learningBOX

155記事
eラーニング-無料

learningBOXは「お客様の声」から生まれたeラーニングシステムです。

learningBOXは「お客様の声」から生まれたeラーニングシステムです。 寒さの中にも春の足音が聞こえてきます。こんにちは!品質管理部の黒田です。弊社のeラーニングシステムをお使いのお客様。learningBOXをご利用いただきありがとうございます。 今回のお題は『learningBOXは「お客様の声」でできています。』です!どこかで聞いたようなキャッチコピーのようですが、これは本当に真実なのです。まだ未使用の方々も、弊社のページまで辿りついていただき、また何かのご縁で本稿を読んでいただきありがとうございます。今回の記事では、learningBOXの歩みやこれからの開発に向けた話をご紹介いたします。それでは、本稿もどうぞ、よろしくお願いします。 目次はこちら 1. learningBOXがリリースされて、もうすぐ4周年を迎えます 2. learningBOXの歩みとこれからの開発予定について 3. learningBOXの品質管理について 4. まとめ learningBOXがリリースされて、もうすぐ4周年を迎えます learningBOXをリリースして、4月で早4年となります。「導入事例」ページにもあるように、様々な業種のお客様から、お褒めの言葉をいただいております。弊社のeラーニングシステムをご活用頂きまして本当にありがとうございます。 今は品質管理部におりますが、リリース当初、私はお客様からの電話やメールの対応をしており、本当に沢山の方の「ありがとう」をメールや電話でいただいておりました。やはり、感謝を直接伝えてくださると、私も嬉しいですし、「learningBOX」という商品を、自信をもって未導入の方にオススメすることができます。 learningBOXの歩みとこれからの開発予定について learningBOXの歩みを説明しますと、もともと、無料のクイズ作成ツールである「QuizGenerator」に成績を保存できる機能を追加したeラーニングのWEBシステムとしてリリースされました。 2016年4月13日にlearningBOX0.7.0として公開され、当時はQuizGenerator(β)としてリリースされました。リリース当初は「教材」「メンバー」「学習」「成績」と、かなりシンプルな造りでした。あれから、月日も経ちlearningBOXは、今では、いろいろな設定や解き方など、様々な機能が組み込まれています。 ▼今回の記事をみてlearningBOXを初めて知ったというお客さま!!弊社のeラーニングシステムの特徴はこちらです。 ☑POINT ・12種類以上あるクイズ・問題作成システム!練習問題から検定にも対応してます。 ・管理者・学習者ともに使いやすいデザイン設計です。 ・コース設計を助ける学習制御機能を設定できます。 ・スマートフォン・タブレットも対応、各種カスタマイズも対応可能です。 ・eラーニングのコンテンツ販売(EC機能)ができる。 ・10アカウントまでの利用なら無期限で無料でお使いいただけます。 ※詳しい使い方や設定方法はlearningBOXサービス紹介サイトで詳しく画像つきで紹介されています。 learningBOXは新機能の要望も非常に多いです 新機能は、「お客様の声」から実現されたものが多く、中でも、2.7リリース時に新機能として追加された「カルテ機能」は、学校や企業等の各方面からご要望を頂き、開発まで至りました。「カルテ機能を使っています/ありがとうございます」等のご連絡をいただいた時は、本当に嬉しい限りでした。 ▼カルテ機能とは カルテ機能により個々のユーザーが毎日どのくらい学習していて、どこまで進捗しているかが確認できます。指定した期間の学習回数・所要時間をグラフで確認することが可能です。 新機能について、どんな要望が挙がっている? お客様から頂いたご要望を抜粋して紹介いたします。 ・教材が学習可能になったとき、メンバーに自動通知したい。 ・メンバー管理画面での表示順を、アイウエオ順にしたい。 ・学習画面で、新しい教材に「New!」と表示したい。 ・コンテンツ管理画面で、コンテンツを一括削除したい。 皆様の中で「私もこう思っていたなぁ」と感じられた項目はありましたでしょうか?カルテ機能のように、ご要望が多いと実現可能性も高くなりますので、お気兼ねなくご意見をお寄せくださいませ。 お問い合わせフォームは、こちら → https://learningbox.online/お問い合わせ/ 不具合報告フォームは、こちら  → https://learningbox.online/defectreport/ learningBOXの品質管理について 品質管理部では、learningBOX内で不具合がないか、動作チェックを週1回、各ブラウザごとに必ず行っております。その他、まだリリースされていない、新機能の動作チェックも日々行っており、新機能として発表する前に不具合を洗い出し、修正を開発部門にお願いしています。 お客様からのメールや電話で操作方法のお問い合わせをいただいた時、実は「不具合で動作していない」パターンもあります。不具合のご連絡をいただけるお客様がいらっしゃることに、私は感謝の念しかございません。 我々も、よりよい商品を提供したい一心ですので、「不具合かな?」「使いにくい!」と感じられた場合は、誠にお手数ではありますが、遠慮なくお申しつけいただけると幸いです。誠心誠意、対応させて頂きたいと存じます。 まとめ 日々のお問い合わせで寄せられる「お客様の声」があるからこそ、learningBOXは常に前進・進化ができていると感じています。 そして、これからも、今まで同様、「お客様の声」に真摯に向き合い、皆様に愛され進化し続けるlearningBOXでありたいです。 ぜひ、オンライン学習をlearningBOXでお試し下さい。沢山の機能が搭載されています。learningBOXは10アカウントまでの利用なら無期限で無料でお使いいただけます。使い勝手をお試しください!登録はこちらから簡単に行えます。本稿もご覧頂きましてありがとうございました。
learningBOX2.9

