コラム

自社eラーニング教材の作り方と作成時のポイントを解説

更新日:2022年1月28日 自社eラーニング教材の作り方と作成時のポイントを解説 テレワークが普及するなかで、社員研修や社内教育においてもeラーニングを活用して自社独自の研修動画で社員教育を行いたい、と考えている企業も少なくありません。 しかし、そういった企業の人事担当者の多くが「どのように動画作成をすればいいのか分からない」「どうすれば学習効果の高い動画を作成できるのか分からない」と、頭を悩ませているでしょう。 そこで今回は、eラーニングを作成するための3つの選択肢と、自作eラーニングの作り方、eラーニング作成時のポイントを詳しく解説していきます。   目次はこちら eラーニング作成の3つの選択肢 自作eラーニングの作り方 eラーニング作成時のポイント eラーニング作成時の手順やポイントを押さえて高品質の自社研修動画を   eラーニング作成の3つの選択肢 自社独自でeラーニングを作成する際の選択肢としては、主に「専門業者へ依頼する」「教材ソフトなどを活用する」「自社で作成する」の3つがあります。 どの方法で作成するかによって利用できる機能や導入までにかかる時間・コストも大きく変わってくるので、それぞれにおける料金、過去の実績、内容、自社適正などを考慮して最適なものを選びましょう。   ①専門業者へ依頼する 専門業者への外部委託が一般的な作成方法です。専門的な知識や長年の経験を培ったプロに任せることで、時間や労力をかけずにクオリティの高い教材を作成することができます。 研修動画の撮影や編集だけでなく、自社の目指す教材をしっかりヒアリングして企画から行ってくれるので、受講者の学習効果も得られやすいでしょう。 さらに、業者によっては導入後のフォローまで行ってくれるところもあるので、eラーニングを初めて導入する企業であっても安心です。 イニシャルコストは掛かりますが、一度作成した教材は何度でも使い回しが可能なので、中長期に渡って使う予定の教材や大人数に配布する場合、費用対効果は十分にあると言えます。作りたい教材の数が少ないと、より費用を抑えることができるでしょう。   ②教材ソフトなどを活用する eラーニング教材作成ソフトやeラーニングシステムといったツールを活用することで、作成者のイメージや目的に合った教材を、専門知識なしに制作できます。 教材作成をサポートするシンプルなものから、配信機能がついているものまでさまざまです。スマホで撮影するだけで簡単に作成できるものや複数の外国語に対応できるものもあります。 オリジナル教材のほかに、既存のコンテンツをレンタルできるサービスなども魅力的です。 低価格ながら高品質の動画を作成できるサービスも数多く存在しますので、教材ソフトを利用する際には自社の予算や目的に合わせて、制作実績があり信頼性の高いサービスを選ぶと良いでしょう。   ③自社で作成する 自社での作成は、専門のサポートツールを使わずに1から自社で制作する方法です。作成者のスキルや知識量もよりますが、PowerPointや動画編集ツールなどを利用して作成することになります。 学習内容や動画のイメージは自社のオリジナルで企画でき、かけるコストや作成する教材の数なども全て予算に合わせて設定できるので、作成自由度が高いというのが特徴です。外部への委託や教材ソフトの利用より、費用を抑えることができます。   自作eラーニングの作り方 実際に自作eラーニングを作るにあたっては、主に5つのステップに分けて作成に取り掛かります。あらかじめ作業の行程を把握して、それぞれの目的や重要性を理解しておくことで、作業効率や研修動画の完成度を高めることができるでしょう。 5つのステップと各ステップにおける重要事項をわかりやすく分けて説明しているので、以下の手順を参考にして動画作成に取り組んでみてください。   STEP1:目的・ターゲット・ゴールの策定 目的 「何のために教材を作るのか」という目的を明確にしなければなりません。目的を明確にすることで、どのような学習内容を盛り込めばいいのかなど企画が立てやすくなります。 ターゲット ターゲットとは「誰がこの教材を利用して学習するのか」ということです。対象者が新入社員などの若者か管理職など上の世代なのか、また、女性が受講することが多いか男性が多いかによって教材の全体としてのイメージは変わってきます。 ゴール 「教材で学習することの目標は何なのか」という設定も重要です。ゴールを決めておくことで、作成中に教えたいことが膨れ上がっても、情報を明確化して学習効果の高い教材を作成できます。   STEP2:教材構成の設計 スケジュール eラーニング作成における各工程のスケジュールを明確にします。スケジュールの項目としては、要件定義、原稿作成、設計書作成、コンテンツ制作、検査などです。各工程の担当者(役割)も合わせて明確にしておくことで、効率的に進められます。 タイトル タイトルは最後につけるよりも、最初の段階でざっくり決めておくのがおすすめです。タイトルを決めておくことで、何についてのコンテンツを作成するのか今一度整理できます。 最終的にキャッチーなタイトルに変更してもいいですが、この段階ではひねりの無いタイトルにしておくのが良いでしょう。 章・節 構成をする上で一番重要な作業とも言えるのが、必要な項目を「章」「節」としてピックアップする作業です。どのような内容、順番にすれば受講者に伝わりやすいのかを考えながらまとめます。項目が多くなりすぎる場合は、コンテンツを分割するなど工夫すると良いでしょう。   STEP3:コンテンツ作成 スライドショー作成 最初にイメージを膨らませたeラーニングの原案から、どのようなコンテンツに仕上げていくかの完成イメージを関係者と共有するために、スライドショーを作成します。スライドショーの作成にはPowerPointを使用するのがおすすめです。 原稿作成 PowerPointで原稿作成する際には、スライド1ページにつきコンテンツの1画面とするのが一般的です。スライドの内容やノート部分の説明文の内容を整理することを中心に詳細設計の作業を行なっていきます。 使用する用語や表現が統一していないと学習内容に集中できなくなるので、この段階でしっかり内容をまとめておきましょう。 撮影 撮影をする際には、事前に撮影現場などを確認して出演者や撮影機材の配置場所などをイメージしておくことで、効率良く作業を進めることができます。 素人が撮影すると暗くなりがちなので、照明器具を用意するなどして十分な光を当てなければなりません。また、リハーサルの実施も必要になるので、十分な時間を確保した上で撮影にのぞみましょう。   STEP4:完成物の確認 撮影が無事終了したら、学習内容や動画にバグがないかなど完成物の確認を行います。 誤字、脱字などは見落としがちになるので、複数人で入念にチェックしましょう。第三者に確認してもらうことでより客観的に評価を行うことができ、品質の向上につながります。   STEP5:完成後 完成物の確認の確認で問題がなければ、実際に社内などで研修を実施します。受講者にアンケートを取るなどしてフィードバックをもらいましょう。学習者にとってみやすい映像であったか、コンテンツの長さは適切であったかなど、項目ごとに評価を明確にすることで今後の改善に役立てることができます。   eラーニング作成時のポイント eラーニング作成時にナレーションを挿入したりコンテンツの長さを調整したりするなど、ポイントを押さえることで、より受講者にとって学習効果の高い、また企業にとっても運用しやすい動画ができます。 使用するツールに慣れていない場合や初めて作成する場合であれば、時間が掛かってしまうかもしれません。こちらで紹介するポイントを押さえて自社にとって最適な動画を作成しましょう。   図・表・ナレーションを挿入する 図・表・ナレーションを挿入することで、動画の音声だけでなく視覚からも情報が入ってくるので、学習効果を高めることができます。1つのスライドに情報を盛り込みすぎないように注意して、伝えたい内容だけに絞りましょう。 テロップなどの文字は端的に、色や自体・サイズなどに変化を持たせると見やすくなります。ターゲットのポジションや年齢層などを考慮し、挿入する素材の種類を選定する配慮もあるとなお良いでしょう。   講師本人またはアバターを登場させる スライドに盛り込む情報は端的にまとめるとよいですが、図や表、ナレーションの挿入だけではシンプルすぎて、受講者の興味が引きづらくなるかもしれません。 講師本人またはアバターを登場させることで、受講者の訴求力をアップさせ、より効果的に理解を深めることができるでしょう。講師またはアバターとスライドの表示を上手に組み合わせることで、飽きない構成を作ることができます。   1つのコンテンツは長くしすぎない 1つのコンテンツが長すぎると受講生の集中力が欠けてしまうので、まずは研修動画のなかで伝えたい内容やポイントを整理しましょう。不要な内容は意識的に省くようにします。 長すぎる場合はパート分けするなどの工夫をして伝えたい要点を30分程度にまとめるのがベストです。長くても1時間以内に収めましょう。   更新・修正がしやすい設計にする eラーニングで学習していく内容は日々情報が進化していきますし、最初のうちは改善点を見つけて修正を重ねることも多いかもしれません。また、コンテンツがリリースされた後も利用している制度の変更や改訂、不具合が発生するなどの可能性もあります。 変更が生じることを見越して更新や修正をしやすいような設計にしておくことで、後々の作業が楽になるでしょう。 「更新・編集しやすい設計」は、構成が整理されていて1つのスライドごとの情報が端的に表示されていたり、図・表・イラストなどの素材がきちんとファイルに分けて保存されていたりするなどです。 修正箇所を見つけやすくしておくこと、更新・修正が必要だと見越して作っておくことで、後々の作業効率に大きな差が生まれます。   モチベーション維持の工夫をする 質の高い教材の作成において、「わかりやすい」だけではなく知識の定着やモチベーションを維持させるための工夫も重要です。 単に教材を試聴してもらうだけでなく、「クイズやテスト形式で理解度チェックを行う」「インセンティブを設ける」「Q&Aの時間を設ける」などの仕組みも取り入れることで、より学習効率を高められます。 進捗状況や正答率の閲覧機能を活用したり、合格ラインを設定したりするなども企画・設計の段階で話し合って進めていきましょう。   eラーニング作成時の手順やポイントを押さえて高品質の自社研修動画を eラーニングを自社独自で作成する際の注意点として、作成者側の自己満足ではなく受講者にとって分かりやすく、モチベーションが維持できる動画であることが重要です。どれだけ苦労して作った動画であっても、知識の定着が出来なければ良い教材であるとは言えません。 今回解説した内容をきちんと意識することで、効果的なオリジナルコンテンツを作成できます。ぜひ、ご活用ください。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「eラーニングを使った新人社内研修をご紹介します」
learningBOX-無料利用する

