コラム

SCORMに準拠したeラーニング教材を作る方法

本記事では、SCORM1.2を使ったlearningBOX向けの教材作成例をご紹介します。一部、learningBOX以外では通用しない例もありますので、ご注意ください(その場合は注意文を記載します)。また、本記事はlearningBOX 2.16.14で検証しており、古いバージョンや今後リリースされるバージョンでは同一の結果にならない場合があるので、ご了承ください。 learningBOXにおけるSCORM教材とは learningBOXでは、SCORM 1.2に準拠した教材をアップロードして利用できます。(※learningBOX 2.16.14時点では、複数のSCOからなるSCORMのアーカイブ(ZIPファイル)のアップロードには対応していません。また、SCORM 2004など、1.2以外のバージョンのSCORMにも対応していないので、ご注意ください) 目次に戻る 最小限のSCORM教材【ファイル構成】 learningBOXにおいて、起動ファイルがindex.htmlである場合は、マニフェストファイル (imsmanifest.xml:ZIPファイルの中の構造を示すファイル) は不要です。そのため、index.htmlファイルだけをZIPで圧縮すればSCORM教材として成立します(ただし、ほとんど全てのLMSにおいてimsmanifest.xmlファイルは必須です。QuizGeneratorやCardGeneratorなどでは、互換性のためにimsmanifest.xmlを出力しています。) ZIPファイル作成時の注意 教材をZIPファイルにまとめる際は、以下のようにファイルを選択して圧縮してください。悪い例のように、フォルダを選択して圧縮すると余分なフォルダ階層ができ、トラブルの原因となる場合があります。また、Macの場合、OS標準のZIPアーカイブ機能を使うと余分なファイルが保存されるので、不要なファイルが紛れ込む問題!? Macでzip圧縮する時に注意しておきたいことなどを参考に圧縮ください。 APIの探索 SCORM教材において、起動ファイル(index.htmlなど)がロードされると、SCORMのAPIを探索します。SCORM1.2において、APIの名称は“API”です。教材の入っているiframeもしくはframeから上位階層に向かって探していくことで、必ず発見できます。learningBOX2.16以降では、教材のプレビュー画面においてもAPIは提供されていますが、プレビュー画面では成績を保存しない仕様となっています。 コード例 onloadでAPI探索し、教材のAPIという変数でアクセスできるようにします。APIが見つかった場合は API Foundと、見つからなかった場合はAPI not Foundとコンソールに表示します。 (参照元)gistのURLhttps://gist.github.com/ynishi2014/8d1d951966d12d49c1eee898b4bacc17 実行例 learningBOXに搭載した場合は、SCORMのAPIを見つけることができるので、API foundと表示されます。 ローカルドライブ上などで実行するとAPIを見つけることができないので、API not foundと表示されます。 LMSInitializeとLMSFinish APIを発見したら、LMSInitializeを実行します。学習完了時にLMSFinishを実行します。QuizGeneratorにおいては採点結果表示のタイミングでLMSFinishを実行していますが、learningBOXで作成できるほとんどの教材では、教材のHTMLのonunloadのタイミングでLMSFinishを実行しています。LMSInitializeを実行する前やLMSFinishを実行した後は、成績を送信できないのでご注意ください。 コード例 (参照元)gistのURLhttps://gist.github.com/ynishi2014/d44930df2eddaa2f4140aab078e5e86f 実行例 learningBOXで実行すると、以下のように表示されます。これだけでもSCORM教材としては成立しているのですが、学習ステータス(cmi.core.lesson_status)を更新していないため、learningBOX上では成績が残らないように見えます。これはlearningBOXにおいて、cmi.core.lesson_statusがbrowsedの成績が無効な成績として取り扱われているからです。 合格になるだけのSCORM教材 LMSSetValueにて、cmi.core.lesson_statusにpassedを設定すると、合格になります。 コード例 (参照元)gistのURLhttps://gist.github.com/ynishi2014/4eb9a00dff3ff867d51192548471a919   送信できるステータス 成績としてcmi.core.lesson_statusに送信できる値は、以下のものがあります。 incomplete: 学習中 completed: 学習済 passed: 合格 failed: 不合格 browsed: 表示されない状態になります。   送信しなかった場合の挙動 成績を送信しなかった場合、以下のようになります。 初回学習:browsedになる(表示されない状態になる) 2回目以降の学習:前回の学習時の成績を引き継ぐ そのため、成績の判定が行われる前に教材を閉じた場合の挙動などに、注意が必要です。QuizGeneratorであれば冒頭でcmi.core.lesson_statusにbrowsedを設定しているので、解答を開始する前に閉じた場合にはbrowsedが記録され、成績が残っていないように見えます。   動作確認するには 利用予定のLMSで確認するのがベストですが、learningBOXであれば10名まで無料/無期限でご利用いただけますので、SCORMの教材開発・動作確認環境として活用しやすいのではないでしょうか。   APIコールを可視化 APIの呼び出しを可視化することで、開発効率を向上できます。記事の分量の都合がありますので、別の記事にてまとめさせていただきます。 目次に戻る SCORM1.2の仕様内で送信できる情報 先ほど述べたステータス(cmi.core.lesson_status) の他にも以下のような成績を送信できます。これらを送ることで学習の様子を詳細に知ることができ、学習状況の分析、学習者への適切なフィードバック、教材の改善などにつなげることができます。 得点 (cmi.core.score.raw) 得点です。SCORM1.2では、0〜100の整数を“文字列”形式で設定できます。 例API.LMSSetValue(“cmi.core.score.raw”, “100”);API.LMSSetValue(“cmi.core.score.raw”, score.toFixed(0));    独自拡張 learningBOXにおいて、100を超える得点を認めています。例えば、105や400は有効な得点として認めています。しかし、負の数や小数は認めていないので、ご注意ください。また、learningBOX以外のLMSにおいて、100を超える得点はエラーとなります。 時間 (cmi.core.session_time) 学習時間です。learningBOXの場合、LMSInitializeとLMSFinishを実行すれば、自動的に計測されるようになっています。教材を開いてから閉じるまでの時間ではなく、より正確な学習時間を計測する場合は、教材内で計測して送信してください。QuizGeneratorでは、問題を解き始めてから結果表示画面が出るまでの時間、動画教材では動画を再生している時間だけを送信するようにしています。以下のようにすると、1時間2分3秒となります。 例API.LMSSetValue("cmi.core.session_time", "01:02:03"); 設問毎の情報 cmi.interactions.nの子項目です。nは、0から順に指定してください。1から始める、数字を飛ばす、小さな番号に戻るといった使い方は禁止されています。    ID (cmi.interactions.n.id) IDです。成績詳細画面には、以下のスクリーンショットの赤枠内のように表示されます。しかし、負の数や小数は認めていないので、ご注意ください。CSVで成績をダウンロードして使う、APIで成績を取得して使うといった予定がある場合には、適切なIDを指定しておく必要があります。    latency (cmi.interactions.n.latency) 所要時間です。成績詳細画面には、以下のように表示されます。    correct_responses (cmi.interactions.n.correct_responses.m.pattern) 正答例です。複数指定できますが、1つだけ設定される場合が多いように思います。    objectives (cmi.interactions.n.objectives.m.id) 設問ごとのobjective、つまり目的や達成目標などを表します。s:xxxという形式で値を設定するとセクションタグ、q:xxxという形式で値を設定すると設問タグとして、カルテに反映されます。    student_response (cmi.interactions.n.student_response) 学習者の解答内容です。入力した文字列や、選択肢番号などを送信します。    time (cmi.interactions.n.time) 学習時間です。その設問に掛けた時間を送信します。    result (cmi.interactions.n.result) 正(correct)誤(wrong)を送信します。中立(neutral)や、得点を送ることもできます。 目次に戻る learningBOXの独自拡張 通常、cmi.interactions.n.student_responseでは、HTMLを送信することができません。 解答をHTMLで送信する もちろんHTMLのタグを送信することはできますが、成績画面には送信したHTMLタグがそのまま表示されてしまいます。cmi.interactions.n.student_response_format にhtmlを指定すると、cmi.interactions.n.student_responseに送信した値をHTMLとして解釈して表示します。ただしJavaScriptは実行できないよう制限しています。 文字数制限緩和について 開始時刻 / 終了時刻(2.18以降で対応予定) 学習開始時刻と学習終了時刻を記録するための機能です。learningBOX 2.18 以降で使えるようになる予定です。(2022年6月リリース予定) 目次に戻る アンチパターン【過剰なLMSCommit】 LMSCommitを実行すると、LMSSetValueで設定した値が保存されます。多くのLMSでは、LMSSetValueではサーバにデータを送信せず、LMSCommitのタイミングでサーバにデータを送信するようになっています。これは、サーバにデータを送信する処理に掛かる時間が比較的長く、LMSSetValueを実行する度に通信していては処理に時間が掛かってしまうためです。例えば、設問数が100、1問当たりのLMSSetValueの回数が6、通信遅延が10msとすると、100×6×10=6000msとなり、成績送信に6秒掛かることになります。海外からの利用であれば通信遅延が10倍以上になることもあるため、LMSCommitを過剰に実行するべきではありません。 LMSCommitを実行すべきタイミング cmi.core.lesson_statusを送信した後や、全ての成績のLMSSetValueが終わった後に実行すべきです。学習を開始したタイミングでcmi.core.lesson_statusにincompleteを送信し、LMSCommitを実行することで、他の人(教師、管理者など)から見た成績が“学習中”に切り替わります。全ての成績のLMSSetValueが終わった後も、LMSCommit、LMSFinishの順に実行すべきです。(※learnngBOXにおいて、LMSFinishの前にLMSCommitを実行しなくても、成績の送信処理は実行されるので、LMSFinishだけでも構いません) LMSFinishをしない 最後には必ず、LMSFinishを実行してください。SCORMの仕様にて、必ずLMSFinishを実行するよう定められているため、LMSFinishを実行しなかった場合の挙動については保証されません。 実装を確認せずLMSSetValueする SCORM1.2準拠のLMSが、SCORM1.2の全ての仕様を実装しているとは限りません。SCORM1.2の仕様(API)には、実装必須の項目と、実装しなくても許される項目が混在しています。そのため、LMSSetValueを実行する前には、送信しようとしている要素が実装されているか確認すべきです。 目次に戻る 使い方に関して不明点はお気軽にサポートまで learningBOXの使い方について、お困りごとやご不明点等ございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
blog

