない」 「社員によって知識の習得度に差がある」 「大きな研修を行ったが、時間が経つにつれて知識が薄れてしまい、定着に時間がかかる」   担当者の悩みをeラーニングで解決したい!でも…… 操作面の不安 パソコン関係の知識や電子機器に詳しくない。研修に使いたい教材の作成から、作ったコンテンツの設定に自信がない。ITの知識がなくても使いこなせるのだろうか。 料金面の不安 値段が高額であり、まとまった予算が確保できない。中身が見えにくい商品やサービスを購入するのは怖い。 使いやすさの不安 年齢層によって使いがってに差があると会社として導入、管理が難しい。一部の人間ではなく、誰でも管理できるのだろうか。 eラーニング学習に興味関心を持っていても、パソコン操作や設定方法に拒否反応を示したり、苦手意識がある方は多いと思います。それに加え、eラーニングシステムの値段の高さに首を傾げてしまい、eラーニング導入の熱い気持ちが冷めてしまう。そういったご担当者様は本当に多いと思います。 learningBOXは初めての方でも安心して使えるeラーニングシステムです。 現在の市場に出回っているeラーニングシステムは非常に高額であり、主に大企業向けのシステムとなっているサービスが殆どです。 learningBOXのコンセプトは、「安くて、使いやすい」システムです。日本でのサービス提供開始当初から、個人で経営している塾のオーナーや、飲食店の経営者など、大手のeラーニングシステムの導入はハードルが高いと感じている中小零細の企業・団体様に多くご利用頂いています。   learningBOXの操作方法 パソコンの知識は不要!!システムに精通していなくとも、触りながら簡単に設定方法を覚えることができます。難しい操作や設定はございません。至ってシンプルなデザイン設計です。 learningBOXの機能や使い方はこちらの使い方ページに詳しく掲載されています。   learningBOXの料金プラン 弊社のeラーニングシステムは、大企業はもちろんのこと、小規模事業者・小規模団体にも導入頂けるような価格帯(100人利用でも年間33,000円~)で販売しております。フリープランでご利用頂いて、使い勝手を十分に把握、確認することができます。フリーで作って頂いた学習環境は有料プランでもそのままアップグレードすることができます。さらに有料プランのオプションを追加すれば、オリジナルのデザイン設定や独自のドメイン設定ができるなど、御社のご希望に合わせたカスタマイズが可能です。 ※有料プランのサービスや料金についてはこちらの料金プランに詳しく解説されています。   learningBOXの使いやすさ learningBOXは従来の学習環境をWEB上で構築・管理ができる、eラーニングの「箱」です。この箱の中に動画やPDFなどの学習教材、問題・テスト、成績などを入れて、学習を管理していくシステムとなります。 learningBOXの特徴はこちら ・WEB試験・クイズ作成機能の出題形式が12種類以上もある。 ・研修の効果を確認するためのテスト・演習問題が簡単に作成できる。 ・WEBで簡単に教材を配布できるので、印刷や研修会場の準備などの必要がない。 ・あらゆる業種・分野で検定テストを作れる。 ・自分の持っている教材をeラーニング化して販売することもできます。 ※learningBOXの豊富なコンテンツ機能をご確認ください   learningBOXを使った活用シーンはこちら   導入事例はこちら 株式会社物語コーポレーション様社内研修でlearningBOXをご利用 直営店の昇格試験にeラーニングを導入し、個々をさらに輝かせる人材育成を実現。やはり紙ベースの試験ですと、コストと時間がかかってしまう事が大きな課題でした。1時間~2時間の試験の為に、全国各地から東京・名古屋・大阪などの拠点まできてくださるわけですよ。このような交通費や移動にかかる時間を何とかしたいな、ということが大きな目的でした。………➡続きはこちらの導入事例をご確認ください 株式会社やる気スイッチグループ様研修試験でlearningBOXをご利用 learningBOXでは何度も試験を受講できる点が、受講者からはとても反響が良かったです。実施している研修試験は、落とすためのものではなくて、早く理解し、知識を定着させるための試験なので、learningBOXを使う事によって、自分で積み重ねて、理解までたどり着けるのがいいですよね。 あと、受講者が試験に受かるまでの期間がとても短くなりました。learningBOX導入前は8ヵ月程度がアベレージだったのですが、今はなんと、2.1ヵ月なんですよ。