【eラーニングを無料体験】個人でも利用できるlearningBOX

弊社のeラーニングシステム【learningBOX】は個人の方から企業様までどなたでも無料でeラーニングをご利用いただけます。learningBOXは教材の作成、Webテスト、メンバーの成績管理など、eラーニングを運用する際に必要な機能が全て完備されたLMSです。 今回の記事ではeラーニングに「興味を持っている・使ってみたい」とお考えのお客様にぴったりな内容になっております!本稿では、沢山のお客様からご活用頂いているlearningBOXの機能や特徴について詳しくご紹介いたします。  IT知識がゼロでもeラーニングを導入できる learningBOXは、専門知識がない人でも簡単なマウス操作と文字の入力でeラーニングを始めることができます。パソコン操作に苦手意識がある方でも手軽に管理・運用が行えます。コンテンツの作り方は、専用の作成フォームに従って、直感的に触りながら操作を覚えることができます。 learningBOXは教育効果を高めるコンテンツ機能がとても充実してます eラーニングで一般的な動画教材以外にも、learningBOXでしか設定できない、クイズ・テスト機能、コース機能、レポート課題作成機能など様々なコンテンツを追加することができます。作成したコンテンツは、管理者が設定した特定のメンバーやグループに配布することができ、受講回数や公開期間を細かく設定することもできます。 learningBOXの特徴はズバリこちら 学習効果を確認するためのテスト・演習問題が簡単に作成できる WEBで簡単に教材を配布できるので、印刷や研修会場の準備などの必要がない あらゆる業種・分野で検定テストを作れる 制約バーを使ってコース学習の条件設定を行うことができる 今回は特別にシステム内を少しだけお見せします! こちらでは、learningBOXのコンテンツ機能の中でも特に人気なクイズ機能ご紹介します。今回は練習なので、クイズ機能を使って、択一問題を1問作成しました。動画が見えにくい方はフルスクリーンでご覧ください。    ※learningBOXはクイズの出題形式も大変豊富で一般的な択一問題、正誤問題以外にも、弊社オリジナルの穴埋め問題や並び替え問題、画像選択、リスニング問題など、全部で13種類以上の出題形式を使ってクイズを作ることができます。 目次に戻る フリープランのポイント learningBOXのフリープランは、管理者を含め10名様まででしたら、有料のオプション機能を除き、ほぼ全機能が無料でお使い頂けるプランです。フリープランで登録した教材やユーザーのデータ、学習環境は有料プランでもそのままアップグレードすることができます。有料プランのオプションを追加すると、オリジナルのデザイン設定や独自のドメイン設定ができるなど、お客様のご希望に合わせたカスタマイズが可能です。※有料プランのサービスや料金についてはこちらの料金プランに詳しく解説されています。 learningBOXのコンセプトは「EdTechのチカラで、世界を変える」 eラーニング学習に興味関心を持っていても、パソコン操作や設定方法に拒否反応を示したり、苦手意識がある方は多いと思います。世の中に出回っているeラーニングシステムは非常に高額で、主に大企業向けのシステムとなっているサービスが殆どです。 弊社が掲げる目標は「誰でも簡単にeラーニング学習が構築できるシステム」です コロナウイルスの感染拡大に伴い、私たちの日常は大きく変化しました。日本は技術的には先進国と言われておりますが、教育のICT化は海外と比べると大変遅れています。しかし、今後の日本を考えると、教育現場でのICTの活用は必要不可欠です。 目次に戻る コロナ時代に求められるeラーニングの役割 新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大し、国内では「第5波」が今までのレベルをはるかに上回るスピードで拡大しています。日本でも多くの企業や教育機関でeラーニング導入に向けた動きが加速しております。 eラーニングは人材教育を効果的に支援することが出来る学習ツール eラーニングは一度、学習環境を構築してしまえば何度でも繰り返し利用ができます。自分のペースで何度でも繰り返し学習を進めることができるため、資格取得学習や受験対策・苦手科目の克服にも大変適している学習方法です。 learningBOXを実際にご利用いただいている企業様の活用事例をご紹介します eラーニング導入で頭を抱えている担当者!こちらのページでは実際にlearningBOXをご活用いただいている、企業・学校さまの導入事例をご紹介しています。learningBOXの導入に至るまでの経緯や悩み、導入後の効果なども詳しく紹介されています。 株式会社やる気スイッチグループ様learningBOXでは何度も試験を受講できる点が、受講者からはとても反響が良かったです。   弊社ではlearningBOXをこのように活用しています!新入社員向け研修にlearningBOXを利用し、実務実践までのシミュレーションを行っています。 目次に戻る まとめ 今回の記事では、learningBOXの特徴や機能について簡単ではございますがご紹介いたしました。弊社のeラーニングシステムは学習者にとっても使いやすいeラーニングです。もし、eラーニングシステムの導入をご検討中の方はぜひ一度、弊社のlearningBOXをお試しください。learningBOXの無料利用はこちらからアカウント登録をすることができます。本稿もご覧いただきありがとうございました。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい 目次に戻る