暗記の種類と効率よく記憶に定着させる8つの方法を解説

成績アップや学びのスピードを上げるために暗記は必要不可欠な要素ですが、中には「暗記が苦手」「覚えてもすぐに忘れてしまう」といった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。 本記事では、暗記の種類や記憶に定着させるための8つのコツ、暗記を効率よく行えるツールについて解説します。なるべく避けたい暗記法も紹介しますので、暗記効率を向上させたい方はぜひ参考にしてください。 目次 01暗記の流れは2種類に分かれる 理解を後にして暗記する 先に理解して暗記する 02今日からできる!記憶に定着させるための8つの暗記法 声に出して覚える 書いて覚える 何度もチェックして覚える 図やイラストで覚える 運動しながら覚える 寝る前に覚える 特定の動作と関連させて覚える 他人にアウトプットして覚える 03できるだけ避けたい暗記の方法 同じ科目を連続して暗記する 一夜漬け 04暗記効率を高めるコツ 睡眠時間をしっかりとる スキマ時間を暗記にあてる 短い期間で全て覚えようとしない 05こまめな復習と十分な睡眠で着実に暗記しよう 暗記の流れは2種類に分かれる 暗記の流れは大きく分けて、理解を後にして先に暗記するもの、先に理解してから暗記するものの2種類あります。どちらが優れているというわけではなく、覚える対象によって使い分けることで効率よく暗記できるようになるでしょう。 以下では、それぞれの流れやそれに適した勉強科目について解説します。 理解を後にして暗記する とにかく先に暗記してしまい、その後で理解をしていく方法は、英単語や元素記号といった解説や流れの理解が伴わなくても暗記できるものに向いています。英単語とその意味、元素記号とその元素の役割などを同時に理解し暗記することは、前提知識が乏しい状態では難しいでしょう。 まずは、未知のものから「見たことがある」と思えるところまで暗記し、そこから意味を覚えて理解を深めていきます。暗記量が多くなってきたら、関連性のある派生語などを意識しながら覚えるとよいでしょう。原理・原則など把握しにくいものを覚えるには、暗記してから理解を深めることがポイントです。 先に理解して暗記する 闇雲に暗記するよりも、理解をしてから覚えていくほうがよい場合もあります。数学における公式や解法パターンがこれにあたるでしょう。解法は論理を組み立てていき答えを導くものなので、暗記よりもまずは理解が重要になります。「どのような流れで論理を展開しているのか」「なぜこの場面で使用するのか」などを理解しておくと覚えやすくなるでしょう。 公式についても同様で、公式だけを覚えていても、その使い方が理解できていないと意味がありません。一つひとつの公式や解法パターンを理解しておけば、その応用で解ける問題が増えていくため、暗記に頼る部分も少なくなるでしょう。 化学反応式や英文法のような一定のルールがあるものも、ルールを理解していれば必要な暗記量は少なくなります。これらも丸暗記しようとすると覚える量が膨大になってしまうため、先に理解をしてから暗記することを意識しましょう。 目次に戻る 今日からできる!記憶に定着させるための8つの暗記法 暗記は生まれ持っての才能ではなく、工夫次第で高めていける能力です。暗記というと紙に書かれた文字をにらんで必死に覚えるイメージが強いですが、声に出したり暗記のタイミングを意識したりすることで、より記憶に定着しやすくなります。 以下では様々な感覚を活用する暗記法を8つ紹介するので、科目や自分の勉強スタイルに合った覚え方で効率よく学習していきましょう。 声に出して覚える 声を出すと自分の声が耳に入るため、目だけで覚えるよりも入ってくる情報が多くなります。また、声を発するには何を言うのかを意識する必要があり、脳が刺激されることから記憶に残りやすくなるでしょう。 声を出したくても出せない環境の場合は、自分だけに聞こえるくらいの大きさでも構わないので、つぶやきながら暗記してみましょう。 書いて覚える 書くという動作も、記憶の定着に役立ちます。眺めているだけなら脳に入ってくるのは視覚からの情報だけですが、得た情報を「書く」という動作に移すことにより、効率よく暗記することが可能です。筆記は暗記の助けになるだけではなく、実際に書いてみることで記憶があいまいになっている箇所を見つけられるため、覚え間違いや記憶の定着度合いを確認することもできます。 なかなか覚えられない部分は色を変えて書くことによって、視覚からの情報が印象づけられ、覚えやすくなるでしょう。ただし、書くことが目的になると暗記の効果は薄れてしまうため注意してください。 何度もチェックして覚える 情報への接触回数が多ければ多いほど、人はその情報を忘れにくくなります。一度覚えたものでも繰り返し確認することで記憶が定着していきますが、見直しをしないと時間の経過とともに忘れてしまうため、記憶の定着にはこまめな復習が必要です。 暗記カードや暗記ペン、チェックシートを活用すると効率的に覚えられるでしょう。 図やイラストで覚える 図やイラストの活用も、暗記に効果的でしょう。図やイラストなら、たくさんの情報が一度に視界に入るため、全体像や流れの把握を同時に行えます。例えば文字だけで具体的な状況が想像しにくい歴史なら、漫画で読むと理解がスムーズにでき、人物の動きや発言も記憶に残りやすいです。 数学の解法を覚える際は、よく用いられるグラフや図を一緒に見ておけば理解の助けになるだけではなく、そのグラフや図に関する問題が出された際に、解法を記憶から引き出しやすくなります。 運動しながら覚える 運動をして血流がよくなると脳が活性化するため、記憶が定着しやすくなります。座ったままだと血流が悪くなりがちなので、適当なタイミングで立ち上がって軽い運動を行うとよいでしょう。 集中力が切れてしまったときには軽い運動をしながら暗記をすると、気分転換にもなり効率的な学習が可能です。ただし、ダッシュなど負荷の大きい運動だと意識が運動に集中してしまうため、ジョギングや軽いスクワットといった適度な運動を心掛けましょう。 寝る前に覚える 人間は睡眠中に脳内の情報が整理されることで記憶が定着するため、寝る前に暗記を重点的に行うのも効果的です。食事やお風呂を済ませ、あとは寝るだけというリラックスした状態は、暗記にとって非常によい環境といえます。 寝る前の暗記には暗記カードや参考書などを使用し、睡眠の妨げとなるような明るい光を発するスマートフォンやパソコンの使用はなるべく避けましょう。 特定の動作と関連させて覚える 動作と暗記したい内容を関連づけることにより、記憶を効率よく定着させられます。特定の動作がトリガーとなり、それに対応する記憶を呼び起こしやすくなるのです。 代表的なものは歴史の年号や元素記号を覚える際の語呂合わせですが、暗記したい言葉を言いながら特徴的なポーズをしたりリズムをつけて動いたりと、より印象に残る動作と記憶を結び付けることで、さらに記憶に残りやすくなるでしょう。 他人にアウトプットして覚える 覚えた知識を他人に説明することで、記憶の定着が促進されます。説明に抜けている情報はないか、暗記した内容が正しいかどうかの確認も可能なため、重点的に取り組むべき内容も把握できます。 相手が理解しやすいように説明するためには、覚えた情報を論理的に組み立てることが必要です。アウトプットは暗記だけではなく、詰め込んだ知識を自分の知識として使えるようにする作業ともいえます。また、覚えたことを誰かに説明したという記憶が残ることも、アウトプットのメリットでしょう。 目次に戻る できるだけ避けたい暗記の方法 せっかく暗記をしても、方法を誤って記憶が定着しなければ意味がありません。効果的な暗記法だけではなく、避けたほうがよい暗記法とその理由についてもきちんと把握しておきましょう。 以下では、できるだけ避けたい暗記の方法を2つ紹介します。 同じ科目を連続して暗記する 同一科目を連続して暗記しても、得られる効果は少ないでしょう。似たような内容を同時に暗記することで情報の整理が困難になり、記憶が定着しにくくなります。また、一つの科目を勉強し続けると飽きてしまい、集中力も低下してしまうでしょう。 できれば複数の科目を、時間を区切って暗記するのが望ましいですが、科目を絞って暗記したい場合は、複数の分野を扱うなどの工夫が必要です。 一夜漬け 睡眠をとることで記憶が定着しやすくなるため、一夜漬けで暗記をしてもあまり効果は期待できません。一夜漬けにならないよう、日々コツコツと暗記しておくのが望ましいでしょう。 たとえ覚えられたとしても、一夜漬けの知識はテストが終わると忘れてしまいがちです。「テスト前日の丸暗記」はなるべく避け、前日に暗記するとしても睡眠は十分にとり、範囲も絞って取り組みましょう。 目次に戻る 暗記効率を高めるコツ 暗記効率を高めるコツは、睡眠時間をしっかりとることと、情報に触れる機会を長期にわたって作ることです。1日のうちで暗記に取り組める時間が少なくても、スキマ時間をうまく活用すれば、効率よく学習できるでしょう。 以下では、暗記効率を高めるコツを3つ紹介します。 睡眠時間をしっかりとる 睡眠は記憶を定着させるために不可欠な要素です。たくさん暗記したいからといって、徹夜で勉強するなど睡眠時間を削る行為は好ましくありません。睡眠時間が短いと脳のパフォーマンスが落ちてしまうため、暗記した内容の定着率が悪くなるだけではなく、勉強効率も下がってしまいます。 最適な睡眠時間には個人差がありますが、無理をせず十分な睡眠をとるようにしましょう。 スキマ時間を暗記にあてる まとまった時間がとりづらい場合は、スキマ時間を暗記にあてましょう。スキマ時間を活用すると、こまめに反復しながら暗記ができるため、記憶が定着しやすい傾向にあります。 情報に触れる頻度が多いと記憶は残りやすく、暗記効率が高まります。使わない情報は忘れていってしまうため、新しく覚えることと復習することをバランスよく行うことが大切です。通勤・通学の移動時間やトイレ、お風呂など、スキマ時間をうまく見つけて活用していきましょう。 短い期間で全て覚えようとしない 結果を出そうと暗記量を多くすることは大切ですが、短期間で詰め込みすぎても記憶に残りません。例えば、1週間で英単語帳を1冊暗記したとしても、もう一度初めから読み返してみると、全く覚えていない単語がたくさん見つかるでしょう。せっかく暗記に時間をかけたのに忘れてしまう情報量が多いと、モチベーションも下がってしまいます。 しっかりと覚えるためには、少しずつ着実に暗記していくことが必要です。復習を含めた中長期での暗記計画を立てておくと、効率よく暗記できるでしょう。 目次に戻る こまめな復習と十分な睡眠で着実に暗記しよう 暗記には、理解を先にするか、後にするかで2通りの方法がありますが、英単語や元素記号などは覚えることを優先し、数学の公式や解法などは先に理解してから暗記すると効率がよいでしょう。 学習した内容を定着させるには、こまめに復習を行うことと、睡眠をしっかりとることが重要です。暗記量が多いものについては短期間で済まそうとせずに、計画的に少しずつ進めていきましょう。 弊社のeラーニングシステム「learningBOX」は、暗記カードを使ったeラーニングが学習やテストを実施することができます。繰り返し学習し成績を管理することも可能なので、苦手分野の復習にも最適です。使いやすさもありながら低コストでの導入が可能なので、効率よく暗記を進めたい方はもちろん、eラーニングの導入に迷いがある方も、まずは無料でご利用いただけるフリープランをお試しください。 ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
blog