learningBOXがVer2.9へバージョンアップ

今回のバージョンアップについて いつもeラーニング作成システムのlearningBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。 本日、learningBOXがVer2.8から2.9へバージョンアップしました。 この記事では、各種新機能が追加されたVer2.9.10(2020年2月13日リリース)について、詳しくご紹介いたします。   新機能・機能改善一覧 ☑「LDAP / ActiveDirectory との連携について」 ☑「SAML認証設定」 ☑「バッジ設定機能」 ☑「中断再開機能」 ☑「指定教材通知機能」 今回のバージョンアップでは、かねてよりご要望の多かった「LDAP / ActiveDirectory との連携機能」が追加されました。 さらに、既存機能の改善なども含め、多くの機能が追加されました。 それでは早速、今回の2.9系バージョンアップについて詳しくご紹介させていただきます。   LDAP / ActiveDirectory との連携について learningBOX 2.9系バージョンアップにより、LDAPサーバーとの連携に対応しました。ユーザー認証方式として、LDAP v3に対応したディレクトリサービス(OpenLDAP、Active Directory 等)を利用することができます。LDAP認証を利用すると、ユーザー認証だけではなく、ディレクトリサービスと連携した、ユーザー管理を行うこともできます。 ※LDAP認証連携は、専用サーバーのご契約が必要です。   SAML認証設定 Ver2.8から追加されましたSAML認証設定ですが、より使いやすくなるよう、対応するIdP(Identity Provider)や認証設定画面が追加されました。 SAML(Security Assertion Markup Language)とは、インターネットの異なるドメインの間でユーザ認証を行うための、XMLをベースにした国際規格の認証方式であり、シングルサインオン(SSO)を実現するためのプロトコルです。シングルサインオン(以下SSOと表記します)とは、1つのIDとパスワードで複数のサービスへの同時ログインを実現する仕組みです。 ※SAML認証連携は、デザインカスタマイズもしくは専用サーバーのご契約が必要です。   トラスト・ログインでのSAML認証設定 「トラスト・ログイン」は、一つの ID・パスワードで複数のサービスへのログインを可能にする『シングルサインオン』をはじめ、『ID管理』『ログ・レポート機能』などを基本機能として備えた企業向けシングルサインオンサービスです。   Google G SuiteでのSAML認証設定 G SuiteのSAMLアプリとして、learningBOXを登録できます。   OneLoginでのSAML認証設定 OneLoginのSAMLアプリとして、learningBOXを登録できます。   バッジ設定機能 ゲーミフィケーションの要素を兼ねた機能が追加されました。 バッジ機能により、学習者は学習成果に応じてバッジが付与され、モチベーションのアップが期待できます。また、学習者は自分の受講状況が一目で確認できます。 バッジ表示機能は、各教材やフォルダ単位で設定できます。 ※ 教材ごとにバッジ取得の条件が異なりますので、ご注意ください。   中断再開機能 テストや試験を実施する際に便利な「中断再開機能」がさらに改善されました。 試験として実施する際に、1回の受講制限を利用するケースが多いかと思いますが、今回の機能改善により、試験時にシステム画面から離脱してしまうケースが発生しても、クイズを中断・再開できます。 クイズ・テスト受講時に、中断・再開の設定ができるオプションです。回答を途中で中断することができ、途中から再開できます。今回は「中断から再開」のみのモードが新たに追加されました。 ・「有効」を指定すると、再開時に「続きから再開する」か「最初からやり直す」を選択できます。 ・「続きからのみ有効」を指定すると、「続きから再開する」のみ選択できます。   指定教材受講通知機能 「学習者が特定の教材を学習完了したら、自動で管理者に連絡が来てほしい」そんなご要望にお応えする「指定教材受講通知機能」が追加されました。 この機能は学習者の成績ステータスに変化があった場合、「管理者にメール通知を送る設定」ができます。こちらのメール通知機能を使うことで指定した教材のみ、管理者にメール通知を送る設定ができます。指定した教材のみ、管理者にメール通知を送る設定ができます。   その他 詳しい操作方法やご不明な点については、弊社担当:CS営業チームまでお問い合わせください。 ●お問い合わせフォーム 今後も、さらにお客様のお声に耳を傾け、より快適にご利用いただけるよう機能改善に取り組みます。 今後ともlearningBOX/QuizGeneratorをよろしくお願いいたします。
learningBOXのレポート機能