………➡続きはこちらの導入事例をご確認ください 日本交通株式会社様新人研修でlearningBOXをご利用 learningBOXを導入してからは全体に理解が深まっているのを内定者との会話の際に感じます。 それから、質問がある度に電話がかかってくると、私たちは細かく丁寧に確認・説明をしていきます。そうすると電話で軽く30分は使ってしまう。そういう流れであったものが、「Webを見た」「eラーニングを確認した」というところから会話が始まるようになったので、電話対応の時間もかなり短くなりました。メールでやり取りするにしても、ある程度予備知識がある中でやり取りできるので、お互いに時間の短縮にもなるし、労力の短縮にもなっていますね。………➡続きはこちらの導入事例をご確認ください eラーニング導入で頭を抱えている担当者!こちらの導入事例一覧ページでは実際にlearningBOXをご活用いただいている、企業・学校さまの導入事例をご紹介しています。learningBOX導入に至るまでの経緯や悩み、導入後の効果なども詳しく紹介されています。   まとめ 今回の記事では、learningBOXの特徴や機能について簡単ではございますがご紹介いたしました。learningBOXは初めての方でも安心して使えるeラーニングシステムです。パソコンの知識は不要!!システムに精通していなくとも、触りながら簡単に設定方法を覚えることができます。フリープランでご利用頂いて、使い勝手をお試し下さい!learningBOXのコンセプトは、「安くて、使いやすい」システムです。本稿もご覧いただきありがとうございました。
eラーニングとは

eラーニングの基礎や仕組み・使い方を徹底解説!【2020年~2021年】

eラーニングの基礎や仕組み・使い方を徹底解説!【2020年~2021年】 マーケティング担当の貴田岡です。今回の記事では、eラーニングの基礎や仕組みを分かり易く解説した記事になってます。 eラーニングとは一体何か?という基礎の話から、eラーニングの歴史や発展に関連が深い内容も詳しくご紹介してます! 「これからeラーニングを「学びたい・使ってみたい!」とお考えの方に向けた記事になっております。 eラーニングと聞くと…… 「なんだか難しそう、設定が複雑そう、自分でもできるのかな?」と不安に思うかもしれません。 今回の記事を参考にeラーニングの基礎や仕組みを、一緒に学んでいきましょう!   目次はこちら 1.eラーニングとは 2.eラーニングの歩みについて 3.eラーニングを支える学習管理システム(LMS) 4.まとめ   eラーニングとは eラーニングとはパソコンやスマートフォンなどの電子機器とインターネットを利用することによって、「時間や場所に縛られず、自分のペースでスキルアップ」を行うことができる学習システムです。 eラーニングとは ⇒ electronic learningの略称であり、「パソコン・スマホ・タブレットなど、様々なデバイスを利用して行う学習形態」を指し、学びを電子化にした教育手法のことをいいます。 ※現在では、オンライン学習のイメージが強いeラーニングですが、もともとはCD-ROMやDVD-ROMなどの記録メディアに保存されたコンテンツを組み合わせて行う「オフライン学習」が一般的でした。   eラーニングの歴史の始まり eラーニングの起源は、1950年代にCAIと呼ばれる、「コンピュータで教育を支援できないか」という考えから、アメリカを中心に開発がスタートしました。 コンピュータを使った学習システムの開発は1950年代から行われてきたのですが、当時はまだまだ認知度も低く、世間一般的にも知られていませんでした。 今では当たり前のように使われているeラーニングも当時は、コンピュータ支援教育(CAIまたはWBT )などと呼ばれていました。 CAI(computer-assisted instruction または computer-aided instruction) CAIは、教育学(教育工学)と学習理論(学習心理学)をベースに情報科学(情報理論)の三者から構成されています。 現在のeラーニングの元になっている考え方で、コンピュータを利用して、「学校教育や研修に、コンピュータを利用する」ことを目的として活用されました。 ⇒(後にWBTへ) ※日本でのCAIの研究は1960年代から始まり、1970年代に入って先駆的なシステムが実用化されました。しかし、顧客仕様に合わせた個別システムの機能が強く、またシステムとしての柔軟性に乏しかったため一般教育機関への普及には至りませんでした。 WBT(Web Based Training) WBTは、インターネットに接続されたコンピュータなどを通じ、教材を配信し学習を行うことができるシステムのことをいいます。 