自社に適した適性検査の作り方とは?コツや活用できる場面を紹介

近年、採用選考の一環として、適性検査を導入する企業が多くみられます。検査内容によって測定できるデータや活用方法は様々ですが、「自社が求めているデータを測定できる適性検査が知りたい」という方もいるのではないでしょうか。 本記事では自社に合った適性検査を実施するコツに加え、適性検査を行うことで得られるメリットや受検形式など、適性検査の基本を押さえながら解説します。オリジナルの適性検査が作れるサービスも紹介しますので、採用活動や人事評価にお悩みの方はぜひ参考にしてください。 適性検査はどのような場面で役立つのか 適性検査とは、就職・転職先の職務についてどの程度、適性があるのかを診断するテストのことです。基礎能力や性格、職場の適応性、一般常識の有無など診断できる内容は多岐にわたり、社員の採用だけではなく人事評価として、適性検査を活用する企業も増えています。 以下では、適性検査がどのような場面で役立ち、導入するとどのようなメリットがあるのかを紹介します。 自社の知名度の向上 採用活動の際に「適性検査の結果を個別でフィードバックします」と宣伝することで、自社の知名度向上が期待できます。就職活動中の人は、どのような企業が自分に合っているのか模索していることがほとんどです。自身に向いている職種の傾向などについて、客観的に診断が出る適性検査は重宝されるでしょう。 検査結果に加えて、現場側の意見を聞けることは受検者にとって貴重な機会となります。「あの会社は適性検査のフィードバックをしてくれるから、一度応募してみようかな」と、自社を知ってもらうきっかけになるでしょう。特に新卒採用で適性検査を利用するのであれば、インターンシップ期間や新卒採用初期など、学生が自己分析に対する意欲が高まっている際に仕掛けるのが効果的です。 自社を魅力的に見せる 適性検査だけではなくフィードバック面談を行うことで、受検者との接触機会を作り出すことができます。自社についてアピールする機会が増えるうえ、面談の際、受検者に寄り添った丁寧な対応をすると「入社後も手厚いフォローをしてもらえそう」「雰囲気がよさそうだから働いてみたい」など、自社を魅力的に見せることもできるでしょう。 フィードバック面談を行う場合は、受検者が見てもわかりやすいような、フィードバック用のシートが用意されている適正検査を選ぶ必要があります。 採用試験での選考 適性検査は、面接では見えにくい性格や基礎能力、一般常識の有無などを見極める際に役立ちます。応募者が自社に適した人物なのか、どのような仕事に向いているのかといった特徴をデータ化できるため、企業と人材のミスマッチを防ぐことが可能です。 面接のような対話のみで、応募者の人柄を把握するのは難しく、面接官によって評価に偏りが出てしまうこともめずらしくありません。客観的かつ公平に評価を行える適性検査は、選考における人事担当者の負担を軽減する効果もあるでしょう。ただし、適性検査の結果が悪いからといって、必ずしも適性がないと判断できるわけではないので注意が必要です。 目次に戻る 適性検査では何を測定するの? 適性検査で測定する項目は、主に能力検査と性格検査の2つに分かれます。それぞれ得られるデータは異なるため、測定したい内容に合わせて検査項目を選びましょう。どちらか片方の検査だけでも実施可能です。 以下では、能力検査と性格検査で測定できる要素について解説します。 能力検査:読解力・計算・図形・一般常識などの基礎能力を測定 能力検査とは、職務に必要な技術や知識を習得したり、実践したりする能力があるのか、職務を遂行するための思考力や対応力があるのかを、論理的思考能力、数的処理能力などの視点から測定する検査です。 文章を正しく読み取れるのか、簡単な計算ができるのかなど、一般的な学力テストのような問題が出題され、難易度はそれほど高くありません。 性格検査:人間性・協調性などを測定 性格検査では、応募者の人間性や価値観といったパーソナリティーを数値化し、職場に馴染めるか、自社が求めている人物像に近いかなどを測定するものです。性格検査の結果は採用選考だけではなく、入社後の配属決定、人材育成にも役立ちます。 また、性格検査とは別の検査になりますが、入社後に自社の戦力として活躍する意思、仕事への意欲といった職場適応性や、ストレス耐性を測ることも可能です。どのようなストレスに弱いのかを把握しておけば、早期離職のリスク回避にもつながるでしょう。 目次に戻る 適性検査のテストの形式 適性検査のテスト形式は、ペーパーテストとWebテストの2種類に分かれます。テスト会場については自社で行うことも可能ですが、全国にあるテストセンターでの受検も便利でしょう。テスト方法や会場によって、それぞれメリット・デメリットがあるため、それらを把握したうえで自社に合った方法を選択してください。 ペーパーテスト ペーパーテストとは、筆記で行うテストのことです。受検者を会場に集めて試験を実施するため、会場の手配や監督者などの人員を用意する必要がありますが、会場と時間を設定することで不正のリスクを減らせるでしょう。 ペーパーテストには、選択肢から回答する客観式と記述式があります。客観式は採点や集計が容易ですが、記述式は文章力も測定できる点が特徴です。 Webテスト Webテストとは、パソコンやスマートフォンなどからインターネット上で行うテストのことです。インターネット環境さえあれば時間や場所に縛られず受検が可能なため、大規模な会場の手配や監督者などの配置が不要になり、コストを削減できます。 いつでもどこでも受検できるWebテストは、受検者にとって負荷が少ないうえ、企業にとっても検査結果の集計や分析が煩雑になりにくい点が魅力といえるでしょう。 テストセンターでの受検 テストセンターでの受検の場合、受検者は全国の主要都市に設置された受検会場に出向きます。一般的に適性検査の提供企業が運営しているため、検査自体の業務を委託でき、手間の削減が可能です。監督者が配置されていることから、不正のリスクも抑えられるでしょう。 受検者は会場まで移動する必要がありますが、テストセンターは全国にあるので、自社で実施するよりも移動の負担を軽減できます。ただし、委託する分のコストが発生する点には注意が必要です。 目次に戻る 自社に適した適性検査を実施するコツ 民間の適性検査は手軽に利用できるのがメリットですが、必ずしも自社の風土や検査したい項目に即しているとはいえません。理想的な適性検査を実施するには、目的の設定や問題数、回答時間のバランスなど、様々なポイントを押さえる必要があります。 以下では、自社に適した適性検査を作るための考え方やコツについて紹介します。 適性検査を実施する目的を定める 適性検査は提供している企業によって検査項目のほか、想定されている利用目的や検査の手法などが異なるため、自社での実施目的を明確にしておくことが大切です。 自社で問題を作成する場合も、採用選考の際に実施するのか、配属や人材育成に活用するのかなど、適性検査の目的を明らかにしたうえで希望のテスト形式や検査に割ける予算も含めて検討すれば、おのずと適性検査の方向性が定まってくるでしょう。 問題数と回答時間のバランスを考える 適性検査では、問題数や回答時間のバランスも重要です。難問を出題したり、問題数が多かったりする場合に回答時間が短すぎると、時間内に回答しきれず正確なデータを測定できないことがあります。 また、試験時間があまりにも長く受検者の肉体的・精神的負担が大きくなることも、正確なデータの測定に支障をきたすでしょう。SNSなどを通して「この企業の適性検査は短すぎる・長すぎる」といったマイナスなイメージが、受検者の周囲に伝わってしまうことも考えられます。特に、民間テストと自社オリジナルのテストを併用して実施する場合は、問題数が多くなったり、試験時間が長くなったりする傾向にあるため、注意が必要です。 民間テストと併用してより詳細なデータを取る 民間テストと自社オリジナルのテストを併用すると、比較的容易に詳細なデータを測定できます。基礎的な学力や性格の測定は民間テストで実施し、より専門的な部分や民間テストで見極めが難しい領域については、オリジナルのテストを実施するのがおすすめです。 問題の全てをオリジナルにすると、問題作成に労力やコストが必要になります。基礎的な内容は民間テストで行い、民間テストのデータだけではわからない部分をオリジナルのテストで補うようにしましょう。問題作成の手間が省けるだけでなく、求めているデータをより正確に測定することができます。 目次に戻る 適性検査にはlearningBOXの診断テスト作成機能がおすすめ! 適性検査を実施するには、learningBOXの診断テスト作成機能がおすすめです。診断テスト作成機能は、学習者の特性や知識レベルを把握することができる機能です。管理者が用意したさまざまな質問に学習者が答えることで、回答に応じた結果を見ることができます。 例えば、採用選考のための適性検査であれば、求める職種に必要なスキルや能力を測定できる質問を用意します。 分析した結果をもとに、学習者の適性や能力に応じた適切な対応を行うことができるでしょう。採用選考を行う場合は、採用判断の参考にもなります。 また診断テストを作成するだけでなく、テストの実施状況や結果も管理することができます。適性検査を実施する際は、ぜひlearningBOXの診断テスト作成機能を使ってみてはいかがでしょうか。 目次に戻る オリジナルの適性検査はツールを使ってより実用的に 適性検査は採用選考の手段として利用されることが一般的ですが、人事評価や人員配置などにも活用されたり、就職・転職活動をしている人にアピールする際にも役立ったりします。 一口に適性検査といっても、受検形式や検査項目は様々です。適性検査の有用性を理解したうえで、自社で適性検査を実施する目的を明確にし、検査内容の方向性を検討していきましょう。 弊社のeラーニングシステム「learningBOX」は、診断テスト作成機能を備えているため、自社オリジナルの適性検査を作りたい方におすすめです。 無料・無期限で10アカウントまでご利用いただけるフリープランもあるため、まずは試験的に利用してみてはいかがでしょうか。システムの詳しい内容や活用方法がわかる資料もご用意しています。オリジナル適性検査の作成・実施にお悩みの方は、learningBOXをぜひご検討ください。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
情報セキュリティ研修