learningBOXを使ってレポート課題を設定する方法

learningBOXを使ってレポート課題を設定する方法 マーケティング担当の貴田岡(キタオカ)🍎です。今回の記事では弊社のeラーニングシステムであるlearningBOXを使ってレポート課題の設定方法をご紹介いたします。 learningBOXはクイズ作成機能や暗記に特化した「虫食いノート・暗記カード」以外にも学習者にレポート課題を設定するコンテンツ機能があります。こちらの機能は学習内容の理解や社内研修のフィードバックに大変有効的です!!設定も簡単ですので是非活用してみてください。 目次はこちら 1. learningBOXのレポート提出機能とは 2. レポート課題を作成します。 3. レポートが提出されたら採点をします。 4. 学習者は採点結果を確認できます。 5. まとめ learningBOXのレポート提出機能とは 「レポート提出機能」とは、学習者にレポート課題を提出させる機能です。レポートはファイル提出、または入力フォームの2つの形式から提出させることが出来ます。※レポートは自動で採点する機能は搭載されていませんのでご注意下さい。 レポート課題を作成します。 ▼STEP1.learningBOXにログイン learningBOXにログインして頂き、メニューバーの【コンテンツ管理】をクリックします。 ▼STEP2.⊕マークをクリック コンテンツ管理画面に移り、左上にある操作メニュー(+マーク)をクリックして、【レポート課題】を選択します。 ▼STEP3.レポート課題の提出方法を選択します。 提出方法は「Web入力」「ファイルアップロード」のどちらか、または両方を選ぶことが出来ます。次に、レポート課題のタイトル名と注意事項を入力します。※注意事項は特に書く必要がない場合は入力しなくても大丈夫です。最後に保存ボタンを押して完了です。 提出方法 Web入力 ファイルアップロード ※・・・2つの形式から提出させることが出来ます。 ※選択できる拡張子は専用サーバープランをご利用されている場合、変更することが可能です。ご希望がございましたらご連絡ください。 レポートが提出されたら採点をします。 管理者がレポート課題を設定し、学習者がレポートを提出したとして、話を進めます。 メニューバーの【成績をみる】→ レポート採点管理とお進みください。提出日、レポート名、生徒名、合/否、点数、提出ファイル、採点が表示されます。 ▼レポート機能の採点方法について ・提出ファイルのダウンロードをクリック  → 学習者が提出したファイルをダウンロードすることができます。 ・採点ボタンをクリック  → 提出して頂いたレポートを採点することが出来ます。 ※点数を入力し、合/否を選択します。任意でフィードバックを入力し、保存するをクリックで完了です。 学習者は採点結果を確認できます。 学習者は自分のアカウントの成績管理からレポート課題の合否を確認することができます。 ▼詳細ボタンをクリックすると内容を詳しく確認することができます。 まとめ 今回の記事では、learningBOXのレポート機能をご紹介いたしました。レポートはファイル提出、または入力フォームの2つの形式から提出させることが出来ます。設定も簡単ですので是非こちらのレポート機能をお試しください。本稿もお付き合いいただきありがとうございました。
eラーニングで研修

社員教育・研修をeラーニングを使って成功する方法とは?【新人研修編(後編)】

社員教育・研修をeラーニングを使って成功する方法とは?【新人研修編(後編)】 今回は、社員教育・研修をeラーニングを使って成功する方法とは?ということで、前回書いた記事に引き続き、入社前の内定者フォローにeラーニングを活用しましょう!という話の後編です。 今まさに内定者研修を実施されている研修担当者様、ぜひ本記事をご覧頂き、内定者研修にeラーニングを活用して頂ければと思います。 目次はこちら 1. 前回のおさらい 2. 活用したいLMSの機能とは? 3. 実際のlearningBOXでの導入事例 4. まとめ   前回のおさらい 前回の記事では、まず入社前の内定者は、仕事をうまくやっていけるかどうか、会社に溶け込めるかどうかなど、先々の不安があり、この不安を解消するには、”情報”と”コミュニケーション”が必要である、ということでした。そして、この”情報”と”コミュニケーション”をどうやって提供するのか?それは、「eラーニング」が最適である、ということでしたね。 では、内定者フォローのための”情報”と”コミュニケーション”を、eラーニングを使ってどのように提供するのかを今回ご紹介します。   活用したいLMSの機能とは? では、内定者フォローのためのeラーニング活用を実際にlearningBOXの画面と併せてご紹介します。 学習管理機能 こちらはLMSのメイン機能である学習管理機能です。既に本サイトにて、たくさんの機能をご紹介しています。集合研修で行う必要がない研修や紙ベースで配布する学習教材など、WEB化できるものに関しては、eラーニング教材として内定者に配布することをお勧めします。学習進捗なども確認できるので、どこでつまずいているのか?など入社前に管理者が確認することができます。 ➡ コンテンツ管理について詳しく見る   お知らせ管理 お知らせ管理は、知らせておきたい情報を掲示しておくための掲示板のような使い方ができるので、内定者に伝えるべき連絡事項や会社の情報などをお知らせすることができます。また、新たな学習教材を配布した際に周知するためのツールとしてもお使い頂けます。メール通知もできるので、わざわざ全員にメールを別途作成する必要もありません。 ➡ お知らせ管理について詳しくみる ▼お知らせ管理   メッセージボックス メッセージボックスはオンラインの掲示板やチャットのように多人数でコミュニケーションを展開したい場合に最適です。例えば、特定の研修や学習について、質問を受けて、その場で返事したい場合などです。関係者と情報をリアルタイムで共有できますし、履歴にも残ります。わざわざ同じ場所に集まって実施するほどではないが、コミュニケーションを取りながら話を進めていくことが必要とするケースにお勧めです。 ➡ メッセージボックスについて詳しく見る   メール連絡 こちらは基本的な機能に思われるかもしれませんが、成績管理と組み合わせた使い方がお勧めです。例えば、配布した教材に関しては、未受講のメンバーだけ抽出して、受講の催促をしたい場合など、成績管理から確認してメールを送ることが可能です。 ➡ 成績管理画面からの絞り込みメール一斉送信機能について詳しく見る   実際のlearningBOXでの導入事例 では、実際に弊社のlearningBOXを使って新人研修・内定者研修にeラーニングを導入されたお客様の導入事例をご紹介します。 日本交通株式会社様 タクシー乗務員になるためには、第二種免許の取得や、地理試験をパスしたりしなければならない、ということで、新卒内定者の方を全面的にバックアップするため、集合研修をせずとも、入社前に知識を伝える事によって合格まで持っていこうという狙いでlearningBOXをご活用頂いています。 ➡ 続きはこちらから   まとめ いかがでしたでしょうか?LMSは学習教材を配布して学習状況・成績が確認できるものですが、それ以外にも、学習者をフォローするための機能がたくさんあります。内定者フォローのための”情報”と”コミュニケーション”を、eラーニングを使って情報発信と知識習得のためのツールとしてご活用頂ければと思います。
learningBOXのバージョンアップ