WBTでは学習履歴はもちろん、教材やプログラムまでもサーバ上で一括管理できるように発展しました。 ▼WBTの特徴 インターネットを介し、個々の学習者が教材閲覧・試験などを行うことができる 地理的・時間的制約にとらわれない 教材と学習者履歴を管理するLMS(Learning Management System)を組み合わせて構成される WBTなどの発展とともに、1990年代にeラーニングという表現が現れます。eラーニングは当初、企業や学校、自宅にあるパソコンでの学習に限られていました。しかし、ITのインフラが進み、スマートフォンやタブレット機器が急速に普及するのに応じて、学習場所や時間を選ばないモバイルでの学習が可能になりました。   eラーニングの歩みについて eラーニングという言葉が初めて使われたのは、1999年11月にアメリカのフロリダ州にて開催された「TechLearn 1999」です。それまで CAI、WBT、オンラインラーニング、遠隔教育などさまざまな名称で呼ばれていたものが、初めてeラーニングという言葉に統合されて示されました。   eラーニングの歴史 世の中の動き ①1950年代 ~ アメリカでスタート 「コンピュータで教育を支援できないか」という考えから、アメリカを中心に開発が始まりました。 ②1950年代 ~ Windows95の登場・発売 「パソコンの発達・普及」に従って、主にCD-ROMを教材とした学習方法が進む。1995年、爆発的人気となったWindows95が発売され、一般家庭にもパソコンが普及 ③2000年代 ~ 日本でも本格的に 2000年、当時の森内閣が日本型IT社会の現実を目指す「e-Japan構想」が打ち出される ④2000年代 ~ スマホ・タブレットの普及 2000年代後半からiPhone・Androidに代表されるスマートフォンや、さらに大型なタブレット端末が登場し、eラーニングはさらに大きく変化する ⑤2020年代 ~ コロナ禍により市場が急成長 新型コロナウィルス感染拡大により、学校では在宅学習・企業では、在宅勤務が一気に進む。 日本において大きな変化があったのは2000年です。当時の森内閣が日本型IT社会の現実を目指す「e-Japan構想」が打ち出され、2001年には特定非営利活動法人「日本イーラーニングコンソーシアム」が発足しeラーニングの普及促進事業が本格的にはじまりました。eラーニングを普及させるきっかけになったのは、1995年のWindows95の発売です。 Windows95の登場がeラーニングの歴史を変え、コンピュータを使った学習、研修を世の中に普及させる起爆剤となりました。   eラーニングの登場によって、私たちの学習はアナログ~デジタルへ eラーニングの登場・進化によって、学習者は誰の目も気にせず、24時間好きなタイミングでスキルアップを行えるようになりました。 デジタルデバイスが世間一般的に広がるまでは、私たちの学習や研修は、いわゆる集団授業・集団研修の形式で行うことが当たり前の時代でした。 多くの学習者が1つの場所に集まり、テストの配布から採点、学習状況の確認も行い、全てにおいてコストが掛かっていました。 現在ではスマートフォンのようなモバイル端末を用いた「手軽に・どこでも・勉強できる」eラーニングが主流になってきてます。 eラーニングの現状とこれからの課題 インターネットやパソコン、スマートフォンの普及により、講師と学習者の双方向性は実現しました。 しかし、いま注目されているのは、学習者同士が円滑に、コミュニケーションを取り、学びの質を高める学習形態です。 学習者同士がコミュニケーションを取ることで、学習意欲の向上や維持に高い効果が期待されています。   eラーニングの未来 今後はAIの活用が期待されています。 大量の学習データをAIが分析することによって、一人一人に沿った学習内容や教材の選定を自動で行い、学習効率をさらに高めることができると期待されています。また、VRの活用も進んでおり、従来のeラーニングでは不可能だった実技を伴う学習もeラーニングで解決できる時代が近づいています。 英国のテクノロジー調査企業「Technav」によると、VR教育の分野は2021年までに現在の9倍の17億ドル規模の市場にまで成長すると予想されており、VR×教育はビジネスとしても大きな可能性を秘めた分野です。   eラーニングを支える学習管理システム(LMS) 学習管理システム(LMS:learning management system) LMSとはLearning Management Systemの略で、学習管理システムともいわれます。