情報セキュリティ教材の無料提供を開始

弊社の法人設立10周年記念事業の一環として、2022年4月よりlearningBOX初となる無料学習教材を公開するサービス「learningBOX ON」の提供を開始しております。 第1弾では「ハラスメント教材」、第2弾では「ビジネスマナー教材」、第3弾では「コンプライアンス教材」を公開しました。そして第4弾として、今回は「情報セキュリティ教材」を公開させていただきます。 無料公開の背景 2022年4月より、改正個人情報保護法が施行されました。今回の法改正により、本人の権利保護が強化され、事業所の責務が追加されました。これにより、個人情報保護に対する更なる取り組みが必要となります。上記背景を踏まえ、弊社では企業における情報セキュリティ教育の推進に貢献することを目的として、learningBOX上で「情報セキュリティ教材」を無料公開させていただきます。 目次に戻る 学習コンテンツの特徴 本研修では、情報セキュリティとはどのようなものなのか、秘密情報を守るためにどのような行動を取ればよいか、といった内容について解説動画や確認テストを通して学びます。 内容 情報セキュリティについて 秘密情報を守るために 情報の管理について自分自身ができることは何か 対象 learningBOX【共用サーバー】をご利用の方(フリープランを含む) ご利用方法 新規のお客様 STEP1:無料トライアルから登録をお願いいたします。 STEP2:無料トライアル登録完了後、弊社から受付完了のメールをお送りいたします。learningBOXにログインいただき、「コースを選ぶ」からコンプライアンスを選択してください。 learningBOXを既にご利用いただいているお客様 STEP1:learningBOXにログインいただき、コンテンツ管理を開きます。    STEP2:「+」アイコン>「learningBOX ON」>「10周年無料コンテンツ」>「情報セキュリティ」を選択してください。 目次に戻る learningBOX ONを活用しよう! learningBOX ONで利用できる研修コンテンツを自社で内製したコンテンツと組み合わせて、オリジナルの研修を作ることも可能です。日程や場所に縛られることなく継続的に学習できる環境として、社内研修にぜひlearningBOX ONをご活用ください。 ≫ 無料トライアルはこちら    ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
学校・塾での学習を効率化するには?

学校・塾での学習を効率化するには?