learningBOXのアップデートとバージョンアップについて

こんにちは、開発部の門田です。 2020年になったと思ったら、あっという間に2月になりましたね。冬本番真っ只中!暖かいものを食べて寒さに負けずに頑張っていきましょう!今回のブログのテーマは「アップデートとバージョンアップ」についてです。よろしくお願いします。 目次はこちら 1. そもそも、アップデートとは? 2. バージョンアップとは? 3. メジャーとマイナーの違いについて 4. learningBOXの次のアップデートはいつ? 5. まとめ そもそも、アップデートとは? 皆さんパソコンやスマートフォンを使っていると「アップデートの準備ができました」や「アップデートをしてください」といったコメントが突然現れ「なんだ?」と思ったことはないですか?スマートフォンでアプリをたくさん使っている方なら、毎日何かがアップデートされているかもしれませんね。一般的には、アップデートとはそのサービス(アプリやソフト)の細かな改良や不具合修正のことです。 ※例えばバグが直ったり、新しいウィルス対策がされるといったことや、ちょっとした機能が追加されるといった具合です。 バージョンアップとは? それに対してバージョンアップは大幅な改良・更新のことで、新機能の追加やデザイン、使い方が変わったりといったことになります。 Windows 7を例にして考えてみましょう 例えば、最近Windows 7のサポートが終了しました。ここ1年位はWindows 7のサポートが切れるからWindows 10に移行しようという案内をよく聞きました。 Windows 7からWindows 10に移行された方はバージョンアップに当たります。同じWindowsでも7と10ではずいぶん違います。 例えば「スタートメニューが変わった」「起動が早くなった」「セキュリティ面の強化された」「Microsoft Edge」が搭載されたなど。完全に新しい、別の製品のようなイメージです。これぐらい大きな改良・更新がバージョンアップと思ってもらえればいいと思います。 ちなみに「バージョンアップ」という言葉は、和製英語らしく英語圏の方には通じません。英語で同じ意味で表現するなら、バージョンアップグレードだそうです。(もしくはアップグレードだけでもOK)人によってはバージョンアップよりもアップグレードの方が聞き慣れているかもしれませんね。 メジャーとマイナーの違いについて アップデートは「メジャーアップデート」「マイナーアップデート」、バージョンアップは「メジャーバージョンアップ」「マイナーバージョンアップ」という言い方をすることがあります。 どの言葉を使うかは、サービスをリリースしている企業によって違い、細かなニュアンスも異なります。基本的には、メジャーとついていたら大きな変更でマイナーとついていたら小さな変更という感覚で大丈夫です。 POINTはこちら メジャー → 大きな変更 マイナー → 小さな変更 learningBOXの次のアップデートはいつ? 弊社では、新機能追加を伴うようなアップデートを「メジャーアップデート」と呼び、バグ修正をメインで行ったアップデートを「マイナーアップデート」と呼んでいます。 このブログを書いている時点での最新バージョンは「2. 8. 18」です。「2. 8. 18」の1番右側の数字「18」の数字でマイナーアップデートのバージョンを管理しています。 おおよそ1週間に1度のペースでリリースしています。ということで次の「2. 8. 19」も近いうちにリリース予定です。では「メジャーアップデート」はどうかというと、「2. 8. 18」の真ん中の数字「8」で管理しています。メジャーアップデートは3ヵ月~4ヵ月のペースでリリースしています。次回の「2.9」系に関しましては、まもなくリリースできる状態まで開発が進んでいます。 お知らせ せっかくなので「2.9」系に入る機能を少しだけ紹介させていただきます。社内でディレクトリサービス(OpenLDAP、Active Directory 等)をご利用のお客様から要望が多かったLDAP認証連携がご利用いただけるようになります。learningBOXとLDAPサーバーが連携することで、アカウント情報の連動とログイン認証を行えるようになります。LDAP認証連携は専用サーバープランのご契約が必要になります。→料金プランまたLDAP認証連携の詳細はこちらをご確認下さい。 まとめ なんとなく使っている「アップデート」「バージョンアップ」という言葉の意味はご理解いただけましたか?今後learningBOXがアップデートまたはバージョンアップした際に、どこが変わったのか確認してみて下さい。アップデートだと気付きにくいかもしれません。その場合はリリースノートを確認してみてください。そして、現在learningBOXはバージョン2系ですが、いつかバージョン3系がリリースされる日がくるでしょう。もしこういった機能が欲しいといったご要望がありましたら、お気軽にご連絡下さい。
中国のEdTech市場について