新人研修におけるカリキュラム内容とは?作成時の注意点等も解説

新人研修におけるカリキュラム内容とは?作成時の注意点等も解説 社内の人材を育てる場合、新人研修におけるカリキュラム作成は、今後の働き方のモチベーションを左右するほど重要な要素です。 しかし、具体的にどのようにカリキュラムを作成したら良いかわからない人もいるでしょう。 そこで本記事では、新人研修におけるカリキュラムの作成方法や注意点について解説していきます。   目次はこちら 1.新人研修のカリキュラムの内容 2.新人研修カリキュラムの作成方法 3. 作成時の注意点 4. まとめ   新人研修のカリキュラムの内容 新人研修のカリキュラムには、大きく分けて導入研修と職種別研修があります。 それぞれ何を学ぶか把握しておきましょう。   導入研修 新人研修は、導入研修と呼ばれるカリキュラムからスタートします。 導入研修の内容は、ビジネスマナー・社会人としての心得・自社の理念を知る・コミュニケーションをはかるなどの基本的な内容です。 社会人としての自覚を促したうえで、どのような職種でも該当・対応できる内容のものが多いといえます。   職種別研修 新人が配属される職種の内容を学ぶ研修です。 実務に近いことに加え、具体的な仕事に活かせる内容を学ぶことが目的となります。   新人研修カリキュラムの作成方法 新人研修のカリキュラムを作成するための詳しい方法をみていきましょう。 事前準備や目的・期間の設定などの細かい要素を決めることで、スムーズな学習が可能となります。   受講者のレベル確認 カリキュラムを作る前提として、受講者のレベルを知っておく必要があります。 例えば、新卒・中途の違い、中途でも未経験者かどうかなどで、受講者のレベルが変化するためです。 受講者に合わせたカリキュラムを作成することで、それぞれのレベルに合った研修が可能となります。   研修の目的や期間の設定 研修の目的および期間もスタートする前に決めておきましょう。 それぞれの設定が曖昧だと、カリキュラムの工程を終えられず、学んで欲しい内容にも触れられないといった問題が発生する可能性があります。 そのため、目的に合わせて期間を設定しましょう。   手法やカリキュラムの設定 新人研修で受講者が学ぶ手法を以下の内容から決めておきましょう。 OJT……実務をこなしながら学ぶ Off-JT……実務以外に勉強の場を設ける グループワーク……グループでコミュニケーションをとりながら学ぶ ロールプレイング……顧客対応など疑似体験しながら学ぶ eラーニング……インターネットを活用し自主的に学ぶ 実務であればOJT、知識ならeラーニングなど、学んで欲しい内容や業務などによって適している手法は異なります。 カリキュラムを作成する前に、どの手法が向いているか検討しましょう。   作成時の注意点 カリキュラムを作成する際の注意点をみていきます。   準備は入念に行う カリキュラム作成前に、多角的な視点を持って準備しましょう。 例えば、前年度のカリキュラムの良い点や反省点などから改善を行っていく必要もあります。 講座を開く場合は講師や会場のスケジュールを押さえ、eラーニングを活用する場合は教材の内容から配信する方法を検討しなければなりません。 どのような手法かによって、対応しなければならない準備は異なる点に注意が必要です。   理解しやすい構成にする カリキュラムは、新人が理解・把握しやすい構成にする必要があります。 例えば、最初に難しい課題を与えても頭に入りにくいため、難易度が低い企業理念や事業に対する相互理解からスタートした方が理解されやすいといえます。 その後、徐々に詳しい業務内容について学ぶ流れにすることで、知識の定着が進みやすくなるでしょう。   まとめ 新人研修におけるカリキュラムは、大きく分けて導入研修と職種別研修があります。 学ぶ手法にもOJT・Off-JT・eラーニングなどの違いがあるため、学んで欲しい内容や会社の状況によって選択しましょう。 また、カリキュラムを作成・提供・実施する際は、シンプルで新人に理解されやすい内容にするなど、効率的に学んでもらえるように努める意識を持つことが大切だといえます。 learning BOXでは、用途や目的に合わせたコンテンツを多数揃えており、学んだことをクイズ形式で復習することも可能です。 中長期的なカリキュラム作成にも長けているため、たくさんの企業で導入頂いています。まずは、無料登録で体験してみてください。     ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「eラーニングを使った新人社内研修をご紹介します」
人材育成で英語を学ばせる目的と学習を成功させるポイントとは?