成績を向上させるには勉強の内容だけではなく、その方法も重要です。「一生懸命、勉強しているのになかなか成績が上がらない」という生徒は、勉強法に疑問を持たず、効率があまりよくないまま勉強を続けているかもしれません。 そこで本記事では、学習を効率的に進めるための勉強法や集中しやすい環境の作り方について解説します。効率的な勉強ができる学習管理システムについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。 学習の効率を下げてしまう勉強法 長時間、机に向かっているのに成績が上がらない場合、学習中に無駄な行動が多いことが考えられます。効率的に学習内容をインプットするためにも、勉強の効率がよくない原因をしっかりと把握することが大切です。 以下で紹介する、学習の効率が悪い勉強法を実践してしまっている生徒はいないか、思い浮かべながら読んでみてください。 睡眠時間を削って勉強している 成績を上げよう、志望校に合格しようと努力するあまり、睡眠時間を削って勉強に励む生徒も少なくありません。しかし、睡眠不足は慢性的な集中力低下の原因となり、勉強の効率を下げてしまいます。 集中力の低下は勉強だけではなく、テスト当日にも悪影響を及ぼすでしょう。本来の力を発揮できず、これまでの努力が水の泡になってしまうことも考えられるため、睡眠時間はしっかりと確保する必要があります。 夜にきちんと睡眠をとっていても、昼食後などに血糖値が変動してしまい、眠気に襲われて授業や勉強に集中できなくなることもあるでしょう。その場合は15分ほど仮眠を取ったり、目を閉じて音楽を聞いたりと、脳を休めるのがおすすめです。 ノートまとめ・単語帳づくりなどの単純作業をしている 多くの時間を使って勉強しているのに、なかなか結果につながらない生徒に多いのが、インプットではなく単純作業で満足してしまっているケースです。教科書に線を引いたり、重要な点をノートにまとめたりすることも大切ですが、内容が頭に入っていないのに、「勉強した」と勘違いしてしまうことも少なくありません。こうした単純作業に時間をかけるばかりでは、効率的な学習とは言い難いでしょう。 勉強時間や作業量を重視するのではなく、勉強した内容が定着しているか、効率的な学習ができているかを見極めることが大切です。 一度で全部を覚えようとする 一度でその単元の内容をすべて覚えてしまおうとする勉強法も、あまりおすすめできません。一度で完璧に覚えようとすると同じページに時間をかけすぎてしまうため、なかなか先に進まず、効率的な学習は難しいでしょう。 人間の記憶と時間の関係をグラフに表したエビングハウスの忘却曲線によると、人が一度学習した内容は20分後に42%、1時間後には56%忘れるとされています。人間の脳は、何度も繰り返すことで物事を記憶できるようになっているため、日を空けて繰り返し復習することが大切です。暗記が必要な漢字・英単語・文法・歴史科目などは特に繰り返し勉強し、記憶の定着につなげましょう。 複数の参考書を併用している 参考書や問題集は、1冊にしぼって繰り返し解くことが重要です。複数の参考書を併用していると、なかなか1冊を終わらせることができず勉強の成果が見えにくくなり、やる気の低下にもつながってしまいます。 参考書によっては解き方の解説が異なったり、重点的に解説しているポイントが違っていたりするため、学習を進めるうえで混乱してしまうことも少なくありません。複数の参考書を使用するにしても1冊ずつ取り組み、学習のハードルを下げる必要があります。1冊の内容を確実に習得してから次の参考書に取り組めば、無駄なく学習を進められるでしょう。  目次に戻る 塾や学校でできる!勉強に集中しやすい環境の作り方 勉強をする際は周囲の環境を整えることも、効率的に学習を進めるコツといえます。勉強スペースの周りに何を置くかによって集中力に差が生まれることもあれば、同じ場所で勉強し続けることで飽きてしまい、モチベーションの低下を招くこともあるでしょう。 以下では、簡単にできる集中しやすい環境づくりについて紹介します。 勉強に関係ないものは教室に置かない 勉強となるとその行為だけに目を向けがちですが、周囲の環境も大切です。勉強に関係ないものが近くにあると、そちらに気がそれてしまい、なかなか集中しにくい状態になってしまいます。生徒の娯楽になりそうな漫画などは、誘惑に負けてつい見てしまう可能性があるため、勉強スペースに置かないようにしましょう。 反対に、勉強スペース周辺を整えれば、集中して勉強に取り組みやすくなります。視界に緑(植物)が入っているとリラックスして作業ができ、集中力がアップする効果が期待できるため、机やロッカー、窓の近くなどの目につく場所に小さな観葉植物を置いてみるのもよいでしょう。 たまに学習環境を変える 学習環境は一箇所に固定せず、状況に合わせていくつか選べるようにしておくのがおすすめです。勉強に行き詰まってしまった際のよい気分転換になり、モチベーションを下げずに勉強を続けやすくなります。 使用する教室を隣の教室と入れ替えたり自習室に移動したり、換気をしたりするだけでも学習環境に変化をつけられます。人の目がある場所だと適度に集中できることもあるため、カフェや図書館など様々な場所を試して、個人に合った学習場所を複数見つけておくといいでしょう。 目次に戻る 学習の効率を上げるのに効果的な勉強法 学習効率があまりよくない原因として、自己流の勉強法に問題があることも考えられます。長い時間を勉強に費やしているにもかかわらず結果がついてこないと、勉強に対するモチベーションも下がってしまうでしょう。 以下では、結果につながりやすい効率的な勉強法について紹介します。工夫すればすぐにでも始められるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。 ストップウォッチ・タイマーを使って勉強する 集中力が途切れるまで休憩なしで勉強を続けるのは、体力的にも精神的にも負担がかかり、効率的とはいえません。人間の脳は続けて集中できる時間が決まっているため、タイマーやストップウォッチを使用した勉強法を取り入れるのがおすすめです。 25分〜45分ほど勉強した後に、5分ほどの適度な休憩を挟むなど、集中とリラックスの時間を区切ることで、トータルの集中時間を長く保ちながら学習できます。勉強が足りていない科目を把握するために、科目ごとに勉強時間を計っておくのもよいでしょう。タイマーで時間を計って記録しておくことで、毎日の勉強時間が明確になります。努力の軌跡が可視化されれば、モチベーションアップにもつながるでしょう。 タイマーやストップウォッチを利用しながら問題を解くことは、時間配分の練習にもなります。制限時間のある定期テストや入試では時間管理も重要なポイントとなるため、試験対策としてもタイマーを使った勉強法は有効といえるでしょう。 分散学習を行う 勉強した内容を定着させるには、分散学習がおすすめです。授業などで習ったことは脳の中に一旦保管されますが、そのまま放っておくとすぐに忘れてしまいます。記憶を定着させるためにはやはり復習が大切です。分散学習は、習った直後に見直すのではなく、数日空けてから復習することで長期的な記憶の定着を図ります。 復習というと、学習したすぐ後に行わないと効果がないように思うかもしれませんが、数日空けて行うほうが効率がよいとされています。一度忘れてしまっても焦らず、日を置いて復習し再度思い出すことで、いつでも引き出せる知識を確実に増やしていきましょう。 スキマ時間を使った学習法を取り入れる まとまった時間、机に向かってペンを動かすことだけが勉強ではありません。通学の移動時間や食事前など少しの時間でも単語や公式、重要語句の暗記には十分です。 一つひとつのスキマ時間は短く感じても毎日有効的に使い積み重ねれば、1ヶ月、1年で膨大な時間になります。ポケットサイズの教材を持ち歩いたり、スマートフォンに単語帳アプリなどをダウンロードしたりして、時間や場所を選ばずにいつでも勉強できるようにしておくとよいでしょう。 目次に戻る より効率化を目指すならeラーニングシステムの導入がおすすめ 学習を効率的に進めるためには、学習管理システムの導入を検討することも重要です。最近では、インターネットを活用した学習方法であるeラーニングに注目が集まっており、教育現場だけではなく、様々な職種の企業でも導入が進んでいます。 以下ではeラーニングシステムの解説に加え、eラーニングシステムを導入するメリットも紹介しますので、効率的な学習管理システムに興味がある方はぜひ参考にしてください。 eラーニングシステムとは eラーニングシステムとはインターネットを利用した学習形態のことで、オンライン学習とも呼ばれています。インターネット環境があれば、パソコンやスマートフォンなどから時間や場所を問わずに学習できるのが特徴です。 eラーニングシステムでは文章や図面だけでなく映像やアニメーション、CG、VR(仮想現実)を利用しながら理解を深められます。参考書や教科書などの静止画だけでは理解しきれない情報も動画で確認することでわかりやすくなり、学習のモチベーションもアップするでしょう。 eラーニングシステムを導入するメリット eラーニングシステムを導入すると、学習者側・教育者側の双方にメリットがあります。 学習側は、時間・場所を問わずに学習が進められるほか、文章や図面だけではなく、動画や音声の解説を利用することで理解を深めやすいでしょう。またeラーニングシステムは、確認すべき教材の順番を設定することも可能です。教材ごとの学習状況も確認できるため、どの教材から手をつければいいかわからない、どこまで勉強を進めたか忘れてしまうといったこともなくなり、より効率的に学習を進められるでしょう。 教育者側は、教育にかかる労力やコストの削減はもちろん、個人ごとの学習の進捗状況を把握できたり、今までの教育ノウハウを明確なデータとして蓄積できたりする点がメリットとして挙げられます。eラーニングシステム上でテストを実施する場合は全体の結果を一括で管理できるため、チェックや集計が迅速に行えるのも魅力です。 導入するシステムによってはスマホでの学習も可能 導入するeラーニングシステムによっては、スマートフォンでの学習も可能です。スマートフォンなら時間や場所を問わずに学習できるため、スキマ時間の活用に効果的でしょう。 授業が終わった後に、どのくらい内容を理解できたかを確認するテストを行うことも可能なので、学習内容の定着を効率的に進められます。選択式の問題ならその場で自動採点できるものもあり、間違った問題の復習もすぐに行えます。  eラーニングシステムを活用して効率よく学習を進めよう 効率的に学習を進めるためには生徒が行っている学習方法に問題がないかを確認し、生徒個人に合った効率的な学習方法をアドバイスすることが大切です。学習方法以外に、環境やスケジュール管理が集中力に影響を及ぼす場合もあることを知っておきましょう。 学習効率化の助けとしてeラーニングシステムをご検討されている方には、弊社のlearningBOXがおすすめです。時間や場所を問わず効率的に学習を進められるだけではなく、生徒の成績や学習の進捗状況の管理も容易な機能がひと通り揃っております。学習内容に合わせた詳細なカスタマイズもでき、スムーズな導入が可能です。まずは無料でご利用いただけるフリープランからお試しください。    ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
blog