中国のEdTech市場について

中国のEdTech市場について 今年の冬は暖冬ですね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 早速ですが、今回は、中国のEdTech市場について調べてみました。 目次はこちら 1. 中国のEdTech市場がアツイ。 2. 中国のEdTech分野のユニコーン企業一覧 3. なぜ中国では、これほどEdTech市場が伸びているのか? 4. 今後のEdTech市場 中国のEdTech市場がアツイ。 EdTechとは? 現在、中国のEdTech市場は、大変勢いがあるようです。 EdTechとは、Education × Technology を組み合わせた造語で、教育分野にテクノロジーを取り入れイノベーションを起こす取り組みのことです。テクノロジーを既存産業に取り入れ、新しい価値を生み出すことをX-Tech(クロステック)と呼び、EdTechは、X-Techの一つです。 ※X-Techには、FinTech(金融)、MedTech(医療)、AdTech(広告)、HRTech(人材)、AgriTech(農業) 、LegalTech(法律)など様々な分野があります。 ユニコーン企業の多くが中国発! どれほど中国のEdTech市場に勢いがあるかと言うと、世界のEdTech分野のユニコーン企業14社のうち8社が中国の会社です(約57%)。その他は、アメリカの5社、インドの1社になります。 ※参照: Holon IQ 2020年1月6日の記事参照 ユニコーン企業とは、企業の評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、起業10年以内、非上場のベンチャー企業を指します。つまり、14社のうち8社が中国企業という、この数字は成長分野の1つの指標として考えられるでしょう。   中国のEdTech分野のユニコーン企業一覧 中国のEdTech分野のユニコーン企業一覧 (2020年1月現在)をご紹介します。 VIPKid 北米の講師とのオンライン英会話教室サービス 猿辅导 Yuanfudao オンラインチュータリングや子供向け数学・英語サービス 小盒科技  Knowbox AI教師活用オンライン教育 iTutorGroup 北米の講師とのオンライン英会話教室サービス 掌門 Zhangmen マンツーマン指導 慧科 Huike 産学連携 一起作  17zuoye K-12 用オンライン教育プラットフォーム *K-12とは、幼稚園から12年生(高校生3年生)までの意味 k=kindergarten 沪江网校 HuJiang 語学中心のオンライン授業、SNS、コミュニティ   なぜ中国では、これほどEdTech市場が伸びているのか? EdTech分野に限らず世界のユニコーン企業の数を調べてみると、CBinsights調べ(2020年1月6日時点)によると、433社あり、うち、アメリカは214社、中国は101社、イギリスは22社、インドは19社です。日本は3社です。 全分野における中国のユニコーン企業数が世界全体の約23%に対し、EdTech分野におけるその割合は約57%ですので、中国のEdTech分野が、他の分野に比べて大きく成長していることが分かります。 なぜ中国では、これほどEdTech市場が伸びているのでしょうか? その理由として、以下のことが挙げられます。 教育が重要視される文化的背景 教育競争が激しいこともあり、競争を勝ち抜いていくためにも、教育は非常に重要視されています。未就学児のいる家族は平均して家計収入の26%、K-12の子どもには収入の20%を教育に費やすそうです。 ※参考pdf資料: The Value of Education-Higher and higher - HSBC Group 巨大なマーケット 世界の人口の約20%が中国に住んでおり、中国政府の発表(2020年1月17日)によると、2019年末の時点で人口は14億人を超えています。また、約35年続いた一人っ子政策も2016年から緩和されており、顧客拡大の要素も増えています。(現状、出生数は過去最低で3年連続減少しており、少子高齢化しています。人口は増加しています。)また、教育に資金をかけることのできる中産階級層の増加も上げられます。 EdTechの幅広い認知 VC【ベンチャーキャピタル】も含め、EdTechはマーケットが大きいという国内での共通認識が強いようです。 政府の強力な支援 2011年以降ほぼ毎年、中国政府は教育に対するGDP支出の割合を増やしています。また、北京の中関村にEdTech専用の22階建てのMOOCタイムズビルを作るなど、多くの支援をしています。2017年に李克強首相は、2030年に向け、テクノロジーを取り入れた中国の教育改革を掲げています。 開発者を育成する土壌 作り手を増やす創客教育の影響や、海外で最先端の知識や技術を身につけ、中国に戻ってきて活躍する「海亀(ウミガメ)」と呼ばれる若者たちの存在の影響もあります。 以上にような様々な要因が考えられます。   今後のEdTech市場 いかがでしたでしょうか。今回は中国のEdTech市場について話をしましたが、市場が急拡大していることがおわかり頂けたかと思います。そして、今後も中国EdTech市場は、どんどん発展していきそうですね。 文化的背景もありながら、国策としても支援がある体制が新しい教育サービスを生み出す原動力になっているんだと思います。中国に限らず、eラーニングやEdTech分野に力を入れている国は今後さらに増えていくことでしょう。日本がEdTech先進国になれるよう、弊社も頑張ってまいります。 引き続きlearningBOXを宜しくお願い致します!   ※参考サイト: ・Why Is China The World's Leader In Edtech? ・NHKニュース おはよう日本 中国の急速な技術開発支える“海亀”
eラーニング-scorm