人材育成で英語を学ばせる目的と学習を成功させるポイントとは?

人材育成で英語を学ばせる目的と学習を成功させるポイントとは? 海外への業務拡大や英語業務に対応する場合、英語学習が必要になると想定されます。 しかし、どのようにして学習を進めていけば効率的か、わからない人も多いのが実状です。 本記事では、英語学習を成功させるポイントや研修スタイルごとの特徴について詳しく解説します。 目的に合った研修方法を効果的に実践し、英語力を向上させましょう。   目次はこちら 1.企業が人材育成で英語を学ばせる目的 2.英語の研修スタイルごとの特長 3. 英語研修を成功させるためのポイント 4. eラーニングを活用した学習方法とは 5. まとめ   企業が人材育成で英語を学ばせる目的 企業が人材育成で英語を学ばせる目的は、大きく分けて3つあります。 それぞれの目的に合わせて学習していくことが大切です。   1.社員の英語力向上 今後、海外赴任の予定がある場合やインバウンド対策をしたい場合などは、社員の英語力を企業としても向上させる必要があるでしょう。 海外と効率的なやり取りを行うためにも、英語力は高めておかなければならないからです。   2.英語業務への対応 英語業務に対応したい場合、人材育成で英語を学ばせたいと考える企業も少なくありません。 これまで日本語のみの業務であったとしても、外資系企業と共同でビジネスを行う場合には、英語業務が増加する可能性があるためです。   3.海外へのビジネス拡大 海外に向けてビジネスを拡大する際、社員には高い英語力が求められるようになります。 基礎的な英語力に留まらず、英語4技能(読む・書く・話す・聞く)といったスキルの基準を社内でも策定しなければなりません。   英語の研修スタイルごとの特長 ここからは、4つの英語学習の研修スタイルについてみていきましょう。 学んでほしい内容や期間によって適切な研修スタイルが異なります。   講師派遣型 講師派遣型とは、日時・期間などを定め、講師を会社に招いて英語の講習を行う手法です。 外部講師を社内に招くため、迎え入れるための準備も必要になります。   短期留学型 短期留学型は、語学学校に社員を通学させ、短期間で英語力を向上させる方法です。 英語漬けの日々を送れるため、短い期間で高いレベルの英語力を身につけてもらいたい場合に有効な手段といえるでしょう。   オンライン研修 eラーニングとも呼ばれ、オンラインを活用して社員に英語を学んでもらう手法です。 自宅や通勤途中であっても勉強ができ、1日の学習時間も数十分程度からできるため、業務が忙しい場合でも利用しやすい研修スタイルです。   ブレンディッド・ラーニング ブレンディッド・ラーニングとは、eラーニングと対面型の学習を織り交ぜた学習方法です。 基礎的な学習はeラーニング、コミュニケーションが必要な学習は対面で行うなど、効率的に学習を進めやすい点がメリットとなります。   英語研修を成功させるためのポイント ここでは、英語研修を成功させるためのポイントを3つみていきましょう。   英語を学ぶ目的を明確にする 英語を学ぶ目的や理由は、会社側から明確に伝える必要があります。 仮に伝えていない場合、社員は学習に対するモチベーションが上がらず、挫折する可能性が高まるためです。 加えて、会社の将来性なども合わせて話しておくことでモチベーションアップにつながります。   目的やゴールに適した育成を行う 目的やゴールによって研修スタイルは違います。 例えば、3か月以内に海外へのビジネス拡大を計画している場合は、ビジネスレベルの英語力が必要です。 海外赴任を行うケースは日常会話ができなければ、生活に苦労してしまいます。 そのため、企業は目的に合わせた学習内容を提供しなければなりません。   継続学習のためのサポートを実施する 英語を学ぶには、継続的な学習が不可欠です。 また、継続して学んでもらうためには、企業側がサポート体制を整える必要があります。 費用の補助や気軽に質問と相談ができるなど、企業として行えるサポートを検討しましょう。   eラーニングを活用した学習方法とは eラーニングは企業が学習教材を配信し、社員が自宅などでオンライン学習をする手法です。 形式は企業ごとに自由に決められます。 例えば、動画による講習・クイズ形式・記述問題・テストなどが行えるため、学習させたい内容に合わせて選択することが可能です。 講習や短期留学をする時間や費用の余裕がない際に有効な学習方法でもあります。   まとめ 英語学習をする際は、目的や理由を明確にしてから研修手段を選びましょう。 講師による講習や短期留学は、効率的な英語学習が可能です。 しかし、業務が忙しく講習や短期留学が難しい場合は、オンラインを利用したeラーニングを活用するなどの工夫が必要です。時間や費用などを検討したうえで、効率的な英語学習を行いましょう。 また、英語を学んだあとは、英語を活用した業務を遂行していくことが大切になります。言語が変わるだけで、慣れていた仕事も始めは戸惑いを感じます。learningBOXでは、用途や目的に合わせたコンテンツを多数揃えているため、learningBOXを活用すれば、英語を使った業務のシミュレーションや研修も取り入れることが可能です。まずは無料登録で、お試しください。     ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「eラーニングを使って英語のコース学習を作る」
learningBOX Ver2.15