社内報には動画を活用しよう!メリットやおすすめコンテンツを紹介

近年、文字や写真だけではなく、動画によって様々な情報を伝えるコンテンツが勢いを増しています。こういった社会の流れの中で「これまで紙媒体で作成してきた社内報を動画に置き換えられないだろうか」「動画で社内報を制作するメリットやデメリットを知りたい」との考えを持った方はいないでしょうか。 この記事では、動画で社内報を制作するメリットやデメリットなどを解説していきます。おすすめのコンテンツも紹介いたしますので、動画で社内報を制作したいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。 社内報に動画を活用する企業が増加した背景 動画コンテンツの普及に伴って、社内報を動画で制作する企業も増加傾向にあると言われています。要因としては、社内報のWeb化が進み動画を組み込みやすくなった点や、テレワークを採用する企業が増加した点などが挙げられます。 特に、テレワークによって社内間コミュニケーションが取りにくくなったことで、社内の情報をよりリアルに伝える社内報が求められている点には注目すべきでしょう。以下では、社内報に動画が活用される背景を具体的に解説します。 社内報のWeb化 社内報に動画を活用する企業が増加した背景としては、社内報のWeb化が進んでいる点が挙げられます。 「情報通信技術」と訳されるICT(Information and Communication Technology)が多くの企業の中で浸透しており、インターネットを活用した情報伝達への心理的ハードルが下がっているのです。その波は社内報にも及んでおり、発信媒体は紙からWebへと変わってきています。これまで社内報は紙冊子による発信が主流でしたが、Web化によって動画の活用が可能となりました。 YouTubeの浸透も、社内報に動画を活用する取り組みを促進しています。YouTubeが身近な存在となったことにより、動画制作に着手する動きがあらゆるコミュニティで活発化しました。企業内の取り組みも例外ではなく、アップロードの簡単さや便利な機能なども相まって、動画を用いた社内報が増加傾向にあります。 テレワークの増加 テレワークを採用する企業が増加している点も、社内報に動画を活用する企業が増加した背景の一つです。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークの推進が活発化しております。国土交通省の発表によると、テレワークで働く人の割合は2019年の9.8%から、2020年には19.7%まで上昇しています。 様々なメリットをもたらすテレワークですが、社員間でのコミュニケーションが難しくなる点がデメリットとして挙げられます。仕事に対するモチベーションの維持が難しくなるほか、経営層が目指す企業としての方向性を社員に伝えづらくなるといった課題も生まれてくるでしょう。その対策の一環として、動画によって直接メッセージを社員に届ける手法が注目されています。 若者の間で進む活字離れ 社内報に動画を活用する企業の増加には、若年層において活字離れが進んでいることも影響していると考えられます。文化庁が2019年に全国16歳以上の男女を対象として行った調査結果によると、回答者の約半数が1ヶ月に1冊も本を「読まない」と回答しました。 この結果の原因の一つとして、インターネットの普及が挙げられます。インターネットで情報を集めれば多くの情報に触れることができるため、あえて本を読もうとする人が少なくなっているのです。特に若者間でこの傾向が強まっていることもあり、紙冊子や文字ベースの社内報は読まれないのではという懸念から、動画を制作する企業が現れています。 目次に戻る 社内報に動画を活用するメリット 社内報に動画を活用することで、よりリアルで正確な情報が社員に届けられます。従来の文字による情報伝達をテロップなどで行いつつ、映像や音声も組み込めるため、視聴者である社員に齟齬なく情報を伝えられるでしょう。 その他、社内報制作にかかる工数の削減などもメリットとして挙げられます。以下では、社内報に動画を活用するメリットを3つ解説します。 情報を正確に伝達できる 社内報に動画を活用するメリットの一つは、情報を正確に伝達できる点です。文字でのコミュニケーションは実際に対面で話す場合と異なり、声の抑揚や身振り手振りによる説明などができません。そのため、書き手の意図を正確に伝えることが難しいコミュニケーション手段でもあります。 これは社内報においても同様です。文字のみの社内報では発信者が本来伝えたかった意図がうまく伝わらず、社員に異なった受け取り方をされるケースなども出てくるでしょう。 一方、動画では表情や抑揚、雰囲気などが表現手法として加わるため、社員に伝えたいことを正確に伝達できます。会社の方向性やビジョンなどを伝える際には、特に繊細な伝達方法が求められますが、動画であれば情報だけではなく、そこに込められた思いも同時に発信できるでしょう。 工数や作業負担を削減できる 社内報を制作する工数や作業負担を軽減できる点も、動画を活用するメリットとして挙げられます。動画制作の初期段階は知識やノウハウがないため、一つの動画を制作するにも多くの時間を要するでしょう。しかし、知識を得て機材の取り扱いなどにも慣れてくれば生産性が上がります。紙媒体と比べると写真撮影や文章執筆、印刷、配布といった工数が削減されるでしょう。 また、動画コンテンツは汎用性が高い傾向にあり、社内報以外に、社員研修やプレゼンテーション用の資料としても活用可能です。 エンゲージメントを可視化できる 社内報に動画を活用することで、エンゲージメントの可視化も可能です。エンゲージメントとは、社員の会社に対する貢献意欲を指します。動画を活用し、動画視聴者がどのようなアクションを取っているかを数値で確認することによって、社員のエンゲージメント管理が容易になるでしょう。 何人が閲覧しているか、平均視聴時間はどれくらいかといったエンゲージメントを担当者が知ることで、社員の仕事に対するモチベーションが把握しやすくなります。 目次に戻る 社内報に動画を活用するデメリット 社内報に動画を活用するメリットは情報の伝達面などを中心に多くありますが、一方でデメリットも存在します。以下では社内報に動画を活用するデメリットを2つ解説します。 最初は動画作成に時間・手間がかかる 社内報に動画を活用するデメリットは、制作に慣れるまで多くの時間がかかる点です。担当者に動画制作経験がない場合には企画や撮影、編集など、一つひとつの工程に時間と手間を要するでしょう。 動画制作の流れがわかってくると、徐々に制作スピードは上がっていきます。結果的に社内報を発信するまでにかかる工数や作業負担も減りますが、最初は機材などの費用も含め、ある程度の導入コストが必要になることを理解しておきましょう。 動画作成のノウハウが必要となる 動画制作のノウハウが必要となる点も、社内報に動画を活用するデメリットです。最初に考えるべきは動画制作のノウハウを有する社員がいるかどうかですが、もし知識を持っている社員がいない場合には、一から学んでいく必要があるため、より多くの時間がかかるでしょう。 また、制作するには様々なツールを用いる必要があり、選定の際には「操作性が高いツールか」「欲しい機能があるか」といった点も考慮しなければいけません。この点の見極めにも、一定のノウハウが必要となるでしょう。 目次に戻る 動画を活用した社内報におすすめのコンテンツ 社内報に動画を活用することで、文字や写真に加えて、映像や音声といった要素を組み込んだコンテンツの制作が可能となり、社員に対してさらに魅力的な社内報を届けられるでしょう。 以下では、動画を活用した社内報制作にあたっておすすめのコンテンツを3つ紹介します。これまでになかった新たな社内報を作り出す参考としてください。 代表メッセージ 動画を活用した社内報におすすめのコンテンツは、社長や会長などの会社の代表によるメッセージです。経営方針や現在の業績、社員に何を期待しているかといった思いを、社員に直接届けるひとつの手段として有用といえるでしょう。社員の士気を上げるという観点からも、代表メッセージは会社の行く末を左右する重要な要素です。 近年はテレワークの導入が進んでいますが、遠隔での社内間コミュニケーションとなると会社の実情や方針が伝わりにくくなる傾向にあります。そのような場合も社内報に代表メッセージを組み込むことで、しっかりと思いを伝えることが可能となるでしょう。 その他、従業員数が多い企業や拠点が全国にある企業にも、動画を使った社内報での代表メッセージはおすすめです。メッセージがよりわかりやすく確実に届くよう、テロップを付けるのもよいでしょう。 各種表彰発表 各種表彰発表も、動画を活用した社内報のコンテンツとしておすすめです。具体的には月間や四半期、年間ごとに最も活躍した社員としてMVPを選出する、最も活躍した部門やチームを表彰するといった内容が考えられるでしょう。 「自分も受賞したい」という思いを社員に抱かせモチベーションアップに繋げるためにも、盛り上がりを演出する編集を動画に織り交ぜるとより効果的です。受賞した社員インタビューも組み込むなどの工夫をすると、さらに魅力的なコンテンツになるでしょう。 社内ニュースの共有 コンテンツの一つとして社内ニュースを共有するコーナーがあると、社内の情報共有が円滑に進み結束力が上がるでしょう。新設備の導入や人事異動の発表、社内規則の変更といったニュースを図やイラストなどを用いながら説明することで、文字だけで読むよりも情報がわかりやすく伝わります。 社内間交流を生み出すきっかけにもなるため、社内ニュースの共有はコンテンツとしておすすめです。普段からアンテナを張り、どのようなニュースが社員の心を掴みやすいかリサーチしておきましょう。 目次に戻る 動画コンテンツの活用ならeラーニングがおすすめ 動画コンテンツの普及によって、社内報のあり方にも変革が求められています。より魅力的な社内報を作り社員に正確な情報を届けるためにも、動画の活用を検討していきましょう。初めは手間がかかりますが、スキルの上達とともにクオリティの高い動画を制作できるようになります。 インターネットを活用した通信技術が身近となっている現代では、情報共有が手軽に行えるeラーニングシステムの導入がおすすめです。learningBOXは、動画教材として社内報の動画をアップロードできるのはもちろん、研修や社内教育に活用できる様々な学習コンテンツが取り揃えられています。learningBOXの詳しいサービスがわかる資料もご用意していますので、動画の社内報制作や動画コンテンツの活用にお悩みの方は、ぜひ無料の資料請求からお問い合わせください。    ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
社内教育で企業力の底上げを図ろう!具体的な方法や注意点を解説