自作のプログラムをSCORM教材に書き換えてlearningBOXで利用しよう

自作のプログラムをSCORM教材に書き換えてlearningBOXで利用しよう こんにちは。開発部の森下です。本稿では、「百マス計算」のプログラムをSCORM教材としてlearningBOXに実装するまでの方法をご紹介します。 JavaScriptを学んで間もない私でも実装できましたので、本稿をお読みいただければ、簡単なプログラムを書いたことのある人ならすぐに再現できます。あなたの作った世界に一つだけのプログラムをlearningBOXで公開しましょう! SCORMに対応させる記述は以前SCORM教材を作ってみようでも紹介していますが、今回は少し教材らしい(?)ものを実装したいと思います。 目次はこちら 1. 自作のプログラムをアップロードする方法 2. SCORM教材の動作確認をする 3. SCORM教材化 4. まとめ 自作のプログラムをアップロードする方法 SCORM教材の実装にあたり、簡単な「百マス計算」のプログラムを用意しました。こちらのプログラム『[download id="30640" template="HundredCellsCalc.zip"]』をダウンロードし、実際の動作をlearningBOXで確認してみましょう。 今回のプログラムはこちらのコードを参考に、採点とタイマー機能を追加しました。表の生成にVueが使われています。 SCORM教材の作成・実装にあたり準備するファイルはこちらです。 準備するものはこちら ・「index.html」 ・「index.js」 ・「style.css」 こちらの3つをご用意ください。アップロードする際は、必要なファイルを1つにまとめたzipファイルとして保存します。※ htmlファイルは必ず「index.html」という名前にして下さい。異なる名前の場合はエラー画面が出てしまい学習できません。 ※今回アップロードする教材は先程用意した[HundredCellsCalc.zip]をそのままアップロードして頂ければ構いません。 SCORM教材の動作確認をする 百マス計算を学習後、提出ボタンを押すと成績を送信します。教材の学習ステータスが合格・不合格の表示に切り替わります。 成績を見ると、学習ステータスに加えて、スコアとタイムが残っていることが確認できますね。管理者はユーザーの受講履歴を成績管理画面で確認したり、CSV形式で成績データをダウンロードすることもできるようになります。成績管理についてはこちらの成績管理ページをご確認ください。 今回は、学習終了時にLMSに送るデータを「スコア」、「タイム」、「学習状況(合格 or 不合格)」の3つにしました。SCORM教材には様々な種類のデータを送ることができますので、興味のある方は日本イーラーニングコンソシアムより日本語版のSCORM仕様書がありますのでご覧ください。 SCORM教材化 実際にSCORM教材のコードの特徴を見ていきます。 百マス計算をSCORM化するにあたってプログラムに追加した処理は以下の3つです。 ☑APIを探索して初期化する関数initを追加。(index.js) ☑ページ読み込み時に関数initを実行するonloadイベントを追加。(index.html) ☑学習終了後にLMSへデータを送信する関数sendResultを追加。(index.js) 今回は、学習終了時にLMSに送るデータを「スコア」、「タイム」、「学習状況(合格 or 不合格)」の3つにしています。 それぞれ、 'cmi.core.score.raw' 'cmi.core.session_time' 'cmi.core.lesson_status' に対応していますが、データを送信する際にいくつか注意点があります。 'cmi.core.score.raw'に値をセットするときは、文字列型にする(数値は送信できない) 'cmi.core.session_time'の初期値は'00:00:00'にする 'cmi.core.lesson_status'にセットできる文字列は、'passed','completed','failed','incomplete','browsed','not attempted'の6つのみ。このプログラムでは最終的にsendResult()を実行したときにLMSでデータが保存されます。 ▼以下にSCORM教材に対応させるために追加した処理を示します。 (ⅰ)(index.js)APIを探索して初期化する関数init ここでは学習ステータスの初期値に'browsed'をセットしていますが、学習終了後は'passed'か'failed'になります。 (ⅱ)(index.html)ページ読み込み時にinit()を実行するonloadイベント (ⅲ)(index.js)学習終了後にLMSへデータを送信する関数sendResult スコア(数値)はvue.score、学習ステータスはvue.lesson_status、タイムはtimer.textContentです。 vue.scoreは文字列にしてからセットしています。 LMSCommitでは値の保持を確定させています(LMSとの通信を終了するLMSFinishも同じ動作が含まれます)。 まとめ SCORMの仕様書を見ると複雑で難しく感じるのですが、learningBOXはSCORM1.2に対応したLMSです。LMSへ学習データを送信するようにコードを書けば、学習教材としてユーザーに利用してもらうことができます。すでに社内研修や学校現場などでlearningBOXをご利用くださっている方や、自作のプログラム教材をユーザーに使ってほしいと考えている方は、ぜひお試しください。プログラミングの勉強で作ったものを見てもらいたい時などにも役立つと思います。 learningBOXのコンテンツ機能はいくつかありますが、既存のコンテンツでは実現が難しいような教材もまだまだ多いのが現状です。(学習コンテンツについて)例えば、出題のたびに問題文そのものがランダムに変化するものや、画面を直接操作して行うもの、パズルゲームやボードゲーム、RPG要素のある学習教材があればとても魅力的ですよね。 もし、そのような教材を自分で作るか、ソースコードを拾ってこれれば、learningBOXではSCORM教材として登録することが可能です。便宜上「教材」と呼んでいますが、当然それが「ゲーム」であっても本質的には変わりありません。簡単なJavaScriptのコードがわかる方なら、SCORMに対応したものに少し書き換えるだけで、learningBOXで利用できるようになります(もちろん無料です)。本稿もご覧いただき、ありがとうございました。