learningBOXがVer2.15へバージョンアップ

今回のバージョンアップについて eラーニング作成システムのlearningBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。 本日、learningBOXがVer2.14から2.15へバージョンアップしました。 こちらの記事では、各種新機能が追加されたVer2.15.10(2021年8月25日リリース)について、詳しくご紹介いたします。   新機能・機能改善一覧はこちら   新機能 機能改修 1.サイトカスタマイザー5.推奨環境以外でログインした端末へのアラート表示 2.手書き画像作成・提出機能(クイズ/レポート)6.グループのアカウント登録数に制限をつける 3.バッジ一覧表示機能7.CSV一括登録【権限付与機能】 4.スポット契約 今回のバージョンアップでは、かねてよりご要望の多かった「サイトカスタマイザー」が新しく開発されました。 その他、既存機能の改善なども含め、多くの機能が追加されました。 それでは、2.15系バージョンアップについて詳しくご紹介させていただきます。   サイトカスタマイザー こちらは、お客様ご自身でサイトの基本情報、デザイン、サイドメニューのカスタマイズができる機能です。 ※共用サーバー/デザインカスタマイズもしくは専用サーバーをご契約のお客様のみ、ご利用いただけます。   手書き画像作成・提出機能(クイズ/レポート) コンテンツ管理の【クイズ・テスト】【レポート課題】に新機能が追加されました。 こちらは、学習者が自分で書いた文字やイラストを解答として提出できる機能です。   バッジ一覧表示機能 学習者が自分の取得したバッジを一覧で確認できる機能です。   スポット契約 現行プランの契約期間途中で、一時的にアカウント登録数(ユーザー)を増やす「スポット追加注文」が追加されました。 これにより、管理者は有料プランの契約終了を待たずに、learningBOX内からアカウント登録数を追加できます。   推奨環境以外でログインした端末へのアラート表示 弊社が推奨するOS/ブラウザ以外からアクセスをした場合、初回時のみアラートが表示される機能です。   グループのアカウント登録数に制限を付ける グループのアカウント登録数に制限を付けることができます。 こちらは、グループ管理権限のあるユーザーが設定できます。   CSV一括登録【管理権限】 CSVでの一括登録により、ユーザーに対して管理権限を付与できるようになりました。   その他 詳しい操作方法やご不明な点については、弊社担当:CS営業チームまでお問い合わせください。 ●お問い合わせフォーム 今後も、さらにお客様のお声に耳を傾け、より快適にご利用いただけるよう機能改善に取り組みます。 今後とも、learningBOX/QuizGeneratorをよろしくお願いいたします。
世界史暗記法!受験に勝つ!超効率的な勉強法

【eラーニングを活用した世界史暗記法】受験に勝つ超効率的な勉強法

【eラーニングを活用した世界史暗記法】受験に勝つ超効率的な勉強法 マーケティング担当の貴田岡です。 今回の記事は、世界史で点数アップを狙いたい人におすすめな記事になっております。 世界史は覚え方を少し変えるだけで、勉強の効率はグンとアップします。 本稿で紹介する勉強法を活用し、世界史で点数アップを目指しましょう!   目次はこちら 1.世界史の暗記方法を徹底分析・解説します 2.誰でも無料で使えるおすすめの学習ツール 3.learningBOXを使ったeラーニング学習 4. まとめ   世界史の暗記方法を徹底分析・解説します 世界史は、たくさんの単語やキーワードを覚えなければならない科目です。 そのため、受験生の中には世界史を苦手な科目だと感じる人が多いです。 しかし、正しい世界史の勉強方法を学び、それを実践していくことで、短い期間で結果を残せる科目でもあります。 こちらでは、世界史を効率よく暗記するための考え方や学習方法を3つご紹介します。   その1.勉強における「アウトプット」の重要性を確認する 勉強を進めて実力を上げるためにはアウトプットが必要不可欠です。 本を読み講義などを受け、知識を貯金していくインプットはもちろん大切です。 しかし、インプットばかりに注力しアウトプットせずにいると、思考力が低下してしまう可能性があります。 暗記科目に共通することですが、インプットとアウトプットを何度も何度も出し入れする作業が大変重要です。 ⇒何度も繰り返し覚えた反復学習は短期記憶から長期記憶に移行され思い出しやすくなることが実証されています。(これを「リハーサル効果」といいます)。 ▼記憶の定着はアウトプットで決まる!カーピック博士の記憶に関する実験   その2.一問一答をやる 人間は、基本的に「ただ読む」だけでは、流し読みになりがちで、なかなか暗記することは難しいです。 覚える知識量が膨大な世界史では、ひとつひとつの知識を定着させることが非常に重要です。 「一問一答」で復習しておくことで、「この人誰だっけ?」「この言葉ってどういう意味だっけ?」という事態に陥ることを防ぎ、知識の定着を図ることが期待されます。 世界史を勉強する上での最終的な目標は、歴史の流れやそれぞれの出来事の因果関係を理解することです。 土台となるのは、歴史用語とその意味についての正確な知識です。   その3.暗記するための時間の使い方について 世界史の暗記において重要なのは、とにかく何度も何度も繰り返してみることです。 そのため、学習にはどうしても時間が必要となってきます。 ポイントは、隙間時間の有効活用です。 パナソニック株式会社が、20~50代の男女640人を対象に行ったアンケート調査によると、隙間時間は1日平均1時間9分となっています。 ちょっとしたスキマ時間でも積もり積もれば山となり、膨大な時間になります。 たとえ毎日1時間程度だとしても、1年で360時間、20年では7200時間にもなります。   誰でも無料で使えるおすすめの学習ツール 皆さんはeラーニング学習という学習法をご存知ですか? eラーニング学習とは、オンライン上で利用する学習方法です。   learningBOX learningBOXは誰でも簡単にインターネット上に学習環境を作ることができるeラーニングシステムです。 learningBOXは、配信システムであるLMS(学習管理システム)から簡単にデータをエクスポートすることができます。 学習履歴ファイルには、学習の進捗状況(未/中/完など)、実施時間帯、所要時間、テストの点数など学習管理に必要なデータが保存されます。 learningBOXはこちらの成績データを数値化してグラフで表示することも可能です。 ▼学習者のメリット その1.いつでもどこでも自分の好きな時間で学習ができる その2.自分の理解度や学習進捗度に応じて学習が進められる その3.成績データや成績管理が簡単に把握できる その4.予習・復習・再学習が何度でも好きなだけ受講できる learningBOXは自分のペースで何度でも繰り返し学習を進めることができるため、資格取得学習や受験対策・苦手科目の克服にも大変適している学習方法です。   learningBOXを使ったeラーニング学習 こちらでは、learningBOXのコンテンツ機能を使った実際の活用例をご紹介いたします。 ▼こちらは学習者が実際に問題を解いている画面を動画で撮影したものです   一問一答問題も簡単にWEBで作れる learningBOXはオリジナルの問題や試験を簡単に作って学習することができます。 learningBOXのクイズ機能を使うと時間制限があるテストモード、すべて解き終わってから正誤・合格判定の表示するなど、問題の難易度も設定可能です。 専用の作成フォームから問題文や解答、解説を入力するだけの至ってシンプルなデザイン設計になっております。 パソコン操作が苦手な方でも誰でも簡単に試験対策問題を作ることができます。 ⇒詳しい使い方についてはこちらのlearningBOXの使い方をご覧ください。   虫食いノートで要点をしっかり覚える learningBOXの機能には学習者の暗記を手助けする機能や、自学自習を効率よく進めていくためのコンテンツがとにかく豊富で充実してます。 虫食いノートを使うと、覚えたい内容に虫食い囲み線を加えて簡単にオリジナルの暗記教材を作成・編集することが可能です。 「問題を作るのは手間がかかる、問題形式の文章作成まで手が回らない、覚えたことを手軽に確認でき、何回も予習・復習したい」 こういったお悩みを抱えている人にぴったりな学習ツールが虫食いノートです。 ⇒詳しい使い方についてはこちらの虫食いノートの使い方をご覧ください。   まとめ 今回の記事では、世界史で点数アップを狙いたい人におすすめな学習方法や誰でも無料で使えるらlearningBOXをご紹介しました。 learningBOXの機能には学習者の暗記を手助けする機能や、自学自習を効率よく進めていくためのコンテンツがとにかく豊富で充実してます。 弊社のeラーニングシステムは初めての方でも簡単に設定できるデザイン設計が特徴です。 learningBOXは、なんと期間無制限でご利用頂けるフリープランもご用意しています。 管理者を含め10名様まででしたら、有料のオプション機能を除き、ほぼ全機能が無料でお使い頂けるプランです。 この機会に是非、弊社のlearningBOXを使ってみてください。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「eラーニング学習システムを使った英語学習」
【2021年最新版】教育現場の課題とDX化に期待される役割