社内教育で企業力の底上げを図ろう!具体的な方法や注意点を解説

市場で自社の優位性を保っていくためには、社内教育によって人材育成を効果的に進めていく必要があります。社内教育の実施にあたって「どのように社内教育を行えばよいのか情報を集めたい」「参加者に内容がきちんと定着する研修の方法を知りたい」と考えている経営者や人事担当者もいるでしょう。 この記事では、社内教育を行う目的や種類などを解説していきます。具体的な進め方やコツも紹介しますので、社内教育についての情報をお探しの方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。 社内教育を行う目的とは? 社内教育を社員に施す最終的な目的は、売上アップやサービス拡充など、企業力の底上げでしょう。そのために必要な要素として、社員のスキルアップや結束力の向上などが挙げられます。 より効果的に社内教育を進めていくためにも、実施目的をはっきりさせておきましょう。以下では、社内教育を行う代表的な目的について解説します。 社員のスキルアップ 社内教育を行う目的として挙げられるのは、社員のスキルアップです。社員一人ひとりのスキルアップは、会社全体の生産性向上に繋がります。社員の質が上がり、それぞれの部門において高度なスキルを持っている人が増えれば増えるほど、将来的な会社の利益向上が見込まれるでしょう。 社内教育では、プレゼンテーション能力や論理的思考能力、マネジメントスキルなど多様なスキルの育成が可能です。その他、個々の仕事に活かせる難関資格の取得サポートなども行えるでしょう。 社内教育の実施方法を検討する際、「伝える情報量が多い」「内容が専門的」などの理由により社内で対応するのが難しい場合は、外部講師に依頼するのも一つの方法です。 会社の結束力の向上 社内教育の実施によって、会社全体の結束力を向上させる効果も期待できるでしょう。会社が目指す方向性や経営理念、企業理念を浸透させていくことで、社員が経営陣の考えを理解し、同じ目標に向かって行動できる土壌ができあがります。 社員が義務的に行っていた一つひとつの業務の必要性が明確となれば、より高い成果に結びつけるための自主的な行動を促すきっかけとなるでしょう。経営理念や企業理念を伝える際には、なぜその理念を設定したのか、理念を遵守することで得られる効果や意義なども解説すると、さらに効果的です。 会社の信用を得るため 会社の信頼性を高めることも、社内教育を行う目的の一つです。社会人ともなれば、一般常識やビジネスマナーは身についていて当然の事柄です。一般常識やマナーが身についていなければ、取引先に「この会社と取引しても大丈夫だろうか?」と不安を抱かせてしまい、会社の業績不振にも繋がる場合があります。 対外的に信頼を得るためにも、社員が一般常識やビジネスマナーについて学ぶ機会を取り入れましょう。特に、新入社員向けに教育を施す取り組みは非常に重要です。具体的な業務に入っていく前に、基本的な知識をしっかりと伝えておきましょう。 経営リスクの回避 社内教育を行うことによって、一部の経営リスク回避も可能です。経営リスクには様々なものがありますが、特に人的なリスクを回避する方法として社内教育は有効です。 情報漏洩や各種ハラスメントなど、会社に属する人間としてやってはいけないことを社員に教える機会を持ちましょう。その際は、実際に情報漏洩やハラスメントをした場合どのようなリスクが発生するのか、実例を交えて伝えると効果的です。起こり得る危険性をより具体的にイメージさせることで、社員一人ひとりの危機管理意識が高まります。 目次に戻る 主な社内教育の種類 社内教育には複数の手段があるため、参加者のレベルや対象に応じて最適な方法を選び取っていくことが重要です。業務に実践的な内容を身につけさせたいのか、ビジネスマナーの知識を得させたいのか、目的も多岐にわたります。 効果的に教育を施していくためにも、教育手法の知識をしっかりと把握しておきましょう。以下では、OJTや集合研修など3つの社内教育方法を解説します。 実践を通して学ぶ「OJT」 OJT(On the Job Training)は、実際に上司や先輩のもとで実務に携わらせることによって経験を積ませていく、新入社員や業界未経験者向けの社内教育方法です。簡単な業務から始めていき、少しずつ複雑で手間がかかる業務を教えていくことで成長を促します。 OJTは多くの会社で採用されている教育方法であり、社員の即戦力化が期待される手法ではありますが、配属された部署や教育担当者によって成長スピードが異なる場合があるでしょう。 先輩や上司が多忙なことから放置されたり簡単な業務ばかり割り当てられたりするなど、なかなかスキルが身につかないケースも考えられるため、導入にあたっては綿密に計画を練る必要があります。 マナーやスキルの習得に効果的「集合研修」 マナーやスキルの習得に効果的なのが、会議室などに社員が集まって一斉に研修を受ける集合研修です。一つの会場で同時に研修を受けるため、周囲の雰囲気に影響されやる気が向上しやすい傾向にあります。複数の拠点を構えている会社では、他の拠点に配属されている社員との交流も生まれるでしょう。一方、時間や費用がかかる点が実施のデメリットとして挙げられます。 集合研修はさらに、社内研修と社外研修の2つに分けられます。社内研修は、役員や上司が講師となって研修を行います。社内の人間が直接教育にあたるため、企業理念や経営理念を伝えるのに効果的です。社内施設を使うことによって、移動の手間が省かれる他、外部講師に依頼するコストを削減できる点が魅力ですが、社内の考え方に凝り固まった研修になりがちといったデメリットもあります。 社外研修は、外部の講師に依頼して研修を行う方法です。特にビジネスマナー向上や資格取得、スキルアップなどに効果を発揮します。外部講師を招いて行われるため、既存の社風にとらわれない新しい意見や考えを取り入れられる研修です。 教育のために資料を配布する「自習」 参考書や資料などを社員に渡して、各自の勉強を促す自習も教育方法として有用です。内容は、資格取得や技術習得、経営理念の理解まで多岐にわたります。実施にあたっては、教育担当者が資料を選定・作成・配布する必要があるため、事前に準備をしっかりと整えておきましょう。 自習は一人ひとりのモチベーションに依存する学びであるため、理解度にばらつきが出てしまう点は、デメリットとして挙げられます。 目次に戻る 社内教育の進め方 社内教育を施す際には、ただ学びの機会を提供して終わるのではなく、具体的な効果を得られるよう、計画的に進めなければなりません。実施方法を選定する前に、何を目的として社内教育を実施するか、どのようなスケジュールで進めていくかなどをしっかりと決めておきましょう。 社内教育の実施を具体的に検討している方へ向けて、以下では社内教育の進め方について順を追って紹介します。 ①現在の課題と教育後の目標を設定する 社内教育を進める際には、初めに現在の課題と教育後の目標を設定しましょう。教育を行う理由や解決すべき課題を明確にすることで、教育方針が浮かび上がってきます。 実施にあたっては教育担当者の視点だけではなく、参加者自身や参加者の上司・部下からも話を聞き、総合的な視点から参加者に何が不足しているかを把握することが大切です。 課題を明らかにした後は、教育後にどのような状態になってほしいのかを明確にしましょう。これにより、教育を実施するタイミングや教育内容が具体的にイメージできます。 ②実施する時期や期間を決める 課題と目標を明確にした後は、実施する時期や期間を決めましょう。実施タイミングは社内での準備期間や外部講師のスケジュール、参加者の習熟度なども加味し、具体的に詰めていきます。 教育内容によっては、一度の機会で学びを終えられないケースがある点には注意が必要です。例えばOJTの場合は、中長期的な教育を前提としています。教育の内容に応じて、臨機応変にスケジューリングを進めていきましょう。 ③社内教育の実施方法を決める スケジュールが定まった後には、社内教育の具体的な実施方法を決めましょう。実施方法にはOJTや研修、自習など様々な種類がありますが、それぞれのメリットとデメリットを比較したうえで、社内の状況に応じた最適な教育方法を選定しましょう。 初めに集合研修によって理論を学び、次にOJTで実践するなど、複数の手法を組み合わせる方法も有効です。 目次に戻る 社内教育はアフターフォローが重要 脳の構造上、一度話を聞いただけでは学んだ内容は定着しにくいものです。ドイツの心理学者である、ヘルマン・エビングハウス氏が提唱した「エビングハウスの忘却曲線」でも指摘されているとおり、時間の経過と共に記憶は薄れていきます。 そのため、一度教育を施した後には、教育内容がきちんと定着しているか定期的に確認しましょう。以下では、アフターフォローの具体的な手法について解説します。 フィードバックサイクルを繰り返そう 教育内容を定着させるためには、フィードバックサイクルを繰り返しましょう。フィードバックサイクルとは、フィードバックを受け、改善に向けて取り組んでいくプロセスを指す言葉です。 具体的には「学びに対するフィードバックを受ける→自分自身で課題を発見する→課題解決のために何を変えるべきかを考える→考えた内容を実際に行動に移す」というフローを繰り返していきます。何度もサイクルを回すことで、より確実な教育内容の定着が図れるでしょう。 アクションプランシートを作る アクションプランシートの作成も、アフターフォローの一つとして有効です。アクションプランシートとは、対象者の目標・計画を達成するために必要な行動や、一定期間後に目標を達成できたかなどを記載するシートを指します。 社員自身が主体となるため、学んだ内容が定着しやすい点や、確実に行動が変わったかを、自ら確認できる点がメリットといえるでしょう。一方、内容を確認することにより、上司や教育担当者の負担が増える点は、デメリットとして挙げられます。 アンケート・確認テストの実施も効果的 アンケートや確認テストの実施も、参加者の満足度や理解度の数値化が可能となるため、アフターフォローとして効果的です。参加者の感想を今後に活かしたい場合はアンケートを実施し、知識の定着度を確認したい場合には確認テストを行うとよいでしょう。 目次に戻る 意義のある社内教育を行うためのコツ 意義のある社内教育を行うためには、適切な手法を選び取るだけではなく、参加者のマインド面にも配慮する必要があります。必要性を説明することで意識を高めさせる、能動的に参加できる体制を整えるなど、細かい点に注意を向けると、より教育の効果が向上するでしょう。 以下では、意義ある社員教育を行うコツを3つ解説します。 参加者に研修の必要性をきちんと説明する 意義ある社内教育を行うためには、参加者に研修を行う必要性や重要性を事前に伝える取り組みが重要です。 ただ単に研修の概要を通達するのではなく、研修を行う理由や研修を受けることで得られる効果、研修を受けた後に、どのような形で会社に貢献してもらいたいかなどを伝え、参加者のモチベーション向上を図りましょう。 研修の実施にあたっては、参加者自身に目的意識を持たせるための工夫が大切です。全ての学びを自分ごととして捉えることで、日々の業務にどう活かしていくかが、より明確になります。 自発的に参加しやすい環境づくり 社内教育の実施にあたっては、参加者が自発的に参加しやすい環境づくりを行うことを心掛けましょう。特に新人社員は、周りに気を使って自分の意見を発したり、質問したりするのが難しい傾向にあります。 講師や一部の参加者が話し続けるのではなく、新入社員も含め、全員が参加しやすい空気感を作るための工夫が重要です。グループワークなどを行う際には、リーダーやファシリテーターが上手に場を回していくことが求められるでしょう。 eラーニングシステムを導入する スマートフォンやパソコンを使って学習を進める、eラーニングシステムの導入も社内教育には有効です。場所を問わず、好きなタイミングで学べる他、何度も教育の内容を振り返れる点が特徴といえるでしょう。業務の合間に内容を確認するのにも最適です。 システムによっては、教育内容の理解度を確認するテストも実施できます。アフターフォローに効果的なため、研修などのプログラムの一環として取り入れることをおすすめします。 導入する際は提供されているサービスを比較・検討し、目的や予算に合わせて内容を選びましょう。 目次に戻る eラーニングによって効果的に社内教育を進めましょう 社内教育をどのように進めていくべきかについては、多くの会社が関心を寄せている事柄です。会社の成長のためにも、効果的な社内教育を社員に施す体制づくりが重要といえるでしょう。 社内教育による知識の定着やアフターフォローには、eラーニングの導入が効果的です。中でも「learningBOX」は、社内教育に不可欠なあらゆる機能が備わっているeラーニングシステムです。教材作成や成績管理はもちろん、社内教育の内容に沿ったコースの設計、社員の習熟度を確認するテストも簡単に実施できます。 learningBOXの詳しい内容や活用方法を紹介した資料もご用意していますので、eラーニングの導入に興味がある方、社内教育の方法にお悩みの方も、まずは無料の資料請求からお問い合わせください。    ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
新人研修-コンプライアンス