eラーニングの教材を内製化するメリット

eラーニングの教材を内製化するメリット こんにちわ!マーケティングの本木です。 早速ですが、今回はeラーニングを社内研修・企業研修に導入・活用する場合の教材(コンテンツ)について、書きたいと思います! 研修にeラーニングの活用を考えているが、教材を自社で作成するのか、外注にお願いするかどうか迷っている方、ぜひこちらをご参考にして下さい。 目次はこちら 1. eラーニングを社内研修に導入する時、必要なのは教材。 2. 教材を自社で用意するのか、外注で用意するのか? 3. 自社で教材を作成するなら、LMSの使いやすさが重要! 4. 事例をご紹介します。 5. もちろん、外注で作成するメリットもあります。 6. まずは、ぜひ無料トライアルを活用してください。   eラーニングを社内研修に導入する時、必要なのは教材。 eラーニングを作成する場合、まず必要なのは、教材となります。 教科書や研修のドキュメントが、eラーニングだとPDF教材やWEBページ教材、動画教材などにあたり、そして、演習・テストはクイズ作成機能にあたります。 そして、これら教材の制作を自社で作成するのか、外注に作成依頼するかどうかを、まずお悩みになるかもしれません。   教材を自社で作成するのか、外注で作成するのか? eラーニングの教材を自社で作成するのか?、外注に依頼して作るのか? どちらにもメリット・デメリットがあるかと思いますが、今回は自社でeラーニングの教材を作成するメリットについて焦点を当てたいと思います。   自社でeラーニング教材を作成するメリットとは? その1そもそも外注だと、1回作ると、修正するのに手間とコストがかかる。   ~まず外注のデメリットを考えてみると、どの分野でも同じですが、作った後の修正や更新は追加料金や依頼の手間などコストがかかります。 その2自社で作成すると、自分達で手軽に作成・修正できる。 ~一方、自社で教材を作成する場合、自分達で手軽に作成・修正することができるので、作った後のメンテナンスを自分達でコントロールできます。   自社でeラーニング教材を作成するメリットをまとめてみると、、、自分達で作れるようになった方が、結果的に、いろいろなコンテンツを早く作る事ができる! ということだと思います。   自社で教材を作成するなら、LMSの使いやすさが重要! eラーニング教材を自社で作成する場合、簡単に教材を作ることができるLMSであることが一番のポイントではないでしょうか? 簡単に教材を作ることができる=簡単に操作できるLMSのシステムという点で、ずばり、learningBOXはおススメです。(もちろんlearningBOXのおススメポイントは他にもたくさんありますが、本記事では省略します。) learningBOXのコンセンプトの一つに「誰でも簡単にWEB学習環境が構築できるシステム」があります。 新しいツールやアプリを検討する時に、いまいち操作方法がわからない、、、思ってたのと違う、、、という経験はないでしょうか?私もよくあります。そんな時に使いやすいシステムやアプリに出会えた時って感動しますよね。 learningBOXは、eラーニングの教材を作成する管理者の方が使っていてストレスを感じにくい、説明書無しでも操作できる直観的なUIデザインとなっています。   learningBOXはeラーニングを作成するための「箱」です。 自社でeラーニング教材を作成する場合、システムに詳しくなくても簡単に使えるeラーニングシステムです。   事例をご紹介します。 実際に、自社で教材を作成してlearningBOXをご活用頂いているeラーニング導入事例をご紹介します。   株式会社やる気スイッチグループ様 【導入事例インタビュー】2019年12月5日 やる気スイッチグループ様 | 導入事例一覧 | eラーニングシステムのlearningBOX まさに自社で教材を作成するメリットに注目してlearningBOXを使ってeラーニングを導入頂いた事例です。 ”やっぱりeラーニングって1回作ってもらっちゃうと、修正するのに手間とコストがかかるイメージが強かったんですよね。そこで価格以外にも、リサーチのキーワードとして「自分達で手軽に作成できる」という事にも重きを置いて検索しました。” ”演習問題の内容も結局は自分達で考えるので、その内容をお伝えして他社にコンテンツを作ってもらうのは、二度手間じゃないかな?って。自分達で作れるようになっちゃった方が、結果的に色んなコンテンツを早く作る事ができるよね、という思いから始まりました。” ”eラーニングを導入する事で従来のマニュアルがより機能し始めました。” 読んで頂くとわかるかと思いますが、自社で教材を作成することのメリットを生かして、learningBOXを存分にご活用頂いてeラーニング導入による教育効果を上げてらっしゃいますね。   弊社の場合(龍野情報システム) レポート機能を使った研修でカスタマーサクセスへ 弊社でも、もちろんlearningBOXを利用して研修をしていますが、教材は自社で作成しているものがほとんどです。弊社では、レポート機能を使って、顧客対応の研修を行っています。 特に顧客対応などの研修は自社のサービスに関わることなので、それらを研修するためには、自社で教材を作成せざる得ないですよね。   もちろん、外注で作成するメリットもあります。 ここまで、自社でeラーニング教材を作成するメリットを説明してきました。 しかし、ここまでの話をひっくり返す話をさせて下さい。   eラーニング教材を外注で作成するメリット まるで外注で作成するメリットはない、というような説明だったかもしれませんが、もちろん、eラーニング教材を外注で作成するメリットもございます。例えば以下の通りです。   eラーニング教材を外注で作成するメリットその1品質の高い教材を手に入れることができる。 その2一般的なテーマの教材(例:個人情報保護など)は、自社で作成するより早く作成できる。 その3自社でノウハウや知識・リソースがない場合(例:自社の専門分野以外の法律のテーマなど)   つまり、自社で作成する場合も自社内のコストがかかっているわけですから、それらと外注で作成するコストと比較して、外注の方がコストが多少高くても利用する価値があると判断すれば、それも1つかと思います。     まずは、ぜひ無料トライアルを活用してください。 今回は、eラーニングの教材を内製化するメリットについて詳しく説明させて頂きました。 まずは一度、learningBOXを使ってみて教材を作成・登録してみて、eラーニングを作成してみませんか? learningBOXは10アカウントまででしたら、なんと、期間無制限・無料でご利用が可能です。 説明書無しでも利用できる、簡単な操作をぜひ、体験してみてください!