LMSは、eラーニングの実施に必要な学習教材の作成や配信・成績データなどを統合して一元管理することが出来るシステムです。 LMSの構成は大きく分けると「eラーニング機能と管理機能」に分けられます。 LMSを導入することで、管理者は学習者の、「学習状況の進捗度」や「学習成果」などを一元管理することができます。 LMS開発の背景 通信環境や社内ネットワークが整備される前は、インターネットも普及しておらず、CD-ROM、DVD-ROMなどの記録メディアををつかって教材が配布されていました。 2000年代になると、ADSLや光回線が一般家庭にまで普及し、企業内でも全てのパソコンがネットワークに接続されるようになりました。 パソコンがインターネットに接続され、インターネット上で、eラーニングを提供することに特化したソフトウェアとして、LMS(Learning Management System)が登場しました。インターネットの普及などに伴いオンラインでのeラーニングの学習環境が生まれたことにより、企業がeラーニングを採用する機会が拡大しました。 LMSが登場した時代、LMSは主に大企業によって利用されていました。大企業が資本力と技術力を使い、自社専用のLMSとそのLMSで教材の開発を進めており、一部の企業や組織でしか使うことができない代物でした。 ※ADSL:アナログ電話回線を利用し、ADSLモデムを通してデータ通信を行うインターネットサービスです。   LMSの主な機能 eラーニングの普及促進・標準化を進める特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソーシアムでは、LMSの主な機能を以下のように紹介しています。 学習者の登録、変更、削除 教材の登録、学習者への教材の割り当て 学習者個人の学習履歴、学習進捗状況、成績の管理 成績集計、統計分析機能 情報共有用の掲示板の設置や、学習者に対するメール送信 参照元: 日本イーラーニングコンソーシアム   LMSの4大機能 LMSには、「教材を管理する」、「教材を配信する」、「アカウントを管理する」、「成績を管理する」の4大機能があります。   LMSの機能その1:教材を管理する LMSの機能によっては、運営者が予め登録している教材しか使えないようなシステムもあります。自身で作成したコンテンツを登録できたり、システム内でコンテンツを作成できるシステムをLMSの中でも特に「LCMS」と呼ぶ場合があります。 LMSの機能その2:教材を配信する eラーニングの学習教材はLMSの中に全て保存されLMSの中に格納されている教材を、インターネットを通じて受講者の端末に配信されます。 動画を再生する、コンテンツを学習する、試験を実施するなどの「~する機能」のことです。どんなLMSにも必ず存在する機能ですが、LMSによって扱える教材の種別は異なります。 LMSの機能その3:アカウントを管理する ・ユーザ自身に登録させる ・管理者が1人ずつ登録する ・管理者がCSVで登録する ・外部システムと連携して登録する LMSの機能その4:成績を管理する 学習者の学習状況も全てLMSに記録されます。そのため、大企業で多くの受講者がいた場合でも学習状況を一元管理することができ、様々なセグメントで学習者の管理・分析が可能です。   SCORMによる規格統一 LMSが様々な企業から提供され、バラバラの規格になると利用者の利便性や使い勝手が損なわれてしまいます。そこで、LMSの業界ではSCORM(スコーム)という標準規格を設けましょうと提唱されました。 SCORMは、eラーニングのプラットフォームとコンテンツの標準規格です。こちらは、アメリカの国防省系の標準化団体ADL (Advanced Distributed Learning Initiative) が制定しています。 現在はSCORM規格が標準になっており、提供会社の違うLMSを利用していたとしても、教材の互換性を保つことができるようになっています。   ▼SCORMに関する記事はこちらにて詳しく解説されています。   まとめ 今回の記事では、「eラーニングの歴史から・eラーニングの歩み・eラーニングを支える学習管理システム」について、ご紹介いたしました。 次回は、今回紹介した記事を基にeラーニングの使い方や導入のメリットなど、お客様の活用シーンにあわせたeラーニングの活用方法について、ご紹介します。 本稿もお付き合いいただきありがとうございました。
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