【2021年最新版】教育現場の課題とDX化に期待される役割

【2021年最新版】教育現場の課題とDX化に期待される役割 こんにちは!龍野情報システムの西村です。 デジタル技術の進化が著しい昨今、さまざまな分野でデジタルトランスフォーメーション(DX)化が推進されています。 私たちの生活はコロナ以降、リモートワークやWEB会議が一般的となり、働き方が大きく変化しました。 教育現場も例外ではありません。 長らく日本の教育現場はデジタル化が遅れていると指摘されてきましたが、文部科学省も本腰をいれて取り組み始めています。 そこで、今回の記事では、教育現場のDX化の現状と課題について詳しく解説します。   目次はこちら 1.世界に後れを取る日本の教育現場の現状 2.日本の教育現場が抱える課題とDX化に期待される効果 3.learningBOXは誰でも簡単にeラーニングを始めることができるLMSです 4. まとめ   世界に後れを取る日本の教育現場の現状 文部科学省が発行している文部科学白書(2020年7月末発行)によると、経済協力開発機構(OECD)が行った2018年度調査によると生徒の学校外でのインターネットの利用時間はOECD平均を超える一方で、コンピューターを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位という結果でした。 OECDが2018年に教員を対象に実施した調査でも、日本の教員が学校で生徒に課題や学級での活動に ICTを活用させる割合は20%未満で、参加48カ国中最下位レベルという結果が示されています。 ▼日本の教育現場の実態を簡単にまとめると 「コンピューターを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位」 「教員がICTを活用させている割合は20%未満で加盟国最下位レベル」   日本が抱える教育現場の課題 「人材の需要と供給が一致していない」との声は産業界からも多く聞かれ、日本の学校教育の変革は待ったなしの状態です。 現代社会は情報化が高度に進み、人工知能(AI)の進歩に象徴されるようにテクノロジーも進歩もますます加速します。 こうした変化に富んだ社会では、従来の集団、受け身スタイル・偏差値重視の受験制度では人材のミスマッチを解消するのに十分とは言えません。 重要なのは課題を自ら発見して解決するプログラミング的な思考、情報リテラシー、コミュニケーション能力などを総合的に身に着ける教育制度です。   文部科学省主導のGIGAスクール構想 文部科学省は日本の教育現場でICT活用が遅れていることを深刻に受け止め、2019年12月にGIGAスクール構想を提唱しました。 (GIGAはGlobal and Innovation Gateway for Allの略)ICT活用によって子供の学びの機会を公正に行き渡らせる環境を整え、子供の育成に携わる教師の負担を軽減しつつ、その力を最大限生かせる環境を作ることをGIGAスクール構想の目標としています。 具体的な取り組みとしては、一人一台のデジタル端末を提供する環境整備とそのための通信ネットワーク整備があげられます。 ICT教育で日本の教育現場を改革する ICTとは、Information and Communication Technology、を指し“情報通信技術”を意味します。 「ICT教育」とは、教育現場で活用される情報通信技術を活用した取り組みの総称です。 言葉にすると堅苦しく感じますが、学校の教室でイメージすると分りやすいです。 ・電子黒板に計算問題を掲示し書き込みながら解き方を説明する ・生徒がタブレットで作った発表資料を一瞬でクラス全員の端末に共有する ・課題の提出や定期テストをコンピューターで行い、教員が結果を即時に把握する 少し前には考えられなかった教育活動がICTの活用により可能となります。 ▼ICT教育についてはこちらの記事にて詳しく解説されています。   日本の教育現場が抱える課題とDX化に期待される効果 ICT活用の議論と合わせて、そもそも今の日本の教育現場が抱える課題とはどういったものでしょうか。 代表的な課題として「子供の多様化と教員の業務負荷増大」があげられます。 特別支援学校や小・中学校の特別支援学級に在籍する子供数が増加しています。 さらに日本語指導を必要とする外国人子供や、不登校の子供への支援など、さまざまな事情を抱えています。 それに呼応する形で、「事務仕事が多い」「保護者対応が大変」など教員の業務負荷も大きな課題となっています。 教育現場において重要なのは、一人一人の子供に、必要な学力や経験を得られる機会を均等に公正に与えることです。 そのために、教育業界のDXによって何が実現できるのかを確認しておきましょう。   個別最適化された学習の実現 一人一人の生徒の習熟度や能力に応じて、一律な学びの提供ではなく、個人に最適化された教育の提供の必要性が高まっています。 ICTを活用した教育では、学習ログなどのデータを個別に分析し、最適な教材を導き出すことが可能になっています。 また、日本語のサポートが必要な子供がいる場合に、自動翻訳技術を併用することで理解を進むことが期待できます。   事務仕事の効率化 教育現場でICTを活用すると、問題作成・採点・判定・結果通知などのプロセスにおいて手作業で行われる事務仕事が効率化され、成績データを一括管理できるほか人的ミスも防ぐことができます。 多忙を極める教員の業務の中から、定型的な事務作業を自動化し、業務負担を軽減することができます。 授業のための資料作成や研修、指導方法の検討など専門性を生かす業務に集中でき、子供と個別に向き合う時間が持てる可能性も高くなります。   高品質なデジタル教材活用による教育の質向上 従来、教員の力量に依存する部分が大きかった教育の質についても、ICTの活用で改善が期待できます。 事務仕事が軽減された教員は、より多くの時間をカリキュラム・教材作成に費やすことができます。 また生徒の学習状況も統計的につぶさに把握できるようなり、教育の質向上が期待できます。   learningBOXは誰でも簡単にeラーニングを始めることができるLMSです learningBOXは、「誰でも簡単にWEB学習環境が構築できることにこだわって作られたeラーニングシステム」です。 費用面でも操作面でもとにかく手軽に使い始めることができます。 学習教材の作成やテストの作成、採点、成績管理など学校教育で必要な全機能をカバーし、価格と使いやすさにこだわったeラーニング教材が作成できる学習管理システム(LMS)です。   ITに関する専門知識がなくても簡単に操作できます learningBOXはPC操作が苦手な方でも、専用の作成フォームから簡単にコンテンツを追加でき、グループごとに配布する設定も可能です。 教材のコース設定や、学習者のグループ管理、教材をグループごとに配布する機能など、利用者にあわせた細かな設定が可能です。   100アカウントでも年間33,000円から手軽に利用できる! 弊社の最大の強みは業界最安値であることです。 現在の市場に出回っているeラーニングシステムは非常に高額であり、主に大企業向けのシステムとなっているサービスが殆どです。 スタータープランですと、なんと、100名様で年間33,000円~(+税)、月額換算にすると、2,500円という低価格でeラーニングをご利用いただけます。 learningBOXのコンセプトは、「安くて、使いやすい」システムです。 learningBOXの無料プランについて learningBOXは管理者を含め10名様まででしたら、有料のオプション機能を除き、ほぼ全機能が無料でお使い頂けます。 学校教育で導入検討を考えている担当者の皆様!是非この機会に、弊社のlearningBOXを使ってみてください。 まとめ 世界に後れを取っている日本の教育現場のDX化ですが、コロナ禍もあり、改革は待ったなしの状況です。 ようやく本腰を入れ始めた文部科学省の強力な推進により、教育現場は着実に変わり始めています。 一方で、日本の教育現場が抱える生徒の多様化・教員の慢性的な業務負荷の高さは依然として大きな課題となっています。 ICT活用は目的ではなく、一人一人の子供に、必要な学力や経験を得られる機会を均等に公正に与えるという教育手段です。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「【2021速報】コロナ禍で加速する企業のDXに対する取り組み」