TensorFlow.jsを使ってSCORM教材を作成・追加する方法

あけましておめでとうございます。開発の横山🐈です。本年もよろしくお願いいたします! 今回、ご紹介する記事は「TensorFlow.jsを使って、learningBOXに手書き文字を判定する問題を追加してみる」です。本来、SCORMにはimsmanifest.xmlという、教材の構造を定義したファイルが必要なのですが、learningBOXはimsmanifest.xmlがなくても教材を登録することができます。 目次はこちら 1. 手書き文字を判定する問題を追加してみる 2. SCORM(スコーム)とは 3. TensorFlow.jsとは 4. まとめ   手書き文字を判定する問題を追加してみる 百聞は一見に如かずということでまずはこちらの動画をご覧ください! 画面に表示された数字を手書きで入力します。入力された文字が正解・不正解かを判定する問題です。この問題が実際のlearningBOX上でSCORM教材として動いています!こちらはSCORMとTensorFlow.jsを使って作られています。順番に解説していきます。   SCORM(スコーム)とは SCORM(スコーム)についてかんたんに解説すると SCORMとはeラーニングにおける標準規格で、LMS(学習管理システム)と教材を組み合わせるための仕様を定義しています。SCORMに準拠した教材であれば、SCORMに準拠したLMSで利用できます。SCORMは米国のAdvanced Distributed Learningによって策定され、日本国内においては、日本イーラーニングコンソシアムがLMSやコンテンツの認証および、SCORM関連資格の認定を行っています。 learningBOXはこのSCORMに準拠したLMSなので、SCORMに準拠した教材であれば成績なども保存されます。この問題もSCORMに準拠して作成しているため、learningBOXに成績は保存されるようになっています。   SCORMについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください! ▼詳しくはこちら   TensorFlow.jsとは TensorFlowとはGoogle社が開発したオープンソースの機械学習用のライブラリです。このライブラリのJavaScript版がTensorFlow.jsになります。 今回は手書きの数字を判定するというシンプルな内容でしたが、応用すれば漢字の書き取りテストや英語のスピーキングテストなども作ることができます!機械学習初学者のため色々拙い部分もあるとは思いますがご了承ください🙇 もしこちらの問題を試してみたい!と思った方はZIPファイルをダウンロードしてlearningBOXに登録して、SCORM教材としてアップロードしてみてください! ※この問題はGoogle Chromeで動作確認をしております。 参考:TensorFlow.jsでMNIST学習済モデルを読み込みブラウザで手書き文字認識をする   まとめ 今回の記事では、SCORM教材を作成・追加する方法を簡単ではありますがご紹介いたしました。本来、SCORMにはimsmanifext.xmlという、教材の構造を定義したファイルが必要なのですが、learningBOXはimsmanifest.xmlがなくても教材を登録することができます。learningBOXはこのSCORMに準拠したLMSなので、SCORMに準拠した教材であれば成績なども保存されます。この問題もSCORMに準拠して作成しているため、learningBOXに成績は保存されるようになっています。今回は手書きの数字を判定するというシンプルな内容でしたが、応用すればバリエーション豊富なSCORM教材を作ることができます。

Excelからリンクするとログアウトしてしまう原因と対策

WordやExcelからのリンクを踏むと、なぜかログイン画面に飛ばされる。そんな経験はありませんか?Microsoftの公式のトラブルシューティング記事もありますが、なんだかよくわかりません。learningBOXでも、以前はこの現象が発生していたのですが、バージョン2.8.9にて解決しました。learningBOX以外のシステムでも、同様のお問い合わせに悩まれている場合があるかと思い、その原因と対策を公開させていただきます。 目次はこちら 1. 症状 2. 原因 2. 対策 3. そもそも何で発覚したの? 4. 世の中のWebアプリは対処できてるの?   症状 あるシステムにログインした状態で、WordやExcelから、システム内のURLを開くとログイン画面に遷移してしまう。 ※ログイン済であるので、システム内のURLを直接開いてもらいたい。   原因 WordやExcelにおいて、リンクをクリックした場合、WordやExcelがそのリンクアドレスに対してリクエストを送信する。WordやExcelでは、リンク先のサイトにログインしていないので、ログインページに対してリダイレクトするようなレスポンスを受け取る。このリダイレクト先のURLがウェブブラウザに渡されることで、ログインページへの遷移が発生してしまいます。   対策 WordやExcelからログイン後のページに対するリクエストを受け取った場合は、リダイレクト処理を行わない。こうすることで、指定したURLがそのままウェブブラウザに渡され、ログイン後のページを開くことができる。上の図でいうと②のところの処理を変更すればよいです。 PHPであれば以下のようなコードで対処できます。exitしてしまうと副作用がでる可能性があるので、ご利用のフレームワークの流儀に沿ったやりかたで処理を打ち切ってください。ステータスコード200で空のドキュメントを返せばだいたいOKだと思います。   そもそも何で発覚したの? 弊社のお客様に、教材のURLをExcelで配布されている方がいらっしゃいまして、その方から、リンクを踏むとなぜかログイン画面に飛ばされる。ログインしている状態なので、教材を直接開きたいとのご意見を頂きました。Excelから開いた場合だけ特別な例外処理をしているわけではないので、Webサーバのログなどを参考に原因を調査した結果、Officeの変な挙動が原因であると判明しました。   世の中のWebアプリは対処できてるの? 2020年1月14日現在、GmailとSlackは対処されていましたが誰もが知っているようなサービスでも対処されていないものは多数あります。これはWebアプリケーション側がダメというよりは、Officeの挙動がダメなのですが、上記の方法で容易に対処できますので、ぜひ対応を検討ください。
learningBOXをもっと知りたい方へ