コンプライアンス教材の無料提供を開始

弊社は、法人設立10周年記念事業の一環として、日頃のお客様への感謝の気持ちを込めて「learningBOX ON(ラーニングボックス オン)」の提供を開始いたしました。learningBOX ONとは、learningBOX初となる無料学習コンテンツを公開するサービスです。 無料公開の背景 最近では、企業の不正や社員の不祥事に関するニュースが頻繁に取り沙汰されています。コンプライアンス意識に欠けた振る舞いはすぐさま世間に広まり、企業イメージに大きな影響を及ぼすだけではなく、社会的信用を失った結果、最悪の場合には倒産に至る可能性もあります。 このような背景を踏まえ、弊社では企業におけるコンプライアンス教育の普及に貢献することを目的として、learningBOX上で「コンプライアンス教材」を無料公開させていただきます。 目次に戻る 学習コンテンツの特徴 本研修では、「コンプライアンスとは何か」「守らなければならない法律や決まり」等について、解説動画や確認テストを通して学びます。 内容 コンプライアンスとは? 事業形態ごとに守らなければならない法律 就業規則や業界のルール 理解度テスト 法の不知について 著作権、肖像権、プライバシー権、商標権、名誉権について 権利に関する理解チェック 対象 learningBOX【共用サーバー】をご利用の方(フリープランを含む) ご利用方法 新規のお客様 STEP1:無料トライアルから登録をお願いいたします。 STEP2:無料トライアル登録完了後、弊社から受付完了のメールをお送りいたします。learningBOXにログインいただき、「コースを選ぶ」からコンプライアンスを選択してください。 learningBOXを既にご利用いただいているお客様 STEP1:learningBOXにログインいただき、コンテンツ管理を開きます。    STEP2:「+」アイコン>「learningBOX ON」>「10周年無料コンテンツ」>「コンプライアンス」を選択してください。 目次に戻る learningBOX ONを活用しよう! learningBOX ONで利用できる研修コンテンツを自社で内製したコンテンツと組み合わせて、オリジナルの研修を作ることも可能です。日程や場所に縛られることなく継続的に学習できる環境として、社内研修にぜひlearningBOX ONをご活用ください。 ≫ 無料トライアルはこちら    ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
blog

【弱点の見える化】eラーニングで学習者の“苦手”をグラフ化/成績分析し、学習効果を高める

【弱点の見える化】eラーニングで学習者の“苦手”をグラフ化/成績分析し、学習効果を高める 弊社のeラーニングシステムのクイズ機能と成績表を使うと、学習者の解答データから「得点分布や項目分析」を成績結果に出力することができます。 今回の記事では、learningBOXのクイズ機能【タグ付け機能】と成績表を活用した「学習者の解答分析」をご紹介します。 管理者は学習者の理解度や弱点克服、出題科目ごとの得点や全体傾向の把握を一目で確認することができます。 学習者の解答傾向や得点分布を「調べたい・集計したい」とお悩みを抱えているお客様! 本稿を参考に是非、learningBOXのクイズ機能と成績表をお試しください。   目次はこちら 試験問題をwebで簡単作成 解答データは成績管理で一目で見える化 得点分析には成績表のレーダーチャート分析がおすすめ まとめ   試験問題をwebで簡単作成 learningBOXのクイズ機能を使うと、誰でも簡単にテストを作成することができます。 パソコン操作やITスキルに自信がない方でも、問題作成フォームを使えば数分でテストを作成いただけます。 テストの出題形式には、択一問題や〇×問題、穴埋め問題など、13種類の出題形式を組み合わせて作成いただけます。 また、クリア条件を設定すると、表示されている教材を学習した人だけが次の練習問題に進めるといった制限をかけることも可能です。   タグを設問に設定する クイズ機能の中にある「タグ付け機能」を使うと、お客様が作成した設問にタグを設定することができます。 タグを設定した問題を学習すると、成績管理のカルテ機能にて「タグごとの正答数・誤答数・正解率」を集計/分析することができます。 目的や用途に合わせて、問題をより細かく分類することができるので、学習者の苦手分野の発見や自己分析にぜひご活用ください。 タグは【クイズ/テスト】のセクションごと、あるいは同じカテゴリーの設問に対して設定いただけます。 タグ付け機能の使い方 タグ付けは、コンテンツ管理画面から【クイズ/テスト】を作成する中で設定します。 手順1.コンテンツ管理画面を開く TOPページもしくは、サイドメニューにある「コンテンツ管理」をクリックします。 手順2.クイズ/テストを作成する 今回は、問題作成フォームから作成します。 画面左上にある「+」アイコン>「教材」>「クイズ・テスト」>「クイズを作成」もしくは「テストを作成」をクリックします。 ※必ずコンテンツ管理のTOP画面でコースを作成し、その中にクイズ/テストを作成してください。 手順3.タグを設定する 設問の下にある「タブ編集」をクリックします。 セクションタグは「+セクションを追加」をクリックし、セクションの下にある「タグ編集」をクリックします。 ※セクションを設定する場合は、オプション値で「モード」を「ノーマルモード」に設定してください。 解答データは成績管理で一目で見える化 学習者の成績は「成績管理」と「カルテ機能」から確認することができます。 成績管理は「全体の成績管理」、カルテは「学習者ごとの成績管理と分析」にご活用いただけます。   タグ付け機能とカルテ機能の活用方法 タグを設定したクイズ/テストを受講すると、カルテ画面にタグごとの成績情報が表示されます。 カルテを使うことで学習者が毎日どのくらい勉強していて、どういった問題が得意・不得意か等、グラフや成績データをもとに見える化することができます。 成績データはCSVで一括ダウンロードも可能です。 カルテの成績表示について こちらでは、カルテの成績詳細の確認手順をご紹介します。 手順1.カルテ画面を開きます サイドメニューにある「成績採点・分析」>「カルテ機能」をクリックします。 手順2.対象の学習者を選択します 学習者が一覧で表示されるので、対象の学習者の右にある「詳細」をクリックします。 手順3.タグごとの成績情報の表示 「タグ一覧」のタブをクリックします。 こちらで、タグごとの正答/誤答数、解答総数、所要時間、正解率の情報を確認できます。 なお、タグ一覧はコンテンツや期間、検索フィルターによって絞って表示することも可能です。 ※特定のコンテンツのみ表示する場合は、「基本情報」タブの画面で下部にある「学習進捗」欄で対象のコンテンツを選択してください。 手順4.セクションタグのみ表示する 「セクションタグのみ」をクリックすると、セクションタグの成績情報のみを表示することができます。 得点分析には成績表のレーダーチャート分析がおすすめ learningBOXの成績表を使うと、複数項目の点数・得点率をまとめてグラフ化でき、学習者の得意分野・苦手分野を一目で把握することができます。   成績表の特徴をご紹介します その1.各項目の点数/得点率のバランスを確認できる その2.どこが苦手分野なのかを把握できる ※詳しい使い方に関しましては、こちらの成績表をご参照ください。 その1.各項目の点数/得点率のバランスを確認できる その2.どこが苦手分野なのかを把握できる まとめ 今回の記事では、learningBOXのクイズ機能【タグ付け機能】と成績表を活用した「学習者の解答分析」をご紹介しました。 管理者は学習者の理解度や弱点克服、出題科目ごとの得点や全体傾向の把握を一目で確認することができます。 弊社のeラーニングシステム【learningBOX】は個人の方から企業様までどなたでも無料でeラーニングをご利用いただけます。 もし、eラーニングシステムの導入をご検討中の方はぜひ一度、弊社のlearningBOXをお試しください。 ⇒learningBOXを無料利用しよう

ビジネスマナー教材の無料提供を開始

eラーニングシステム開発の株式会社龍野情報システム(本社:兵庫県たつの市、代表取締役社長:西村洋一郎)では、法人設立10周年記念事業の一環として、日頃のお客様への感謝の気持ちを込めて「learningBOX ON(ラーニングボックス オン)」の提供を開始いたしました。learningBOX ONとは、learningBOX初となる無料学習コンテンツを公開するサービスです。 無料公開の背景 龍野情報システムでは、企業の新人研修やリスクマネジメント強化に貢献することを目的として、learningBOX上で「企業向けのビジネスマナー教材」を無料公開させていただきます。ビジネスマナーとは、社会人として身につけるべき基本です。ビジネスマナーが身についていないと、せっかく素晴らしいスキルを持っていたとしても、仕事がうまく進まないかもしれません。 最近、若い人の言葉遣いや立ち振る舞いに対して、違和感を覚えることはありませんか。仕事上においても人を気遣い、思いやり、敬意を表すること、それがビジネスマナーです。 目次に戻る 学習コンテンツの特徴 learningBOX ONとは、学習管理システムであるlearningBOXに、企業で必須となる研修コンテンツを簡単に追加できるサービスです。自社で内製したコンテンツと組み合わせて、オリジナルの学習コースを簡単に設計することができます。 内容 ビジネスマナーの重要性 5つの重要な要素 敬語について 敬語一覧表 NG敬語 敬語暗記カード あなたの敬語レベルを確認してみましょう オンラインでのマナー「5つのポイント」 対象 learningBOX【共用サーバー】をご利用の方(フリープランを含む) お申し込み方法 新規のお客様 STEP1:無料トライアルから登録をお願いいたします。 STEP2:無料トライアル登録完了後、弊社から受付完了のメールをお送りいたします。learningBOXにログインいただき、「コースを選ぶ」からビジネスマナーを選択してください。 learningBOXを既にご利用いただいているお客様 STEP1:learningBOXにログインいただき、コンテンツ管理を開きます。    STEP2:「+」アイコン>「learningBOX ON」>「10周年無料コンテンツ」>「ビジネスマナー」を選択してください。 目次に戻る learningBOX ONを活用しよう! learningBOX ONで利用できる研修コンテンツを自社で内製したコンテンツと組み合わせて、オリジナルの研修を作ることも可能です。日程や場所に縛られることなく継続的に学習できる環境として、社内研修にぜひlearningBOX ONをご活用ください。 ≫ 無料トライアルはこちら    ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る
learningBOXをもっと知りたい方へ