新入社員育成のためのオンライン研修とは?利点や課題を解説

新入社員育成のためのオンライン研修とは?利点や課題を解説 新型コロナウィルスの影響により、新入社員の為のオンライン研修を導入している企業も増加傾向にあります。 しかし、これから導入しようとしてもどのような利点や課題があるかわからないこともあるでしょう。 そこで今回の記事では、オンライン研修に対するメリットや課題について解説します。   目次はこちら 1.新入社員の研修にオンラインが活用される理由 2.新入社員にオンラインで研修する利点 3. 新入社員のオンライン研修の課題 4. 新入社員のオンライン研修で課題を解決する方法 5. まとめ   新入社員の研修にオンラインが活用される理由 新入社員研修にオンライン研修が活用されています。 これまでの新入社員研修といえば、集合研修と呼ばれる形式で講習会や勉強会などを催し、大勢が同時に学ぶケースが多かったといえるでしょう。 しかし、近年では新型コロナウィルスの影響があることから、感染リスクを軽減するため、オンライン研修に切り替えています。 研修スタイルをオンラインにした場合、新入社員研修を自宅で学べることに加えて、感染リスクの高い人込みを避けられるメリットがあります。   新入社員にオンラインで研修する利点 こちらのページでは新入社員に対してオンラインで研修する利点をご紹介します。    多くの人を会場に集めなくて良い オンラインを活用した場合、会場に新入社員を集める必要がありません。 そのため、前述したように新型コロナウィルスの感染拡大防止対策となるだけでなく、大勢の新入社員を収容できる会場の準備をする手間も省けます。   コストを削減できる これまでの講習会や勉強会と比較すると、オンライン研修では会場費や交通費などが発生しないため、コスト削減が可能です。 社員1人あたりにかかる研修費用 調査機関によると、2019年社員1人あたりにかかった研修費用は39,841円となっており、是年と比べると15%増となっています。 教育研修の現場では、「新入社員の教育」の実施率が最も高く、続いて「メンタル教育」「コミュニケーション教育」「キャリア研修」など、在籍社員への研修も導入傾向にあります。研修の数だけでなく、内容も様々増えていることから企業の研修費用が増加傾向にあることが予測されます。 オンライン研修の相場 オンラインでの研修やセミナーの相場は、1人あたり平均3,390円です。  セミナーの内容によって費用は変わってきますが、社内の研修の一部をオンラインに変更することでコスト削減は可能です。 社名 1人あたりの料金 SAKU-SAKU Testing 429円 社員研修VAプラス 495円 スクー 1,500円 ビズアップ総研 5,280円 リクルート 15,000円 ネオキャリア 20,000円 ※上記データは弊社調べによる算出結果になります。   何度でも復習してもらえる 研修内容が難しい場合、ついていけない新入社員もいることが想定されます。 しかし、オンライン研修では何度でも映像や文章を見返すことができるだけでなく、誰がどこまで学習を進めているのか把握できるため、学習レベルに合わせたサポートも行いやすくなります。 こちらは教える側にもメリットがあり、教育にリソースを割ける企業は多くはありません。 その為、研修の実施だけでなくアフターフォローもオンラインでサポートできるのは、忙しい現場にいるメンター(教える人)にとっても大きなメリットになります。   新入社員のオンライン研修の課題 ここからは、オンライン研修の課題を見ていきましょう。   コミュニケーション不足に陥りやすい オンライン研修の中のeラーニングは、配信された動画を見る・テキストを読むといったスタイルです。 そのため、工夫しなければ上司や同僚とのコミュニケーションが減少する可能性があります。   新入社員の能力を測りにくい オンライン研修では、新入社員の能力を把握しにくいといえます。 勉強の進捗具合はチェックできたしても、どこまで理解を深められたか、業務にどう応用するかなどはわかりにくいためです。   スケジュールを立てる 研修をいつまでに終えたいのか、スケジュールを作成します。 学習方法によって習得までの期間に差が出るため、期日までに研修を終えられる学習方法を選びましょう。   体験しながら学べない オンライン研修は、直接触れる・実行してみるなど、体験しながら学ぶ内容は不向きです。 動画やテキストで理解はしてもらえても、実務的に活用できるかは未知数といえます。   新入社員のオンライン研修で課題を解決する方法 オンライン研修の導入における課題の解決方法を見ていきましょう。   OJTやメンター制度を導入 OJTは、実際の業務をこなしながら研修をするスタイルです。 一方、メンター制度では、先輩や上司が新入社員の精神面のケアを行います。 いずれもコミュニケーションを取りながら学べ、相談できる環境です。 オンライン研修と組み合わせることで課題を解決できます。   eラーニングとウェビナーを組み合わせるオンライン研修には一方向・双方向それぞれの手法があります。 例えば、eラーニングは、動画やテキストを一方向に配信するため、いつでも復習できるメリットがあります。 ウェビナーは、リアルタイムでオンライン研修を受けながら、質問があればチャットで質問・相談ができる形式です。 また、ZoomなどのWeb会議ツールを使用すれば、質問も自由にできるなど双方向のやりとりができます。 オンライン研修ができる手法には種類があるため、組み合わせてそれぞれの課題をクリアすることが可能です。   まとめ 新入社員のオンライン研修には多くの利点があります。 しかし、それぞれの学習スタイルを把握しておかなければ課題を解決できません。 新入社員にはどのような形で何を学んでほしいか、ゴールを決めてからオンライン研修の導入を検討すると良いでしょう。 多様な教材形式がある「learning BOX」では、バリエーション豊富な問題作成や教材により、様々なオンライン研修の状況に合わせたeラーニングの作成・配信が可能です。また、直感的に操作ができるデザインなので教わる側にとっても使いやすい為、学習時のストレスの軽減につながり、より効果的な学習ができます。   ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「オンライン学習最前線!eラーニングを支えるLMSとは【2021年】」
人材育成に役立つ研修プログラムの作り方や必要性を解説

人材育成に役立つ研修プログラムの作り方や必要性を解説

人材育成に役立つ研修プログラムの作り方や必要性を解説 人材育成をする際、研修で多くのことを学んでもらうことを目的とする企業は多いかと存じます。 研修を行う場合、事前にプログラムを作成すると計画的に学習が進められます。 しかし、どのようなプログラムを組めばいいのかわからないという声も聞かれます。 本記事では、効率良く学ぶための研修プログラムの作り方についてみていきましょう。   目次はこちら 1.研修の必要性 2.研修プログラムとは 3. 研修プログラムの作り方 4. まとめ   研修の必要性 人材育成を効率的に行おうとする場合、定期的な研修が必要です。 例えば、スキルが必要ならスキルを習得するための研修を繰り返すことで、効率的にスキルアップしやすくなります。 また、リーダー管理職に対する研修の内容や方向性が正しければ、中長期的に会社の利益につながるともいえるでしょう。 また、以下のような事例を防ぐ場合にも役立ちます。   誤送信による情報漏洩での信頼失墜 誤送信による情報漏洩は、人の手によるメール送信の際に起きがちなミスの代表例です。 例えば、送信相手・送信内容など二重チェックや三重チェックなどを徹底していれば起こらないミスの代表例でもあるため、研修によって学習することで防止につながりやすくなります。   データ持ち出しによる巨額の損害発生 持ち出し禁止のPCを持ち出したうえに紛失した場合、巨額の損害を発生させることもあります。 これも、機器管理の徹底や会社としてのセキュリティ体制を整えることで防ぐことが可能です。 研修によってリスクを知ることで危機意識を高められます。   研修プログラムとは 研修をスムーズに行うために、誰に対してどのような研修を行うか、それぞれの研修作成時に、意識するべきポイントを紹介します。   新入社員に基本的なスキルを学んでもらう 新入社員は、業務内容のみならず電話の対応・メールの送り方など、社会人としての基本的なルールも覚えていく必要があります。 新入社員に対する研修プログラムを作成する場合は、基本的な社会人としてのスキルを研修内容に含めましょう。   業務内容を覚えてもらう 研修プログラムに取り入れる業務内容は、立場によって変化します。 新入社員・中堅社員・中途採用者などの立場だけでなく、業種によっても研修する内容は変わります。 例えば、総務であれば、勤怠に関わるルールや管理方法、営業であれば商品の詳細を覚えていく必要があるでしょう。 企業によってさらに業務内容に細かな違いが生まれるため、独自性が求められます。 研修プログラムを検討する前に、対象者に学んでほしい業務内容は何か、詳細まで定めておくことが大切です。   研修プログラムの作り方 研修プログラムは、次のような作り方で決めていきましょう。 目標や勉強方法などを定めることで、より研修の効果をアップさせることが可能です。   目標を持つ 研修を終えた際、社員にどのような状態になっていてほしいか明確に伝えましょう。 例えば、「社会人として基本的なビジネスマナーを知ってほしい」「自社製品の特徴をすべて覚えてほしい」などは明確な目標といえます。   勉強方法を定める 勉強方法には、業務を通じて学んでもらうOJT・業務外の場所で講習会をするOff-JT、自ら書籍などをみて勉強する自己啓発があります。 それぞれメリット・デメリットがあるため、目標にあわせて選択しましょう。   スケジュールを立てる 研修をいつまでに終えたいのか、スケジュールを作成します。 学習方法によって習得までの期間に差が出るため、期日までに研修を終えられる学習方法を選びましょう。   予算を決める 研修方法によっては、費用がかかります。 例えばOff-JTでは、会場費用・交通費支給・講師への依頼料など、さまざまな面でコストがかかる傾向です。 また、自己啓発では社員自らが購入した書籍費用の負担なども検討する必要があります。   オンラインでの研修も検討する 近年では、オンラインでの研修も注目されています。 オンライン研修は比較的コストがかからず、自宅に居ながら学習が進められるだけでなく、何回も繰り返して学習することが可能です。 対面での研修にこだわらず、オンラインによる研修も検討しましょう。   まとめ 研修プログラムはひとつではなく、それぞれ特徴が違います。OJT・Off-JT・自己啓発・オンラインのいずれかのみを選択するのではなく、組み合わせてプログラムを作る方法もあります。 目標に向けてスムーズに進捗するようプログラムを作成し、研修を行いましょう。 多様な教材形式がある「learning BOX」は、豊富な問題作成システムにより教える側のコンテンツの作成や配信における悩みを解決できます。 また、直感的に操作ができるデザインなので教わる側にとっても使いやすい為、学習時のストレスの軽減につながり、より効果的な学習ができます。     ▼こちらもおすすめ!あわせて読みたい「【教育最前線】動画とeラーニングで効果的な新人研修を実施する」
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